こんにちは、sannigo(さんご)です。
Merry X'mas♡ すてきなクリスマスをお過ごしですか?
年末の忙しさも一段落。
先日、届いた「JAF MATE(日本自動車連盟)」をやっと開く余裕ができました。
見出しに「みんなで考えよう!高齢者の運転」があったので、アラカン女の私は、興味シンシンで読み始めました。
このJAFの冊子に「運転時認知障害 早期発見チェックリスト」というチェック表が掲載されていました。
チェックした結果、5つ以上にチェックが入った方はMCI(軽度認知障害)の疑いあり!だそうです。もし5つ以上のチェックが入ってしまったら、認知症予防に心がけるとともに、時々チェックし、項目が増えるようであれば、専門医や専門機関を受診しようだって…
アラカンとはいえ、まだ56歳の駆け出しなので「まぁ大丈夫だろう」と気軽な気持ちでチェックしてみました。おそる、おそるチェック表を進めるのですが、ひとつ、ふたつ、みっつと順調にチェックが増えてきて不安も募るばかりです。
不安を抱えたままチェックをすすめた結果は?
ジャジャン♪
なんと20個にチェックが入ってしまいました(泣)
私のこの結果はかなり、ひどい、まずい状況です。
「MCI(軽度認知障害)の疑いあり」とは!
重ねる年齢のこと、生活、車、お金などいろいろ考えなくてはいけないと思い始めました。とりあえず運転免許の更新、軽度認知症の疑いありで検討し始めました。
「軽度認知障害」の疑い
根拠
「運転時認知障害 早期発見チェックリスト」の結果、20個にチェックが入ってしまったためです。
先ほども書きましたが、
5つ以上にチェックが入った方は、MCI(軽度認知障害)の疑いあり。
認知症予防を心がけるとともに、時々チェックし、項目がふえるようであれば、専門医や専門機関を受診しましょう。
と、チェック表には書かれています。
<もし興味がある方はこちらでできます>
↓ お試しください。
やってみよう!「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」 警視庁
私の結果はかなり、ひどい、まずい状況です。MCI(軽度認知障害)の疑いありとは。
軽い気持ちで始めたのですが、重い結果にどぎまぎします。
ちなみにチェックがついてしまったのは、
1 車のキーや免許証などを探し回ることがある。
2 今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。
3 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウインカーなど)の名前を思い出せないことがある。
4 道路標識の意味を思い出せないことがある。
5 運転している途中で、行き先を忘れてしまったことがある。など
※書ききれないので、JAF Mateがあったら、やってみていただけますか?
YOU_KAZさんによる写真ACからの写真
この結果から私のような56歳のアラカンでも、認知機能の衰えが高齢者以上の場合も十分考えられます。それなら、やはり免許証は返還することが「世のため、人のため、自分のため」ではあるまいか?と考え始めました。
免許証返納を考える
免許証返納を訴える声
毎日のように高齢者ドライバーによる交通事故のニュースが流れています。そしてニュースでは高齢者に「自ら早めの免許証の返納を」と訴えています。
「みんなで考えよう!高齢者の運転」の記事の中で、「高齢者の運転免許制度は、いまのままでいいと思いますか?」というJAF MATEの読者アンケートの結果が載っています。実施は2019年7月です。
結果はというと…
<トータル>
はい・・・20%
いいえ・・80%
特に年齢層別のアンケート結果は
<29才以下>
はい・・・7%
いいえ・・93%
<30~49才>
はい・・・9.4%
いいえ・・90.6%
結果として「いいえ」のなんと多いこと!
ほとんどの、働き世代は「このままではいけない!高齢者の事故をどうにかして!
高齢者は免許証を返納すべし!」って思っているってことですね。
この結果に「確かに、その通りだけどすぐには免許証を返納できないし運転するしかないのだけど。」というどうしようもない理由もあるんです。
返納できない理由
本当に車がなくては生活できない人が居るんです。
市街地にお住まいの方にはわかりにくいかも?ですが、ふだんの買い物、通学・通勤、村内の会合、なんなら回覧板を回すだけにも車がないと不便な地域があります。
待ちに待った国内旅行に出かけるにしても、駅までは車で行かなくちゃ早い時間のバスもないし帰りのバスだって時間的に無理!だから駅までは車で出かけるという地域の人たちが車を持たなくなったら旅行にもかんたんに出かけられない。しかも過疎化で若い息子や嫁は東京に住んでいるから送り迎えをしてくれる人もいない。
高齢者本人も運転もそろそろ無理かも?ってわかっていても運転せざるを得ない事情があるんですよね。たとえば「ポツンと一軒家」みたいなところを想像してもらえればわかりやすいでしょう。
けっこうな高齢者の方が軽トラックをかなりの山道をプロドライバー並みに運転しているところが映し出されます。かなり素敵です。実は実家あたりもそれに近い感じです。
となると、高齢者が運転しても安全な車が必要になります。
そこで登場したのが高齢ドライバーの事故を抑止するための機能付きの自動車です。
①衝突被害軽減ブレーキ
前方の車に衝突しそうな場合に警報を発したり、ブレーキを掛ける。
②ぺダル踏み間違い時加速抑制装置
ペダルの踏み間違いを検知して急加速を防ぐ。
などの先進安全技術が搭載されている車を、利用することが事故抑制につながっていくわけです。
