こんばんは、sannigo(さんご)です。
今朝の新聞記事に「警戒」の文字を発見!なにごと?って思ったら、新型肺炎「人から人へ」の見出しで、コロナウイルスのことだと わかりました。やっぱり人から人へ感染するんですね。予防法はマスクに手洗いだからインフルエンザと同じでいいんですかね。
はじめに
昨年「たけしの家庭の医学」というテレビ番組で『シークワーサー』の『ノビレチン』がアルツハイマー型の認知症予防の効能があると放送後、一時期、沖縄中のシークワーサーがなくなった。と言われるほどに評判になりました。
また今回も私はJAの直売所で上の写真のシークワーサーを仕入れてきました。やはり110円です。この量で110円、安い、安過ぎですよね。
先回カゴに入れ、キッチンカウンターに置いていたのでだいぶカリカリの乾燥状態になってしまいました。今回はしっかりビニール袋に入れて、冷蔵庫で保管しています。そこで。今回はこのシークワーサーに含まれる『ノビレチン』の認知症以外の糖尿病や肥満などへの効用を解説していきます。
>>関連記事:ノビレチンの認知症への効果を書いた記事です。
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シークワーサーに含まれるノビレチンに期待される効果
- 「アルツハイマー型の認知症予防」
- 「血糖値上昇抑制(糖尿病)」
- 「脂質代謝改善(肥満)」
- 「肝臓機能障害の改善」
- 「がん抑制」
- 「かゆみ・アレルギーの改善」
- 「メラニン合成阻害(美白)」など
こんなにも期待されてる効果があるんですね。だったらシークワーサーの消費が増えるのもあたりまえです。そこでアラフィフ・アラフォーと年を重ねると親御さん、さらに自身の認知症が気にかかるところです。シークワーサーに 含まれるノビレチンは認知症予防に効果があると言われています。
アルツハイマー型認知症予防の効果
アルツハイマー型認知症の原因は「アミロイドβ」というたんぱく質の脳への沈着だとされています。その「アミロイドβ」の沈着を減らすと期待されているのが、シークワーサーに含まれる「ノビレチン」です。
ほかに、ノビレチンの効果として、大泉康氏(東北大学名誉教授、東北福祉大学特任教授)らの研究では、ノビレチンの投与で記憶障害マウス(認知症のモデル)の記憶機能が改善したそうです。
「血糖値上昇抑制(糖尿病)」効果
血糖値や血圧の上昇を抑える顕著な作用がある。
ノビレチンについては10年以上も前から研究を始めていたのが中部大学教授(応用生物学部)の禹済泰(ウ・ゼテ)教授です。実は、日本でノビレチンが注目され始めたのは、20年も前なんですって!
きっかけは東京薬科大学の指田豊氏(同大名誉教授)の研究だそうです。
シークワーサーに含まれるノビレチンに、「血糖値や血圧の上昇を抑える顕著な作用がある」と報告されました。
禹教授はノビレチンが動物における糖尿病に、改善作用があることを糖尿病のマウスで実証しました。そのマウスは、ノビレチンの投与で血糖値が3分の1ほど下がったんです。
「がん抑制」効果
抗がん作用や抗炎症作用など、有望な研究成果が東京薬科大学の指田豊氏(同大名誉教授)によって次々に発表されたそうです。
「脂質代謝改善(肥満)」「肝臓機能障害の改善」
さらにノビレチンを投与されたマウスは、脂肪細胞や筋肉、肝臓など脂肪組織ではインスリンの働きを阻害する因子の活性が下がり、逆にインスリンの感受性を高めるホルモンのアディポネクチンの量が大きく増えたとのこと。
ほかにも、細胞が糖を取り込むときに細胞膜で働くタンパク質が増加したり、肝臓で糖を作り出す酵素の遺伝子の活動量が低下したりすることが判明したんです。
「メラニン合成阻害(美白)」
そのほかにも禹教授の研究で、ノビレチンにメラニン色素の生成を抑制する(いわゆる美白効果)。
「かゆみ・アレルギーの改善」
シークワーサー由来のノビレチンとタンゲレチン(フラボノイドの一種)が「かゆみ」を抑制するなどの効果もあるとのこと。さらに最近の研究では、「排尿障害の改善」や「体内時計の調節」といったユニークな作用も報告されているみたいです。
『不老不死の霊薬』
いま熱い注目が集まるノビレチンについて、中部大学教授(応用生物学部)の禹済泰(ウ・ゼテ)教授がおっしゃるには、
「ちなみに、『古事記』や『日本書紀』で、垂仁天皇の部下である田道間守が海の彼方にある常世の国から持ち帰らせた『不老不死の霊薬』がタチバナだと伝えられていますが、そこで伝えられている植物の特徴は、シークワーサーともよく似ています。
『不老不死の薬』と謳われた薬理成分の正体は、ノビレチンだったのではないかと私は想像しています」
おぉー出ました。『不老不死』この世で最強です。
参照元:シークヮーサーに注目の成分「ノビレチン」~排尿や肝機能、糖・脂質代謝などが改善 (2018年6月18日) - エキサイトニュース
シークワーサー
シークワーサーは酸味が強く、特有のさわやかな香りを持つ香酸柑橘です。和名を「ヒラミレモン(平実檸檬)」といい、直径3~5cmほど、重さは20~30gくらいとミニサイズ。
果皮は緑色で、熟すと黄橙色になります。主な産地は言わずと知れた沖縄県がほとんどで、鹿児島などでも生産しているようです。ちなみに、静岡県の浜松でも少し生産しているようです。私はいつもJAの直売所で購入しています。
シークワーサーに含まれるノビレチンとは?
