sannigoのアラカン日記

アラカン女sannigo(さんご)穏やかな毎日を記録しています。

映画『ジョーカー』はあのジョーカーを一人の人間として演じるすごい俳優ホアキン・フェニックスにヤラれます

こんにちはsannigo(さんご)です。

 

今回は2019年の世界的大ヒット作「ジョーカー」の紹介です。

 

映画『ジョーカー』は「バットマン」シリーズの代表的ヴィラン(悪役)、ジョーカーを主人公とした、2019年の世界的ヒット作。

 

第92回アカデミー賞で、主演男優賞と作曲賞の2部門を受賞した世界合計興収が10億ドルを超えた大ヒット作品です。

 

先日『最高の人生の見つけ方』2007を見ることができて、ジャック・ニコルソンといえば「カッコーの巣の上で」の恐ろしいマクマーフィーだと思っていた私に、全くちがう楽観的だけど思慮深いジャック・ニコルソンを見せてくれました。

 

そのジャック・ニコルソンがティム・バートン監督の大人でも楽しめる映画として大ヒットした「バットマン」(1989)で享楽的な愉快犯のジョーカーを演じています。

このジョーカーは軽快で底抜けに明るい感じのジョーカーが好きでした。

 

ところが今回この「ジョーカー」を見てから、あたりまえに気分はグーンと急降下、なんだか頭の中がどんよりしていますが、徐々にこの映画のジョーカーが私のなかでのジョーカー像を塗り替え、このジョーカーがジョーカーそのものになってきました。(なんのこっちゃねん!)

 

ちなみにジョーカーとは”DCコミックスの出版するアメリカンコミック『バットマン」に登場する架空のスーパーヴィラン(悪役)”です。

 

いわゆるバットマンの最大の敵ですが、演じてきた役者は5人います。


私の印象に残っているのは2代目ジョーカーのジャック・ニコルソン。
そして、誰もが認めるジョーカー役者のホアキン・フェニックス。

歴代ジョーカー

初代ジョーカー  (シーザー・ロメロ)

2代目ジョーカー(ジャック・ニコルソン)

3代目ジョーカー(ヒース・レジャー)

4代目ジョーカー(ジャレット・レト)

5代目ジョーカー(ホアキン・フェニックス)

 

 ”口の両端に裂けた傷跡がある顔を白塗りにしている。笑っているかのように口の周りを赤くペイントし、目の周りは黒く縁取りし、髪は緑色である。紫色の上着を着用している”

こんな見た目のジョーカーですが、この映画を見るなら見ておきたい映画があります。

それが下に紹介する3つの映画です。

 

『ジョーカー』と合わせて見たい映画

 

バットマンを複雑な内面を持つ”ダークヒーロー”として描かれたクリストファー・ノーラン監督の”バットマン”3部作のこちらです。

 

1. 「バットマン ビギンズ」(2005)

ダークヒーロー、バットマン誕生の秘密に迫る3部作シリーズの第1作。幼い頃に両親を殺され心に深い傷を負ったブルースは、悪への復讐心を抱えながら世界を放浪する。

 

2. 「ダークナイト」(2008)

「バットマン ビギンズ」の続編の映画でジョーカー役のヒース・レジャーは、役作りのためにホテルに1カ月間閉じこもって独特の声や笑い方を作り上げるなどして圧倒的な悪役として演じ狂気に満ちたジョーカーを演じています。

ですが、そんなヒースは公開を待つことなく28歳で亡くなってしまいます。

故人として第81回アカデミー賞助演男優賞を受賞した伝説の俳優さんです。

 

3. 「ダークナイト ライジング」(2012)

「ダークナイト」の続編でゴッサム・シティの破壊をもくろむ凶悪な悪党ペインにバットマンが立ち向かう。

 

参照元:WOWOWプログラムガイド


それでは、本題の映画「ジョーカー」について書いていきます。

 