自動ブレーキ義務化
2021年11月からすべての国産新型車に自動ブレーキが義務化されます。
2019年12月17日、国交省から自動車の衝突被害軽減ブレーキ(AEBS/アドバンスド・エマージェンシー・ブレーキ・システム)国内基準と義務化の内容が公表されました。
※義務化の時点で販売されているクルマ(継続生産車)は2025年12月以降、同じタイミングでの軽トラックはさらに後倒しで2027年9月以降に義務化が課せられます。
あと約2年で実施ですね。
機能付きの自動車は高そうだし、もう収入もすずめの涙なのにローンを組んで自動車を購入する気力も財力もないんです。しかも今乗っているクルマも来年には購入から13年めを迎えます。
お察しのように税金が上がるので、新しい車に買い換えるのがベストですが、先立つものもありません。そこへチェック表の結果が「MCI(軽度認知障害)の疑いあり」ときたんです。
高齢者でなくても身体の衰えはある
最近車を運転していて「ヒヤリ」「ハット」なんてしょっちゅうあります。高齢者というのが実は何歳からかは知りませんが、個人差があるのも事実です。
私の場合は高齢者と呼ばれるには少し早い年代ですが、身体の衰えはかなり感じてしまっています。
5~6年前に、近所のスーパーの駐車場で、このような事故がありました。新規グランドオープンというおめでたい開店日目前に、メイン入り口前に駐車した高齢者が駐車場から出る際に、ブレーキとアクセルの踏み間違えてしまった事故です。
その車はそのままお店の入り口に突っ込みました。入り口の大きなガラスが割れたり、建物の破損はあるものの負傷した人は居なかったという不幸中の幸いな事故。
とりあえず、修理ができてオープンしたのですが、その後すぐに、同じ場所で同じようにブレーキとアクセルの踏み間違いでお店に突っ込まれる事故が発生しました。
「なんで?」と疑いたくなるような、お店にとっては新規のオープン時点でのかなり痛手を負う事故ですよね。当時の私は、どちらかというとお店側の立場で、この事故を捉えていました。
無責任に「けがをした人がいなくてよかったね。」みたいな感じです。逆に「お店が復活できるとよいのだけど、復活できないと買い物できないじゃん。」あまりにも他人事な感じです。自分はあくまでこうした事故は起こさないという自信があったんです。
年齢的にも、まだアラカンとはいえ50歳代なんだからと楽観していたんでしょう。でも今回の「運転時認知障害 早期発見チェックリスト」の結果がここまでひどいとは、ちょっと予想もしていなかったんです。
「高齢者事故の多発」とか、「免許証の返還」のニュースなどは他人事と感じていました。まだまだ自分は若い方の人って思っていたんですね。
高齢者のことは高齢者におまかせ!みたいな感じで、「高齢者の運転免許制度ってこのままでいいの?」なんて思っていたわけです。自分が衰えて、事故を起こすことなど想像もしていなかったのです。たったの5~6年で人の健康状態や精神状態は変化します。
ここまで、自分の体力や気力が低下するとは!本当に想像力が足りませんでした。でも、今回「運転時認知障害 早期発見チェックリスト」を試して出た結果のおかげで、「もう私は運転したら、あぶない方の人」と自覚できました。
そして、私のように認知機能のおとろえが高齢者以上なら、やはり免許証は返還することが、世のため、人のため、自分のためではあるまいか?という考えにシフトしてきました。
最後に
今回「運転時認知障害 早期発見チェックリスト」を試して出た結果が「MCI(軽度認知障害)の疑いあり」でした。このチェックリストを試したおかげで「もう私は運転したら、あぶない方の人」と自覚できました。
「免許証の更新をしない」「免許証を返納する」「運転はもうあきらめる」「車を買い換えるお金はない」などもろもろを友人に相談したり、ネットで調べてみました。
結果的には「運転免許証の返納」まで大げさでなくても、運転を控えると意味で自分用の車は必要ないのでは?という感じにおさまりました。
前向きに考えれば今住んでいるところは、「ポツンと一軒家」ではないので、車がなくても自転車があれば普通に暮らしていけそうです。しかも、今の「ひきこもり」状態だったら、逆にクルマって必要ないです。むしろ不要!維持費もけっこうするので節約!!になります。
節約という面では、自動車税に、任意保険、自賠責、車検、1年点検、半年点検、車検、JAF、ガソリン、洗車、駐車場などもろもろの費用が必要なくなるということ。
いままでお世話になっていたディーラーさんには大変申し訳ないし、年に3回くらいもらえる高級ティッシュがもらえなくなるのは悔しいけど・・・車は処分して免許証の更新や返納までは必要ないけど、車の運転をしないで生活をしていく方向で考えがまとまってきました。
今回はこのへんで終わりにして、次回はもし車を処分すると、どのくらいの節約になるか調べてアップできるようにしたいと思っています。
※追記【/12/26 ↓↓↓こちらの記事を書きました。結果約33万円の維持費が節約になります】
車の維持費を計算したら、かなりの額だったので売るのがベスト! - sannigoのアラカン日記
ちなみに、売却するタイミングで査定額が違うんですって。「車の買取額相場が高くなるのは、7月から8月、1月から3月。」絶好のタイミングでの思いつきです。
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自転車の交通ルールや「自転車安全利用五則」について50歳代が考える - sannigoのアラカン日記
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、またです。