sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

『浜松餃子まつり』2019 やっぱり浜松餃子はうまいっ!

こんにちはsannigo(さんご)です。

今日もまた秋晴れで良いお天気でした。本日の最高気温は20度、最低気温が10度。

「この差ってなんですか?」って聞きたくなるくらいの朝・晩の冷え込みがきついです。

 

今回のこの『浜松餃子まつり』2019へは、だいぶ色づいてきた街路樹のイチョウをながめながらウォーキングで出かけました。

芳しい香りがたたよう銀杏があちらこちらに落ちていたけど、今の時代拾う人もなく根っこの周りに溜まっていて何となく哀れな感じ。

茶碗蒸しに入っているおいしい「ぎんなん」は知っていても、道端に落ちているあの独特の香りがする黄色い物体が「ぎんなん」だと気づく人もあまりいないんでしょうね。

 

『浜松餃子まつり』2019 やっぱり浜松餃子はうまいっ![写真AC]

  

「浜松ぎょうざまつり2019」

  

「浜松ぎょうざ」が大好きな浜松市民の一年に一度のお楽しみ!「浜松ぎょうざまつり2019」は11月10日の今日と明日の二日間、浜松駅近くのアクト通りで絶賛開催中でございます。

 

 

「 浜松餃子まつり」会場

 

「 浜松餃子まつり」の会場は浜松駅から北東へ15分ほど歩けば到着するアクト通りです。

 

私が浜松餃子まつり会場に到着したお昼前には、すでにビール片手に立ったまま餃子を頬張る人たちで大賑わいでした。遠くから眺める餃子ファンが立ったまま餃子を貪リ食う姿を見たら「えー立ったまま食べるの?」と思われるかも?ですが、いわゆる立ち食い方式でテーブルが設置してあるのだから仕方ないのです。

 

大食い選手権並に餃子を味わう気満々でゲートをくぐると、浜松市内や全国からやってきた約30店舗の有名餃子店がにんにくの香りをプンプンばらまきながら自慢の餃子を焼いています。

 

激しいニンニクの香りを体中に浴びながら並ぶテントの前を求める餃子を探して歩みを進めていきます。「全国餃子」コーナーと「浜松餃子」コーナーは分かれているので目指すお店は割とすぐに見つかります。

 

やっぱり今年も長い行列ができているお店があります。けっこう早めに到着したつもりでも猛者に時間など関係ないということを忘れていました。

 

この『餃子まつり』は毎年恒例で「食べておいしいと思った餃子屋さんに投票する」というランキングを掛けた勝負になっているので業者さんも熱く燃えているので呼び込みの激しいことも楽しみのひとつ。

そんな中、まずはビールを買い求めるのはあたりまえ。

 

食べた餃子

 

ビニールコップのビール片手にフラフラと本日の「お昼ごはん兼おつまみ」を探しながら歩くのは最高です。

 

昨年は、浜松のうまいもん「空海」の餃子と、どこのお店かわすれちゃったけど丸い餃子を食べた記憶があります。今年は別のものをと思い探すのですが、やはり昨年の人気店は今年も人気のようですでに長い行列ができています。

 

根っからの日本人気質なので行列にヒジョウに弱いんです。その先に何があるのかを確かめずに、ついつい行列の最後尾にならんでしまう、悪い癖です。

 

↓ どこのだったっけ?

ポン酢でいただく餃子は、さっぱりしているので、いくらでも食べられますよ。

 

 

↓ お次は「仙台あおば餃子」です。

味がしっかりしているのでおつまみに最高です。みどりなのはシソだったような?

 

 

もちろん、第3回G1餃子王座の浜松餃子「浜太郎」もいただきました。さすがに人気店でひときわ長い行列で待ちくたびれるほど。

 

やっぱり舌が「浜松ぎょうざ」に慣れているからでしょうか?浜太郎うまいっ!!激ウマ。年間餃子購入額が、宇都宮といつも接戦するほど餃子が食べられている浜松市ですからまずいはずがないのです。

 

ところで、皆さんは浜松餃子を召し上がったことはありますか?召し上がったことはなくてもテレビでタレントさんが美味しそうに食べている姿なら見たことあるはず。では浜松ぎょうざについて書いていきますね。

 

浜松餃子とは?