シークワーサーなどの柑橘類に含まれるフラボノイドの一種です。上でも書きましたが近年の研究から、「ノビレチン」には健康維持に有用なさまざまな機能性があるとわかってきました。
「ノビレチン」は柑橘類の果皮や果汁に含まれる成分です。ところが、いつも食べているミカンやグレープフルーツなどの柑橘類にはあまり入っていません。
日本の在来種の柑橘類でノビレチンを多く含むのは、シークワーサー、タチバナ(橘)、ポンカンくらいです。この中でも特に多いのが『シークワーサー』なんです。
シークワーサーの保存方法
乾燥しないようポリ袋に入れるなどして冷暗所で保存します。長めに保存したい場合は、新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておくとよいでしょう。また果汁をしぼって凍らしておくと、より長期間保存できます。
シークワーサーの使い方
シークワーサーは果汁をしぼってジュースなどに利用するのが一般的です。酸味の強いものは、すだちやかぼすなどのように魚料理に添えたり、唐揚げにしぼればさわやかな風味が楽しめるでしょう。また、しょうゆなどと合わせればポン酢にもなります。
【料理に使う場合】
8月から10月頃に収穫される未熟果(青切り)がおすすめです。酸味がしっかりしていて料理を引き立ててくれます。(この青切りが一番多量のノビレチンを含んでいます)
【ジュースに使う場合】
10月以降のものは、酸味がやわらいできます。ジュースにしてもそんなに酸味を感じずに飲めるでしょう。※ジュース作るなんて無理!だってシークワーサーが手に入らないから!という方は簡単に通販でも購入できるようです。
【生食用】
12月から2月頃に収穫される完熟果は、酸味が抜けて甘みもあるので生食も可能です。完熟したこの時期は「フルーツシークワーサー」とも呼ばれます。
このフルーツシークワーサーは簡単に手で皮をむくことができ、皮をむくと温州みかんのちっちゃい感じです。果肉はソフトで果汁が多く、香りも良いです。ただ、薄皮が少し厚くて、実の割りに種が多くて、食べにくいのです。
参照元:シークワーサー シークヮーサー | 香酸柑橘 品種の特徴 食べ方 選び方
今回、私はビールのおつまみに最高の『砂肝』に、シクワーサーの皮を刻んで、実の部分は絞って味付けに使ってみました。さっぱりとした味でおいしかったです。写真がなくて申し訳ありません。
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まとめ
シークワーサーに含まれる『ノビレチン』は
「アルツハイマー型の認知症予防」
「血糖値上昇抑制(糖尿病)」
「脂質代謝改善(肥満)」
「肝臓機能障害の改善」
「がん抑制」
「かゆみ・アレルギーの改善」
「メラニン合成阻害(美白)」など
とにかくたくさんの効果が期待できます。ジュースにして飲んだり、しぼって料理にかけたり、完熟したらそのまま食べてみたりとご自身に合う方法で摂取しましょう。
知らぬ間にスマートになって、肝臓機能も改善。美白作用で若さを保ちながら、物忘れも少なくなって明るいアラカン生活が送れます。私はめちゃくちゃ一生懸命食べる予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、またです。
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