🕖2020/07/08 🔄2024/02/07
こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
最近おうちで過ごす時間が増えた影響で、お掃除や家の中の整理をする人が増えたようですね。まさに『断捨離』ブーム再びって感じです。
先日、いつも通りに近所の古着屋さんへいらない洋服(大きなゴミ袋2袋分)を売りに行ってその『断捨離』ブームの再来を再認識したところです。
大きなゴミ袋2袋分なら、いつもは自販機で缶コーヒー1本分くらいの値段で買い取ってくれるのに!
最初に「今は買い取り安いよ。だって売りに来る人多いんだもん!」みたいな説明があったけれども…。なんとたったの6円でした。なんだか、お金を受け取るのも恥ずかしいぐらい。ちゃんともらってきたけど(笑)
ところで皆さんは『雑がみ』ってどのように扱っていますか?会社だと分別してゴミ箱にポイッとすればOKなのですが、家庭だと「どうしたら良いのやら?」で、けっきょく『燃えるごみ』に入れていました。ところが、浜松市では1人1ヶ月約1キロの雑がみをもえるゴミとして出していることを最近知りました。
そんなことではいけない!と家庭での『雑がみ』の取り扱いを調べてみることに!
だって、たとえば、「雑がみのトイレットペーパーの芯やお菓子の箱は皆さんはどうしているの?」なんて、いまさらなんか聞きにくいですもの。
アラ還世代の筆者が「雑がみ」についてよく知らなかっただけかも?ですが、今後のためにも覚書として書いておこうと思います。
まずはこれ「雑がみって?」。今さら聞けないけどやっぱり知りたいですよね。
雑がみってなに?
新聞・ダンボール・紙パック以外のリサイクルできる紙のことです。
つまり、もえるゴミの中の、お菓子の箱、ティッシュペーパーの箱、包装紙などがリサイクル可能な「雑がみ」ってことです。この雑がみこそダンボールに生まれ変わる資源なのです。
雑がみにはこんなものがあります
・菓子箱
・包装紙
・紙芯類
・パンフレット
・ハガキ
・封筒
・ノート
・メモ帳
・コピー用紙
・プリント
・カレンダー
・紙袋
・ティッシュペーパーの箱 等
これらは、ゴミとして出すのではなく、資源として集団回収や資源物回収拠点に出すのが正しい捨て方です。
分類としては、基本的に「雑誌」と同じ分類なんだって。いやぁ知らなかったですよね。逆に「雑がみ」って、てっきり分類は「新聞」かと思っていました。
浜松市では「雑がみのリサイクル/浜松市」という専用ページが用意されていますし、さらに約100種類の紙の分別方法をまとめた「雑がみ辞典(PDF形式)」も公開しています。一度見てみるとおもしろいですよ。
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私が普段「雑がみ」なのか迷っていたものに、レシート・トイレットペーパーの芯・油で汚れたケンタッキーなどの箱があります。
これらの疑問はスッキリと先ほどのPDF『雑がみ辞典」で解決しました。
・レシートは燃えるゴミ
・トイレットペーパーの芯はつぶして雑ゴミで出す。
・ドーナツやケンタッキーの箱は燃えるゴミ(油で汚れているから)
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雑がみの出し方って?
