こんにちはsannigo(さんご)です。
今日はひさびさ晴れ間のある、ちょっと涼しくて過ごしやすい1日になりました。
我が家の「ベランダきゅうり」も日照不足に負けずに、たくさんの花を咲かせています。ただこれがなかなか結実しないのが悩みの種です。
しかもナスは最近では花の数までめっきり減りました。やっぱり太陽の光を求めているのでしょうか。少しでも早い梅雨明けが待たれる今日このごろです。
今回紹介する映画は、ブラピ主演の『アド・アストラ』です。
『アド・アストラ』/2019/アメリカ
ブラッド・ピットが宇宙飛行士を演じた近未来SF冒険ドラマ。
宇宙で消息を絶った科学者。その息子である宇宙飛行士ロイは、太陽系のかなたで消息を絶った父の行方と父が関係する人類存亡の謎を追って宇宙へと旅立つ。
出演は、ブラッド・ピット、トミー・リージョーンズ。専門家の協力のもとに再現された宇宙空間のリアリティは必見。
ブラピが壮大な宇宙へ謎解きの旅へ
映画『アド・アストラ』主演ブラッド・ピッド
今回はブラッド・ピットが製作・主演し、あの某缶コーヒーの宇宙人役のトミー・リー・ジョーンズと初共演が話題だったスペース・アクション大作「アド・アストラ」の紹介です。
私の中での通称ブラピ”ブラッド・ピット”は、ハリウッド俳優で同じ年齢の有名人です。※ブラピの誕生日は、1963/12/18です。
名前を知ったのは1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』での吸血鬼のルイス・デ・ポアント・ドゥ・ラック役です。
1995年、犯罪スリラー映画『セブン』で連続殺人鬼を追う刑事を演じ、そのあとSF映画『12モンキーズ』に出演。
2001年、ジョージ・クルーニー主演の『オーシャンズ11』にラスティ・ライアン役で出演。
『オーシャンズ11』は主演のジョージ・クルーニーの他、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツなどの名前の知られた俳優さんが目白押しの映画はかなり好評で、全世界で4億5000万ドルを売り上げ、大ヒット作になりました。
余談ですが、その後『オーシャンズ11』は2011年、宝塚星組(主演:柚希礼音)2013年、花組(主演:蘭寿とむ)でミュージカルとして上演されます。
もちろん脚本・演出は小池修一郎氏。
その後、SMAPの香取慎吾主演で渋谷・東急シアターオーブでも上演されています。
宝塚歌劇ファン故に、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモンには少なからず親近感を抱いていることもあり、機会があれば映画もよく見ます。
今回はそのブラッド・ピット主演の『アド・アストラ』がWOWOWで放送されたので見てみました。
映画『アド・アストラ』
映画.comでの評価
✫2.9
(思ったより低くてちょっと残念です)
解説
ブラッド・ピット主演で、太陽系の遥か彼方で消息不明となった父親を捜しに旅立つ宇宙飛行士の姿を描いたSF大作。
地球外生命体の探求に人生をささげ、宇宙で活躍する父の姿を見て育ったロイは、自身も宇宙で働く仕事を選ぶ。
しかし、その父は地球外生命体の探索に旅立ってから16年後、地球から43億キロ離れた海王星付近で消息を絶ってしまう。
時が流れ、エリート宇宙飛行士として活躍するロイに、軍上層部から「君の父親は生きている」という驚くべき事実がもたらされる。
さらに、父が進めていた「リマ計画」が、太陽系を滅ぼしかねない危険なものであることがわかり、ロイは軍の依頼を受けて父を捜しに宇宙へと旅立つが……。
主人公ロイをピット、父親であるクリフォードをトミー・リー・ジョーンズが演じた。
リブ・タイラー、ルース・ネッガ、ドナルド・サザーランドが共演。
監督は「エヴァの告白」のジェームズ・グレイ。
公式サイト:映画『アド・アストラ』公式サイト|
2019年製作/123分/G/アメリカ
原題:Ad Astra
配給:20世紀フォックス映画
スタッフ
監督
ジェームズ・グレイ
製作ブラッド・ピット
デデ・ガードナー,p.g.a.
