sannigoのアラ還日記

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「ダンゴムシ」が子どもに大人気って本当?って思ったらガチャガチャだった

🕖2020/01/08  🔄2022/10/11

こんにちは、sannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

昨年になりますが、愛読している中日新聞の記事ですが、「子どもに大人気のダンゴムシ」という記事タイトルが、すこし気になり今回はダンゴムシについて書いていきます。

 

問題の記事ですが、『子どもに大人気のダンゴムシを集めた企画展「だんごむし展」が2020年1月11日、磐田市大中瀬の市竜洋昆虫自然観察公園で始まる』という記事タイトルなんです。

 

あの丸まるグレーの「だんごむし」ですよね。みなさんはいかがでしょう?はたしてかわいいでしょうか?

 

本物の「ダンゴムシ」の写真ですが丸まってはいないところです。[写真AC]

 

なんて思っていたら、私ったらなにやら大きな勘違いしていたようです。この子どもに人気のあるというのは、実は2018年の夏に登場したダンゴムシのおもちゃのことだったみたいで大いに反省しているところです。

 

なにやらそのダンゴムシのおもちゃは、登場以来SNSで話題となって発売直後に即完売という人気ぶりで、販売開始から約5ヵ月で50万個以上を出荷する大ヒット商品となっていたそうです。

 

そのダンゴムシのおもちゃとは、ズバリ、バンダイが発売したカプセルトイ「だんごむし」のことだったんです。

 

バンダイのガチャポンで人気のダンゴムシのようす[写真AC]

 

 

 

カプセルトイ「だんごむし」とは?

 

バンダイが2018年6月4日に発表した、ダンゴムシを1000%スケールで立体化したガシャポン(カプセルトイ)の「だんごむし」が、いきなりネット上で大きな話題を呼んだことからこの「だんごむし」の快進撃が始まったようです。

 

ダンゴムシの構造を研究することからはじまり、開発には2年の歳月を経て誕生しました。おもしろいのは、おもちゃでもしっかり丸くなるところ。

 

さらに、ガチャガチャなどからおもちゃが出てくるときは、ほとんどが丸いカプセルに入っていますよね。ですがこの「だんごむし」に関しては、自らが丸くなれるので、包装用の丸いカプセル無しで自販機から出てくるわけです。

 

いわゆる”カプセルレス”な”カプセルトイ”です。ですから包装用のカプセル分だけ費用がかからないという経費削減にもなってしまったのですから、バンダイさんは多分大喜びしたことでしょう。

 

丸まった状態の直径は約74ミリ、広がった状態の全長は約140ミリで、カラーは黒、青、白の3種。

 

BANDAI DANGOMUSI全3点セットの写真

 

ダンゴムシに足は何本?

 

この「だんごむし」ですが、裏返すと足がびっしり生えているリアルさなので、何本あるかもまるわかり。昆虫図鑑が大好きな少年たちには堪らないはず。

 

[ダンゴムシに足は何本?]の答えは、ダンゴムシの足は14本あります。

 

からだは、頭部・胸部・腹部・尾部の4つから できています。 実は、ダンゴムシはカニやエビの仲 間で甲殻類なのです。

 

カプセルトイの「だんごむし」は3色のカラーですが、実は本物の「ダンゴムシ」にも、病気などが原因で青色のものと白色のものが実際に居るそうで、通常の黒色もあわせて3色。

 

おもちゃの色も本物と同じだとは!これまた、勉強になります。

 

・青いダンゴムシ

「鳥の糞などに含まれる『イリドウイルス』と呼ぶ細菌に感染すると、ダンゴムシは青く変色する。

 

・白いダンゴムシ

先天性の遺伝子疾患である『アルビノ』

 

参照元:話題のカプセルトイ「だんごむし」なぜ開発? 生みの親に聞いてきた:開発2年「奇跡が起きた」Tmedia ビジネスオンライン

 

 

「ダンゴムシのふん」に、あるすごい細菌を発見

 

今度は本物のダンゴムシについて、ある発見があったそうなので記しておきます。

 

ある発見とは、島根県立出雲高2年生で【文部科学大臣賞】に入賞された男子生徒さんが、小1から研究、11年目でやっと解明したとのこと。

 

内容は「ダンゴムシのふん」にあるすごい細菌を発見したようなのですが、素人にはちょっと見当もつかず、ごめんなさい。でも11年も研究を続けていたことがすばらしいじゃないですか。おめでとうございます。

 

\くわしくはこちら/

ダンゴムシのふんに秘密 小1から研究、11年目で解明:朝日新聞デジタル

 

では、そろそろ本物のダンゴムシの生態とかを調べていきます。

 

ダンゴムシって?

 

我々が子供のころは、子どもたちにとってダンゴムシはとても親しみやすくて馴染み深い生き物でした。

 

子どもたちの普段の生活圏、たとえば公園や保育園などの『お砂場』などに生息しているので出会う機会が多かったんです。

 

あのころは(アラ還が子供の頃)庭や草むらなどのどこにでもダンゴムシは居たので、特に探し回った記憶もありません。

 

大人になった今、あまりダンゴムシを見かけなくなったのは、砂場や草むらが減ったことと合わせて自身の身長が伸びて、地面を這って生活しているダンゴムシに背の低い子どものようには気づけなくなったこともありますね。

 

アリの行列や自分の体よりも大きな餌をはこぶアリを、飽きもせずに眺めていて、おやつの時間を無駄にしてこともありました。

ダンゴムシはコオロギやバッタみたいに飛び跳ねないですし、チョウチョやトンボのように逃げもせず、動くといってもノロノロで、指で摘んでも芋虫ほどのニュルニュル感がないので女の子にも人気があったのかもしれません。

