sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

めまいや頭痛を感じたら「脱水症」の症状かも?何より水分補給が大事よね。

こんにちはsannigo(さんご)です。

毎日、毎日梅雨明けを待ちわびて過ごしています。ベランダで育てているナスがなかなか実にならなかったり、キュウリがひん曲がったまんま朽ちていきます。

 

毎日のようにお水をあげたり、傷んだ葉を取り除いたり、追肥をしたりと手は尽くしていますが、野菜やお花にはやっぱり太陽の光が必要です。

もちろん私達人間も太陽の光が必要ですよね。


そろそろまばゆいばかりに陽がさす”真夏日”をよろしくおねがいします。

 

そんな、太陽はなかなか顔は出さないのに湿度と気温だけは、ここのところぐんぐん上がっているようです。

 

このごろよく聞こえる救急車のサイレンから、勝手に「熱中症」による救急車の出動も増えているのでは?と勘ぐってしまいます。

 

もちろん気がするだけかもで、実はコロナ感染者も増えている浜松だから「熱中症」と限ったわけではないのですが…。

 

そんなわけで、これからの季節にはますます気をつけなくちゃいけない熱中症ですが、脱水症を放っておくと熱中症になるから気をつけて!とかよく聞きますよね。

 

では”熱中症”と”脱水症”の差ってわかりますか?

ちょっとわからないんで調べてみました。

 

めまいや頭痛を感じたら「脱水症」の症状かも?何より水分補給が大事よね。[写真AC]

 

熱中症と脱水症

 

夏は気温とともに体温も急上昇します。

 

そこで体は汗をかくことで体温を下げようとします。

 

その汗には水分だけでなく塩分も含まれています。

 

たまに汗が口に入って「しょっぱい」って感じるアレですね。

 

この水分と塩分の両方が失われることで脱水症になります。

 

そして、この脱水症を放っておくと熱中症、熱射病へと症状が悪化していくわけです。

 

だから、熱中症予防=脱水症予防ってことになります。

 

だったら、まずは脱水症になった時の対処をしっかりすれば熱中症にはならずに済みそうです。

 

では、脱水症の症状が出た時の応急処置の方法を調べていきます。

 

脱水症の症状が出た時の応急処置

 

みなさんは水分補給をしっかりしていますか?

 

ご存知のように、人間の身体は6割が水分からできていて、水分が足りなくなることでいろいろな体調不良が起きるようです。

 

脱水症は、最悪の場合は死にいたることもある重大な症状です。

 

では、もし脱水症になってしまったらどう対応すれば良いのでしょうか?

 

脱水症の初期症状

 

脱水症になるとまず、目まいやふらつき、頭痛などの症状が出てきます。

 

もっと重症になると、嘔吐や意識障害、けいれんといった症状も出てきますが、そうなる前に早めの対処が必要です。

 

夏バテかな?昨日飲みすぎたかな?なんて感じる少しの体調不良が、実は脱水症を起こす前の状態だったりします。

 

なんとなく体調が悪いなというだけは「脱水症だ」と感じることはかなり難しいとは思いますが、喉が渇いたなと思ったらとりあえず、水分とミネラルの補給をしましょう。

 

脱水症だなと思ったら、適切な水分補給を

 

戸外であっても家中であっても、水分不足での目まいなどの症状が現れたら、まずは経口補水液で水分を体内に補給するのが早道です。

 

所ジョージさんがCMしているような経口補水液は薬局で購入できます。

 

大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500mlx24本

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  • 発売日: 2016/03/12
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

 ただ、経口補水液は薬そのものというわけではないのですが、点滴に使われる輸液とほぼ同じで、体への影響が大きいようです。

 

心臓病・腎臓病・高血圧などで塩分の摂取を制限している場合や薬でコントロールしている場合、経口補水液がミネラルのバランスを崩してしまうこともあるようです。

上記の病気などで塩分制限や服薬で調整されている方は、かかりつけの医師に相談したほうがよさそうです。


家に用意していなかったり、用意する気もなかったとかで経口補水液がなかったら、自分で作りましょう。

 

経口補水液自分で作りましょう

 

自分で作る場合は、

・1リットルの水

・小さじ半分(3g)の食塩

・大さじ4杯(40g)の砂糖

これだけあれば、簡単にできます。

 
1リットルの水に上記の量の食塩と砂糖を混ぜるだけです。

 

家の中に塩も砂糖もないんだけど!という方はあきらめて経口補水液を購入してください(笑)

 

※お好みでレモンやグレープフルーツなどの果汁を加えると、飲みやすくなるだけでなく、汗によって出てしまったカリウムの補給にもなりますよね。

 