ジェレミー・クライナー,p.g.a.
アンソニー・カタガス,p.g.a.
ホドリゴ・テイシェイラ,p.g.a.
アーノン・ミルチャン
脚本
イーサン・グロス
撮影監督
ホイテ・ヴァン・ホイテマ
キャスト
ロイ・マクブライド:ブラッド・ピット
H・クリフォード・マクブライド:トミー・リー・ジョーンズ
ヘレン・ラントス :ルース・ネッガ
イヴ :リヴ・タイラー
プルイット大佐 :ドナルド・サザーランド
受賞歴
第92回 アカデミー賞(2020年)
<ノミネート>録音賞
第76回 ベネチア国際映画祭(2019年)
出品
コンペティション部門
出品作品 ジェームズ・グレイ
あらすじ・感想
私の勝手な採点
✫4
映画.comの評価が想像以上に低くてガッカリでしたが、ワタシ的にはすごく気に入りました。ブラッド・ピットの静的な魅力がたっぷり出ていて素敵でした。宇宙の彼方のお話というだけでもロマンを感じるタイプなので(笑)
感想
最近「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でのブラッド・ピットのしなやかで強いHEROを見たばかりだったので、あの軽快な感じからの今回のロイ役はアップでの顔の表情から溢れ出すさまざまな気持ち(あきらめ・困惑・決断など)がビンビン伝わってきました。
多分この演技が内面から溢れ出す抑えた演技というものなのでしょう。
映画.comの評価の中に「眉だけでテーマも語る」と評されていましたが、まさにそのとおりで深めに刻まれたシワと眉、顔の表情筋ですべてを語っていたという感じです。
宇宙で消息を絶った父(ジョーンズ)が、実は生きていたというところから始まる映画。
ブラッド・ピットの父はあの某缶コーヒーのCMでよく知られた宇宙人ジョーンズのトミー・リー・ジョーンズというところが、すでに日本人にはもってこいの作品だと証明しています。
宇宙で活躍する父にあこがれたロイ(ブラピ)は、自身も宇宙で働く仕事を選びが、その父は“地球外生命体の探索”に旅立ってから16年後に太陽系の彼方で行方不明となってしまいます。
時が流れ、エリート宇宙飛行士になったロイは、軍上層部から「君の父親は生きている」という驚くべき事実を聞かされます。
実は、太陽系を滅ぼしかねない危険な実験「リマ計画」に父はかかわっているというのです。
そして、ロイは、再会をあきらめていた父を探すために宇宙へと旅立っていきます。
ここからは、ロイと共に地球から43億キロ離れた太陽系の彼方への旅に一緒に出かけたような気分になります。
旅の最中に見せられる宇宙は、壮大でとてもきれいで存分に楽しめます。
ただ、火星の地下施設の気持ちを落ち着かせる部屋にびっくり。
壁中に張り巡らした動画があまりにもカラフルで大きく鮮やかすぎやしませんか?
あんなやたらめったら大きな花がうごめいていたら落ち着くどころか興奮してしまわないか心配になります。
宇宙でのお話だし、その船の船長さんは地球に一度しか訪れたことがないというから想像の範囲内で収めてくれという方が無理でしょうが…。
その火星の地下施設からロイはたったひとりで父をさがすために海王星を目指します。
あとは、感情があっちこっちと激しく揺さぶられるラストシーンへとつながっていきます。
アド・アストラとは、ラテン語で「星の彼方へ」という意味なんだそうです。
父を探し真実を求めながらも、冷静沈着に宇宙飛行士の役目を全うするための43億キロの旅をブラピと共にできたような気がする映画でした。
ブラピの演技の真骨頂、表面上は激しいわけではないけど、とても心を揺さぶられる映画「アド・アストラ」とても静かな映画です。
興味のある方は、お時間があったらご覧になってみてはいかがでしょうか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、またです。
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