映画『ジョーカー』はあのジョーカーを一人の人間として演じるすごい俳優ホアキン・フェニックスにヤラれます[写真AC]

 

ジョーカー

 

「バットマン」シリーズの代表的ヴィラン(悪役)、ジョーカーを主人公とした、2019年の世界的ヒット作。第92回アカデミー賞で、主演男優賞と作曲賞の2部門を受賞。

 

アメコミのDCコミックスやそれらを原作とする各映像化作品で人気が高い正義のヒーロー、バットマンと対を成すかのように、悪の魅力を振りまいてきたジョーカー。

 

本作は大胆不敵にもそんなジョーカーを主人公とし、“悪が善に勝つかもしれない時代”が現実に忍び寄っていることを警告。

 

何より、23~24kgという減量までしたJ・フェニックスの鬼気迫る熱演が大きな見もの。

 

世界合計興収は10億ドルを超え(日本での興収も50億円を突破)、R指定(日本ではR15+指定)映画として史上最高のヒットを記録。

 

 

引用元:WOWOWオンライン


 

あらすじ

 

ジョーカー(字幕版)

1981年、犯罪が多発する大都会ゴッサムシティ。

ピエロの仕事をしているアーサーは貧しく、老いた母親ペニーと暮らす上、突然笑いだしてしまうという心の病に悩むが、TV界の人気司会者フランクリンを憧れの対象にして日々耐え忍んでいた。

ある日、失業したアーサーは地下鉄で、女性客に嫌がらせをしていた男性3人組を偶然持っていた拳銃で皆殺しにしてしまう。

以後アーサーは、自身の心にあった怒りを解放させていくが……。

 


映画.comの評価

 

✫3.9

 

解説

 

「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演&トッド・フィリップス監督で映画化。

 

道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのか。

 

原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで描く。

 

第79回ベネチア国際映画祭で、DCコミックスの映画作品としては史上初めて最高賞の金獅子賞を受賞して大きな注目を集め、第92回アカデミー賞でも作品賞ほか11部門でノミネートされ、主演男優賞と作曲賞を受賞した。

 

「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。

 

しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。

 

これまでジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトが演じてきたジョーカーを、「ザ・マスター」のホアキン・フェニックスが新たに演じ、名優ロバート・デ・ニーロが共演。

 

「ハングオーバー!」シリーズなどコメディ作品で手腕を発揮してきたトッド・フィリップスがメガホンをとった。

 

2019年製作/122分/R15+/アメリカ

原題:Joker

配給:ワーナー・ブラザース映画

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スタッフ

 

監督

トッド・フィリップス

 

製作

トッド・フィリップス

ブラッドリー・クーパー

エマ・ティリンジャー・コスコフ

 

製作総指揮

マイケル・E・ウスラン

ウォルター・ハマダ

アーロン・L・ギルバート

ジョセフ・ガーナー

リチャード・バラッタ

ブルース・バーマン

 

脚本

トッド・フィリップス
スコット・シルバー

 

撮影

ローレンス・シャー

 

美術

マーク・フリードバーグ

 

衣装

マーク・ブリッジス

 

編集

ジェフ・グロス

 

音楽

ヒドゥル・グドナドッティル

 

キャスト

 

アーサー・フレック :ホアキン・フェニックス

マレー・フランクリン:ロバート・デ・ニーロ

ソフィー・デュモンド:ザジー・ビーツ

ペニー・フレック  :フランセス・コンロイ

トーマス・ウェイン :ブレット・カレン

アルフレッド・ペニーワース :ダグラス・ホッジ

 

【受賞歴】

 

▼第43回 日本アカデミー賞(2020年)

 

<受賞 >

最優秀外国作品賞


▼第92回 アカデミー賞(2020年)

 

<受賞 >

主演男優賞:ホアキン・フェニックス

作曲賞  :ヒドゥル・グドナドッティル

 