脱水症を起こした方に水分補給をする時は、冷やさずゆっくり飲ませたほうが負担が少なくてすみます。

 

<軽度の脱水症の場合>

4時間以内に体重1kgあたり30~50mlの経口補水液を飲ませます。

 

<中等度の場合は>

4時間以内に体重1kgあたり100 mlの経口補水液を飲ませます。

 

<嘔吐がなくて下痢の場合は下痢のたびに>

体重1kgあたり10ミリリットルの経口補水液を飲ませます。

 

<嘔吐した場合は>

嘔吐したのと同じくらいの量の経口補水液を飲ませます。

 

以上は軽度の脱水症の場合の対処法です。

 

嘔吐・意識障害など重度の症状が現れた場合は、すぐに医師の診察を受けることが必要です。必ず診察を受けるようにしてください。

意識がない場合は口から飲ませないように。医師の指示で点滴などの処置を受けることができます。

 

高齢者は脱水症は?

高齢者は脱水症に気づきにくいです。

 

高齢者の水分は体内の5割で通常の成人の6割が水分と比べると少ないため、普段より多く汗をかくだけでも脱水症の原因になってしまうことがあります。

 

水分が不足していることから食欲不振になり食事量が減少、そして脱水症がさらに進行という負のスパイラルに陥ることが多いです。

 

本人も周囲も気づかないままに、脱水状態になってしまうことを「かくれ脱水」といいます。

 

この段階で気づいてあげて、対応しないと重症化してしまう場合があります。

 

脱水症のリスクが高くなるこれからの夏だけでなく、高齢者は特に年中水分を摂りやすい環境で、脱水症にならないように予防することがとても大事です。

 

特に認知症の患者さんの場合は、自律神経の働きが悪くなっていることから脱水症を起こしやすいのと、判断力も低下しているので自分では脱水症だと気付かない場合が多いです。

 

ご家族や周囲の人がこまめに気を配ることが必要ですね。

 

ちなみに1日に必要な水分量をご存知ですか?

一般的に高齢者の1日に必要な水分摂取量は、体重1キログラムあたり約40ミリリットルといわれています。

体重50キロなら約2リットルですね。

 

食事での汁物や副菜・主食から摂取する水分量がだいたい1リットルくらいなので、食事以外で約1~1.5リットルの水分を摂取することが必要なわけです。

おやつの時間や入浴前・後などで約1~1.5リットルの水分補給に気をつけて、さらにどんなところに気を配ればよいのでしょうか?

 

調子が悪そうだと感じたら、以下のことをチェックしてみることをおすすめします。

チェック項目

・脇の下が乾いている

・口の中や唇が乾燥している

・親指の爪をギュと強く白くなるまで押し、離しても元のピンク色に戻らない

・腕の皮膚を持ち上げて放した時に、シワができたままになっている

  

このような症状が出ていたら、経口補水液やスポーツドリンクなどを飲むようにしましょう。

 

高齢者の脱水は、脳梗塞や心筋梗塞に原因になることもあります。

ご本人がなかなか気づけないので、周囲の人の気配りが大切です。

 

参照元:いしゃまち 家庭の医療情報

 

 

最後に

 

脱水症の症状が見られたらどういう対応をすれば良いのか、高齢者の方の周りの方は脱水症に気をつけてあげないとご本人は気づけないことが多いとか書いてきました。

もちろん、重症化した場合は病院で処置を受けることが必要ですが、人間の体は6割が水分ですから、汗をかいて蒸発してしまったり同時に塩分を失ってしまえば水分・塩分不足になるのはあたりまえ。

 

いつでも、どこでも水分や塩分不足を補うために水分・塩分の補給をしなくてはいけないということです。

 

日常的に体調に留意して、ちょっと脱水気味かなと思ったら経口補水液やスポーツ飲料で補ったり、体を冷やしたりとご自身で対策することも大切ではないでしょうか?

ただ、脱水症は予防ができる症状ですから定期的に意識して水分をとったり、睡眠不足にならないように日ごろから生活時間を乱さないような暮らし方が必要でしょうね。

 

ちなみに、今年のような特別な「コロナ禍」での感染も心配な夏は、お宅にいる時間が長かったり、大雨による洪水被害のために自宅避難もしくは避難所での避難をやむなくする場合も想定されます。

いつでも「エアコン」が効いていて、心地よく過ごせて、水分補給もこまめにできるしあわせな状態ばかりではありません。

 

いつ、脱水症にかかり熱中症に発展してしまうかもしれません。

 

せめて「経口補水液」や「すぐ飲める水」は普段から用意しておき、万が一の避難所へも持参できるようにしたいものです。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、またです。