 

円形に焼かれた餃子の真ん中にゆでたもやしが定番の『浜松餃子』定食はいかが?

[写真AC]

 

『浜松餃子』といえば、上の写真のように円形に焼かれた餃子の真ん中に茹でたもやしを添えたものが一番イメージしやすいのでは?

 

静岡県浜松市には餃子専門店がなんと約80軒あります。餃子をメニューとして出す飲食店を含めると300軒以上です。

 

『浜松餃子』の特徴はというとキャベツをたっぷりと使った甘味が特色なんですね。なぜか薄い塩味で軽く茹でたモヤシを餃子の中心に添える独特のスタイルなんですが、このスタイルには少々疑問があります。

 

私がこの茹でたモヤシを中心に添えるというスタイルに出会ったのは割と最近だと記憶しています。まぁ最近と言っても、例の宇都宮と餃子の対決が話題になってからかな?とは思っていますがどうでしょう?

 

浜松餃子のスタイルは石松餃子から

 

調べたところ、この茹でたモヤシを中心に添えるというスタイル石松餃子(現在2代目)の先代が、屋台時代に家庭用のフライパンを使って、餃子を丸く並べて焼く時に出来た中央の空間に店のサービスで茹でたモヤシを添えた事が始まりであるとの記載がありました。

 

ただ、この石松餃子の先代がいつから屋台で餃子を焼いていたか知らないのでどうにもこうにもなりません(笑)

 

この石松餃子の2代目がなにやらすごいらしいです。2代目は飼料に麦を混ぜて育てた遠州麦ブタを使ったり、キャベツを季節によって仕入れ先を変えたりして具材にかなりのこだわりがあるのだそう!

 

あとタレも土地柄でいろいろちがうのですが、『浜松餃子』はそれぞれのお店でタレにこだわりがあるんだとか、私にはどこも同じような気がすしますが気の迷いでしょう。きっと配合とかがわずかにちがうのではと思っています。

 

また石松餃子の話しになり恐縮ですが、石松餃子の先代は「森の石松」で知られる森町の出身

 

「森の石松」と言ったって知らないよね。だってさぁ「清水の次郎長」を知らないんでしょ?講談や浪花節で有名なんだけど…私が子どもころ(1971年)に竹脇無我が次郎長で、森の石松はあおい輝彦が演じていたんだけどね。「あんた江戸っ子だってね、食いねぇ、食いねぇ、寿司食いねぇ」とか「馬鹿は死ななきゃ直らねぇ!」とか。

 

終戦後この森町出身の石松餃子の先代が浜松駅近くで出店屋台を開いていたそうじゃ。

その時に満州などで餃子の作り方を覚えてきた復員兵から餃子を食べたい!と言われて復員兵からレシピを聞きながら作ったのが浜松餃子の発祥と言われてるそうじゃ。

 

浜松餃子の歴史

 

ところが浜松市での餃子の歴史は実は「石松餃子」よりも、もっと古くからあって戦前から浜松市に住んでいた中国人が中華料理の一品としてとっくのとんまに焼き餃子を提供していたそうじゃ。

 

浜松餃子の発祥は石松餃子の先代だと思いたければ思えばよいし、いやいやその前からじゃと思いたければそれで良し!浜松餃子がいつの日もおいしいことだけは事実だからじゃのう。

と意味不明な昔話にしてみました。

 

あんなこんなの歴史からか浜松市内の餃子専門店にいくとほとんどのお店が茹でもやしを添えています

 

タレは酢醤油ばかりでなく秘伝のタレというところが多いような気もします。ただ餃子専門店にいくと餃子以外のメニューが少ないのも特徴でやたらとビールがいけてしまいます。

 

私が知っている範囲での発祥と言われているお店は「福みつ」「喜慕里」ぐらいしか知らないし、いつも食すのは「五味八珍」であ~る。

 

浜松市民は数十個の餃子オンリーで白ごはんなどは邪道だ。とビールで腹を満たすのが行儀だと教えられて育つもの。ちがったらごめんなさい。

  

浜松餃子の定義とは?