 

触るとくるりと体を丸めて球状になる姿や、かまれる心配もないことなどから、子どもがたくさん集めたり飼ったりすると新聞記事にもありました。

 

「ダンゴムシ」はワラジムシ目のオカダンゴムシとのこと

 

(団子虫、英:wood louse, pl. wood lice)とは、ワラジムシ目(等脚目)の動物のうち、陸生で刺激を受けると体を丸める(団子のような体勢になる)習性を持つものを指す。一般に「ダンゴムシ」と呼ばれるものはオカダンゴムシである。

広意の土壌に生息して分解者の役割を担っており、土壌形成上一定の役割を果たしているものと考えられており、食性と生態から自然界の分解者という要素が強い。

引用元:ウィキペディア

 

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どうやら、 ワラジムシ目のオカダンゴムシが、私が知っている「ダンゴムシ」の正式名称のようです。では、ワラジムシ目って?

 

ワラジムシ目って?

 

ワラジムシ目および等脚目(とうきゃくもく、Isopoda)は、軟甲綱真軟甲亜綱フクロエビ上目に属する甲殻類の分類群である。等脚類(Isopod)と総称され、ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシなどを含む。陸上、海水、淡水に住み、体長は0.5-1.5cmのものが多い。雑食性であるが、寄生性の種や海中の木材に穴をあける種もいる。

引用元:ウィキペディア

 

ビックリですよね。ワラジムシ目は昆虫ではなくて、エビやカニの仲間なんですよ!

では、ダンゴムシはふつう庭やプランターの中で見ますが、一体なにを食べていると思いますか?

 

飼育中のダンゴムシのえさは?

 

主食が枯れ葉、タンパク質源にチーズや煮干しが定番です。枯れ葉以外に、動物や植物も食べるようで雑食性ということになります。

 

なんでも食べ物にしてしまう雑食性ですが、えさの基本はやっぱり枯れ葉のようですね。

 

枯れ葉がおすすめな理由は?

 

・手に入りやすい

・ダンゴムシの隠れ家になる

・ダンゴムシの水避けになる

・ほぼ臭わない

・景観(見た目)を損なわない

 

チーズやにぼしなどが定番のえさも与える理由は?

 

枯れ葉だけでは栄養不足になることも考えられるので、タンパク質やカルシウムなどを含むほかのえさも定期的に与えると良いようです。

 

ダンゴムシに人気のある枯れ葉は?

 

枯れ葉の種類、朽ち具合やダンゴムシ自体のそれぞれの好みによって、えさの枯れ葉への食いつきにも違いがあるようです。実はホオノキの枯れ葉が人気で、クスノキはあまり人気がなく食べないようです。

 

ダンゴムシを採集した付近で、色んな種類の枯れ葉を確保する必要がありそうですが、基本的にはよく朽ちていて、やわらかく湿った枯れ葉が好物のようですね。落ちたばかりの硬い新しい枯れ葉はあまり食べないから多分きらいなんでしょうね。

 

 

最初に目に留まった記事の『だんごむし展』について

 

展示日時:2020/01/11~3/1(木曜休館)このイベントはすでに終了しています。

入園料:大人320円
    小中学生110円

場所:磐田市大中瀬 市竜洋昆虫自然観察公園

 

【イベント内容】

 

ペットとして品種改良されたものなど約十種を展示し、触れるコーナーも設け、飼育したい人は、公園の西ゾーンで採集できます。

 

アルビノだったり、品種改良されたりした体全体が白いオカダンゴムシや、赤っぽいダンゴムシも見られます。

 

在来種で朽ち木などで生活するのに適するように、体の外周のふちが幅広になったフチゾリネッタイコシビロダンゴムシもご覧になれますし、横4m、縦40cm、深さ10cmほどの木箱に枯れ葉を敷いた中で動くオカダンゴムシには、素手で触ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

※ 2021年の現在このイベントは終了していますが、以降「ゴキブリの展示」などで話題に上がるようになり、今では人気の施設になっています。

 

現在も昆虫や自然に関するいろいろなイベントが頻繁におこなわれていますので、興味があるようでしたらイベント情報を確認のうえ訪れてみてはいかがでしょう。

 

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まとめ


子どもの頃は、もしかしたら飽きもせずダンゴムシを転がして遊んでいたかもしれないのですが、50年も前のことなので、記憶にも全くなくて、ダンゴムシなんて絶対に好きでないはずと思いこんでいました。

 

そんなダンゴムシが、実はおもちゃになって大人気だったとは。ガチャガチャで人気があるようで、発売当初はいろいろな種類のダンゴムシをGETしようと子どもたちがたむろしていました。

 

しかも、最近でもまだその人気は衰えていないようで、楽天やAmazonで販売されていて、これまたビックリでした。

 

今や「ベランダガーデニング」をしているため、プランターのパンジーやガザニアの根っこを、切ってしまう天敵と感じています。

 

やっつけてしまおうと常々思っているのですが、なかなか良いお薬が見つかりません。なにかご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただけるとうれしいです。

 

いつも拝見しているママにも出来る害虫駆除というブログがあるのですが、虫のことを勉強させてもらっています。いつも、ありがとうございます。

今回の「ダンゴムシ」に関しては、まだ記事がなかったようなので、何か機会がありましたら、ダンゴムシのことも教えていただけるとうれしいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。