🕖2020/03/07 🔄2024/06/25
こんばんは、sannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
先週末は「佐鳴湖」今週末は「船明」「馬込川親水公園」にでかけて春をいっぱい感じてきました。「河津桜」に「はなもも」さらに「もくれん」と、癒やされまくりなこの頃です。
はじめに
私の住んでいる浜松西部は花の生産がさかんで、特にガーベラの生産高は日本一。
今回の新型コロナ感染拡大の防止のためおこなわれている学校の休校やイベントの中止が相次ぎ、卒業式や冠婚葬祭でふだん使われている花の需要が減って、お花の値段がとても安くなっています。(例年の半分以下の種類もあります)
浜松市でも北部にあるダムや山や川が美しい船明で購入したお花は、ひと束200円から250円で激安でした。
自宅で長く過ごす機会が増えている今こそお部屋に花を飾るのは、「こころの安定」につながるそうです。
せっかくキレイに咲いた花ですが、今はパーティーや結婚披露宴など各種イベントが中止されているため、どうしても需要がなくどこにも出荷できずに散ってしまう花が多いと聞きます。
たとえば、先日紹介したサブスクの「魔法の花瓶」の浜松市内の人気店「花工房アクト」のように、月額で決まったサービスなら花の需要を伸ばすこともできます。
「花のサブスク」の記事はこちら>>
「サブスク」って何?浜松で切り花のサブスクが人気ですって! - sannigoのアラ還日記
他にも、花の需要を増やすためにも、お誕生日や卒業、入学などのプレゼントをお花で考えるなら、あの有名な「花キューピット」で購入して配送してもらう方法もあります。
\花キューピット公式サイト/
【花キューピット公式サイト】フラワーギフトのご注文は花キューピット
お出かけできない今こそ、お花を楽しみ方法がたくさんあります。
もっと、みなさんがお宅でお花を楽しむようになれば、お花の生産農家さんやお花の業者さんなどを少しでも助けられますし、せっかく咲いたお花を無駄にすることが少しは減らすことができます。
まだ外出に抵抗も自粛もないころは、「三密」に該当しない近所にお花見にもでかけていました。
ちょっとだけ、浜松のお花の名所を楽しんでいただけるように、自身のスマホで撮影した河津桜やはなもも、もくれんの写真も載せていきます。
アラ還な私がお花見にでかけたのは、桜でも有名な「佐鳴湖」の河津桜、花桃で有名な浜松の天竜川にある「花桃の里」のはなもも、ご近所の「馬込川みずねの公園」のもくれんです。では、佐鳴湖から始めましょう。
佐鳴湖の河津桜
佐鳴湖は約2000年前の縄文時代後期ごろから、浜名湖とともに海から徐々に切り離されて出来上がった自然湖です。
水深は浅くて平均2mほどで満潮時にわずかに海水が入ってくるため、淡水魚の他に汽水性の魚もいるめずらしい湖です。最近では浜名湖が塩水化しているため塩分濃度が上がっているとのことで、棲んでいる魚の種類は90種類もある湖で釣り人もかなりいます。
ウォーキングやランニングにも人気のスポットのため、毎朝のように若者からご年配の方までたくさんの人たちで賑わいます。じつは、今はこんなに市民に親しまれている佐鳴湖ですが、以前は佐鳴湖と言えば汚い湖で有名でした。
佐鳴湖といえば汚い湖
2001年の環境省発表の全国の湖沼の水質調査で、水の汚さが全国ワースト1位だったころの佐鳴湖を皆さんはご存知でしょうか?
なんせ、全国ワースト一位ですから、ヘドロがたくさんで異臭もあるのが佐鳴湖と思っていました(笑)ので、その頃は実際に近づいたことはありませんでした。
その後、下水道普及や湖岸にヨシの植栽などをして、徐々にワーストから脱出してきたようです。最近になってよくでかけるようになった佐鳴湖ですが、今は異臭もないしキレイになっています。透明ってほどではないですけど・・・。
続いて佐鳴湖周辺にある佐鳴湖公園について触れておきます。
佐鳴湖公園
上記の佐鳴湖周辺にある佐鳴湖公園は、市街地にとても近いです。水と緑に恵まれてゆっくり自然に親しめる公園です。ジョギングコースや自然散策路として市民に親しまれています。
週末などはかなり本格的なランナーに、のんびり散策しているご年配のご夫婦や子供連れのファミリー、釣り人などであふれかえっています。
それでは、やっと本題の河津桜に入っていきます。
<佐鳴湖公園の河津桜>
佐鳴湖公園には、野鳥観察舎や佐鳴湖漕艇場もありボート練習も行われています。先日散歩を兼ねてでかけたこの漕艇場のちかくで、河津桜を楽しむことができました。
湖の広々とした風景の中、メジロが河津桜とたわむれている姿を間近で見れてしあわせな気分にひたりました。
約90本の河津桜のちょっと濃い目のピンクの花が、湖と空の青さによく映えます。ちょっと曇り空だったので、暗めの写真になってしまい残念です。
<佐鳴湖東岸の「さなる地蔵」>
佐鳴湖東岸のボート乗り場近くにあるお地蔵様を御存じでしょうか?