 

「3年以上浜松市に在住して、市内で製造されていること」だそうで、特にもやしは必要ないようで思ったとおりでした。

 

ただ「浜松餃子といえば!」というイメージ戦略は大事なので「中央にもやしが乗っている」ということにしておきましょう(笑)とにかく浜松餃子といえば「円形焼きで中央にゆでたもやしが添えられているのです。

 

じゃあもやしが乗っているのは良しとして「なぜ”もやし”が乗っている?」このクイズに答えられますか?

 

浜松餃子にはなぜ”もやし”が添えられている?

 

良いクイズです。答えはちゃんと用意してますよ。


ジャジャン♪その答えは?

「お刺身に妻が付いているのだから、餃子に何かあってもいいのでは?」

なんとも安直な答えです。でも事実ですから~きっとお店はいろいろ考えたのでしょう。

・もやし=容易に手に入る

・もやし=餃子の油っぽさを抑える

「そんじゃあ、もやしでいいらぁ!?」ってなもんです。

 

 いやいや、「刺し身の妻」と「餃子のもやし」そこ一緒にしますか?って感じですが、店主が良ければすべて良しでございます。確かに餃子を食べたあともやしでお口が少しさっぱりするのは、事実ですから正解なのかもしれません。

浜松で餃子をよく食すようになったのは?

 

浜松市で餃子がたくさん消費されるようになったのは、浜松市内やその周辺ではもともとの餃子の餡になるキャベツや豚肉の生産が盛んだったからだそうです。

 

キャベツをたくさん使うことで豚肉のコクを出すことができるそうです。このキャベツと豚肉がたくさんあれば、安くておいしい餃子をたくさん作ることができますもの。

安くておいしければぜったい家庭でもたくさん食べるってことです。しつこいようですが、私は庶民的な「五味八珍」の餃子がけっこう好きです。かなり推していますが本当に大好きなんです。

参照元:餃子 - Wikipedia

 

▼イチオシの「五味八珍」の餃子はこちら

  

 

 ▼話題に出てきた「石松」の浜松餃子はいかが?
 
 

 

 

餃子まつり会場は、ビール、レモンサワー、ハイボールなど種類も豊富。しかも、ビールは売り子さんスタイルでの販売もあったので大興奮です。

 

田舎もんなのと、あんまり出かけない引きこもりなので、テレビ以外で初めてこの目で見てしまいました。背中に背負っているビールはかなり重そうでした。慣れてないもんね仕方ないですよ。

 

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ビールの売り子さんのイラスト

ウォーキング

 

もちろん往復はウォーキングです。行きはもう気が焦るので早歩きでガンガン進めましたが帰りはかなり気持ち良くほろ酔い気分でフラフラと帰路につきました。

 

本当のところ往復11kmをウォーキングするという方がメインというつもりなんですが、結局往復で2時間10分程度ちょっと郊外(田舎)から駅前まで歩くことができました。先週近所を歩いた時とはすっかり景色が変り「ザ・秋」になっていてビックリでした。写真をみてもらうとちょっと紅葉してますでしょ。

 

復路のウォーキングは正直きつかったです。「行きはよいよい、帰りはこわい」ってまさにこのことです。

 

えっ!何がきついの?って、それは”言わぬが花”なのですが…。ちっちゃくそりゃお手洗いが近くなってしまうから~。

その節は「杏林堂さん」のお手洗いにお世話になりました。ありがとうございました。

 

最後に

 

 「浜松餃子」に「ウォーキング」を十分に楽しむことができた良い週末でした。来年も変わらず開催されることと、ウォーキングで会場まで歩くことができる自分でありますように!

 

今回も『浜松餃子まつり』が開催された会場は「浜松のシンボル」でもあります「アクトタワー」のご近所になります。駅からも近いので浜松駅から歩いてこられた方も多かったことでしょう。

 

⬇ かっこいいでしょ?アクトタワーです。

 

皆様がお泊りに来られるとしたら、アクトタワー内に「ホテルオークラ」があります。遠州灘まで見渡せる展望スポットです。くわしくはこちら ⬇

 

www.act-okura.co.jp

 

アクトタワー周辺は街路樹が茂り、自然があちこち配されています。この辺に住んでる方は気持ちよく散歩できて本当にうらやましいです。しかも、おしゃれ!

 

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、またです。