それぞれの雑がみに、いろいろな対応が必要なので下記のように対応してから、「雑ごみ」として出しましょう。
【封筒】
窓付き封筒のセロハン部分は取り除く。
宛名シールはできるだけ取り除く。
【ティッシュボックス】
取出し口のビニール部分は取り除く。
【カレンダー・ポスター】
金具・ビニールプラスチックなど紙以外の部分は取り除く。
【紙箱(菓子・食品・薬など)】
折りたたむ。汚れのひどいものは不可。
【紙袋・包装紙】
持ち手が紙以外の場合は取り除く。ビニール加工してあるものは不可。
【ノート・メモ用紙】
金具・ビニールプラスチックなど紙以外の部分は取り除く。
【パンフレット・はがき】
ビニール加工してあるものは不可。
【トイレットペーパーの芯】
つぶして平らにする。(ラップの芯も可。)
以上のものを下記のようにまとめて出すと良いそうです。
・白い紙ひもで十文字にしばって出す。
・小さいものは紙袋に入れて紙ひもでしばる。
・雑誌と一緒にしばってもOK。
・雑がみの広告などで包む。
ちなみに私は紙袋へ「雑がみ」が出るたびに、ジャンジャン入れてしまって最後に紙ひもで十文字にしばって出しています。
この紙袋ですが、新聞屋さんがたまにサービスで配ってくれる新聞の回収袋です。
私の場合は雑誌と同じ分類ということで、いつも出している静岡県民にとって、とても身近な「杏林堂」のエコポイントが貯められるリサイクルステーションを利用しています。
<2023年追記>当時は利用していましたが、現在「雑がみ」は回収されていないとのことで、「雑がみ」は近所の協働センターを利用しています。
微々たるものですが、いらないペットボトルやアルミ缶、新聞紙や雑誌でもこちらに持っていけばいくらかポイントが貯まります。
貯まった時点で金券を発行できるのが魅力です。この発行した「金券」を持って店内へ、その金券を使ってトイレットペーパーを買うのです(笑)
「雑がみ」は雑誌と同じように、資源物回収拠点に出せば良いようです。ここで注意事項です。
「雑がみ」として出してはいけないもの
実は「雑がみ」として出してはいけないものがあるんです。紙の原料にならない異物が古紙に混ざると再生の妨げになるようですから気をつけましょう。
「雑がみ」から必ず取り除くもの
《紙では》
・粘着物の付いた封筒
・ビニールコート紙
・ワックス加工品
・油紙
・写真
・合成紙
・防水加工紙
・捺染紙(昇華転写紙…アイロンプリント等)
・感熱発泡紙
・感熱紙
・裏カーボン紙
・ノーカーボン紙
《紙以外では》
・粘着テープ類
・ワッペン類
・ファイルの金具
・金属クリップ類
・フィルム類
・発泡スチロール
・セロハン
・プラスチック製品
・ガラス製品
・布製品
うわぁ~私、失敗しています。古い写真を出してしまったことがあります。これから気をつけます。
「雑がみ」なのに出せないもの
汚れのひどいもの、においがついたものは出せないんです。
これらは『燃えるゴミ』に出すんですね。よくケンタッキーの箱やらドーナツの箱を出していましたがNGだったか、反省しきりです。
それからヨーグルトやジュースの紙コップも、コーティングしてあるので『燃えるゴミ』です。
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まとめ
今回は「雑がみ」ってどんなもの?から始まり、雑がみの出し方や注意事項などを調べてみました。
「コロナ禍」の影響でのリモートワークなどでお家時間がかなり増えたため、お家を掃除、整理整頓、断捨離などをされた方が多いと聞きます。
どの情報番組でも、家庭から出るゴミがかなり増えたと伝えていますよね。増えたゴミの中にも、本来ならまだ資源として生まれ変わるものがたくさんあったのでは?と想像します。
まだ、「雑がみ」という存在を知らない、もしくは家庭での出し方を知らないとおっしゃる方も多く、まだ資源になり得るゴミが「燃えるゴミ」として出され処理されることも多いのではないでしょうか?
実際に以前住まいであるマンションでの雑誌回収の日に、この雑がみを出したところ管理人さんから「こんなぐちゃぐちゃなごみを!」とお小言をいただきました。
『雑がみ』の家庭での出し方を知った今なら、普段何気なく『燃えるゴミ』として捨ててしまう『雑がみ』も、しっかり資源として再活用していなくては!と思いますし、お小言をいただいた管理人さんに反論もできたのですが・・・。
他にも、最近は回収車の爆発事故も、年間数件起きていると報道されています。
分別して出すという基本を守ることはあたりまえ、基本を守って”回収してくれている方”を危険から守るのもあたりまえ。私も市民の一員ですもの。ってことで、今回はおしまい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。