これは1935年(昭和10年)5月21日に起きた水難事故で亡くなった児童3人の冥福を祈るため、翌年5月21日に建立された「さなる地蔵」です。
佐鳴湖東岸に設置されている「さなる地蔵」の供養祭は、80年以上佐鳴湖を見守っている「さなる地蔵」の供養と、夏のレジャーシーズンを前に事故なく楽しく過ごせるようにとの祈りをこめておこなわれるもので、2024年は5月21日に供養祭が行われたようです。
供養祭では毎年般若心経を唱え、焼香をあげて手を合わせることとともに、「さなる地蔵」の周りの藪を伐採するなど、環境整備も兼ねているそうです。
そして、この「さなる地蔵」の近くが、徳川家康の正室である『築山御前』が亡くなった場所になります。なんとなく物寂しい場所で思わず手を合わせたくなります。
~佐鳴湖公園~
場所:浜松市西区入野町地先
《アクセス》
電車・バス:JR[浜松駅]から遠鉄バスで[広沢・医療センター・大平台行き]で[漕艇場]バス停下車、徒歩約5分
車:東名浜松西I.Cより約20分
駐車場:園内9箇所、合計327台(無料)
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花桃の里で「花桃」を鑑賞
浜松市街地から「天竜相津花桃の里」までは、目の前に豊富な水を湛えた天竜川を眺めながらのドライブで快適です。花桃の里が近づくと、目の前には船明ダム湖が広がってきます。とてもきれいな深いグリーン色の湖面でした。
今回「花桃の里」へ出かけたのは、愛読している中日新聞に花桃がきれいに咲いた写真が載っていたと友人に聞いて、「これはきれいなうちに見なくちゃ!」ってことであわてて行ってきました。
「花桃の里」は、天竜川の河口から約33Km上流の国道152号線沿いにあります。カヌー体験ができる「天竜相津マリーナ」や、旧国鉄佐久間線の橋脚を利用した歩行者、自転車専用の「夢のかけ橋」もあったので渡ってみることに。
『花桃の里ガーデン』までは「夢のかけ橋」を歩いて渡るのですが、揺れもあまり感じないしけけっこうな幅があるので、反対側からの歩行者が来ても、らくらくすれ違うことができます。
あまりの景色の美しさに誰もが足を止めて眺めたり、写真に収めたりで橋の上は混み混みですが、不幸明媚な景観を楽しみながらの15分でした。
いよいよ花桃の里で一休み
広大な船明ダム湖の豊かな自然の中で、350本もの鮮やかなピンクの「花桃」が咲き誇っていました。例年見頃は3月中旬~下旬だそうです。
「花桃」はあでやかなピンク色で、まるで作った花のように幾重にも花びらがかさなり柔らかいイメージの花です。「花桃」は、その字のごとく鑑賞するために改良された「桃」です。
「桃」は古来から中国では災いを除き、福を招くといわれています。日本へ渡ってきたのも弥生時代とかなりむかしの話のようです。
「古事記」にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに鬼に「桃」を投げつけたとされているので、古くから栽培されていたんですね。
観賞用の「花桃」は江戸時代に入ってから改良されたもので、食べられる方の「桃」はというと、平安時代には3月3日の「桃の節句」が祝われて、桃の花を鑑賞するようになったと伝えられています。
あの雅やかな平安時代に桃の花を愛でるようになったというのは、なんとなく納得です。と言っても、アラ還世代の私には「源氏物語」のイメージしかありませんが。
道の駅『花桃の里』
場所:静岡県浜松市大川31-10
《アクセス》
車:新東名「浜松・浜北インターチェンジ」から約25分
駐車場:大型車2台/普通車48台/障碍者専用駐車場あり
定休日:毎週火曜日定休(ただし当日が国民の休日ならば営業)
3月1日(水)から4月まで無休で営業。
営業時間:店舗:9:00〜16:30
食堂:11:00〜14:30(平日)11:00~15:00(土日祝)
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「馬込川水辺の公園」のもくれん
馬込川みずべの公園は、浜松市中区上島の馬込川の河川敷につくられた公園です。
公園内には広場や人工の小川があり、水遊びを楽しむことも出来ます。5月から11月くらいまでは、ザリガニ捕りに夢中な小学生から幼稚園くらいの子どもたちで尋常でないほど賑わっています。
もちろんお子様だけでなく親御さんも一緒にご家族でいらっしゃっているので、小さなテントがいくつも並ぶこともあるほど。
春には堤防沿いの桜並木が満開になりますが、こちらはソメイヨシノなのでまだつぼみです。
この暖かさだとかなり早い開花になりそうで楽しみですね。例年は花見を楽しむ「桜まつり」もあるのですが、今年はどうでしょう?コロナウイルスの拡大の影響でないかもです。
ちなみに、私は夏休みの時期は毎朝ラジオ体操に出かけます。それほど地域住民の憩いの場ってことですね。
今日は特に立ち寄る予定はなかったのですが、駐車場のもくれんがあまりに見事だったのでモクレンだけを眺めるために立ち寄ってみました。
~馬込川みずべの公園~
住所:浜松市上島7丁目
最寄り駅:遠州鉄道上島駅から徒歩9分、自動車学校前駅から徒歩11分
最後に
コロナウイルスの拡大の影響で3月の3日くらいから小・中学校がお休みになってしまいましたよね。
だからでしょうか?佐鳴湖も花桃の里も馬込川みずべの公園も元気マンマンな子どもたちがたくさん遊んでいてにぎやかでした。
花桃の里では、はなももを見たり写真に撮ったり、本物の大きいかえるの登場に大声で喜んでいる男の子もいたりして。
みずべの公園では子どもたちはサッカーやキャッチボールに川での虫取りにザリガニ捕り。
じつは「かわせみ」も現れるこの公園では、カメラにおさめようとするプロ?セミプロ?の大きいカメラを抱えたカメラマンさんもたくさんいらっしゃいます。
今日は日中あたたかかったし、久々の外出で、個々最近外出できなかった生活のストレスを思い切り発散しているように見え微笑ましかったです。
子どもたちだけというわけでもないけど、それでも元気に動くのが子どもですから、この自粛はかなりかわいそうですが、しばらくの我慢でコロナウイルスによる感染が収束することを信じましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。では、またです。