<ノミネート>

作品賞

監督賞  :トッド・フィリップス

脚色賞  :トッド・フィリップス スコット・シルバー

撮影賞  :ローレンス・シャー

衣装デザイン賞:マーク・ブリッジス

編集賞

音響編集賞

録音賞

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

 

▼第77回 ゴールデングローブ賞(2020年)

 

<受賞 >

最優秀主演男優賞(ドラマ):ホアキン・フェニックス

最優秀作曲賞:ヒドゥル・グドナドッティル

 

<ノミネート>

最優秀作品賞(ドラマ)

最優秀監督賞 トッド・フィリップス

 

▼第76回 ベネチア国際映画祭(2019年)

 

<受賞 >

金獅子賞:トッド・フィリップス

 

<出品 >

コンペティション部門 
出品作品 トッド・フィリップス

 

引用元:ジョーカー : 作品情報 - 映画.com

 

感想・あらすじ

 

私の勝手な評価

 

✫4.5

 

ピエロを目と鼻と口だけで表現したイラスト[イラストAC]

 

バットマンの宿敵ジョーカーといえば、、口の両端に裂けた傷跡がある顔を白塗り、笑っているかのように口を赤くペイント、目の周りは黒く縁取りピエロのようなメイクに髪は緑色、ちょっと汚れた紫色の上着を着ているイメージです。

 

そんな風貌で、実に恐ろしい狂気で人を恐怖に陥れる悪のカリスマ「ジョーカー」が、どのように誕生したのか?が描かれているのがこの「ジョーカー」という映画です。

 

噂では興行収入が900億円以上の大ヒットの映画で、洋画はあんまり見ない私でも大ヒットした映画で『ヴェネチア国際映画祭』最高賞受賞ってことぐらいは知っていました。

 

題名だけで、あのバットマンの強敵じゃん。

そうそうあのアカデミー賞の主要5部門を受賞した伝説の映画、『カッコーの巣の上で』(1975)のジャック・ニコルソンがピエロのようなメイクでひょうひょうと演じていた「ジョーカー」だなと思っていました。

 

が、しかし軽い気持ちで見始めたのは大きなまちがいでした。

 

なぜなら、あの悪人ジョーカーが人間としてこの世に生まれた理由、すなわちアーサーのつらい生い立ちから、まじめにやっているはずなのに少しずつ幸せとは反対の世界へと進んでいってしまう悲しさが見えてしまいました。

 

アーサーは「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母親(ペニー)の言葉を胸に、大都会でピエロの格好をして大道芸人として生きていたのに、クズな少年たちに看板を奪われます。

 

逃げる少年たちを必死に追いかけるのですが、暴力を振るわれた上に、看板をこわされてしまいます。

 

少年たちが悪いはずなのに、会社からは看板をなくしたことを責められ解雇されてしまうアーサー。

 

それまでのアーサーは貧乏だけど、テレビで有名で憧れているコメディアンを見るのを楽しみに、母親の面倒もよくみる真面目な青年でした。

 

それなのに、不幸な悪の世界に、まずは足をツッコミ、腰まで浸かり、次には下半身すべて、やがて腕から肩へと、最後には頭まですっぽりという感じでずるずると浸かってしまったのでは?

 

差別社会、しょう害、性愛、親子の愛、人間関係、すべてが悪い方向へ向かってしまった結果がこれです。と示されたような映画でした。

 

さらには、その悪の世界(犯罪の世界)がいかにもジョーカーにとっての最良の世界になってしまったかのようなラストのシーン。

この映画の中でいくつものアーサーが笑うシーンがありますが、監督いわく最後の笑っている姿だけが本当に笑っているシーンだと言ってるそうな…。

 

ラストのシーンまで書いてしまうとネタバレしてしまうのでアレなのですが、ジョーカーになってみんなに注目されること、悪に徹することで本当に笑えたということなのか?

 

とにかく、気分はどんよりしたまんま、とりとめの無いことを考え続けてしまいそうです。

 

最後に

 

時や場所を選ばずに笑ってしまう”しょう害”が原因だったり、母ひとりと息子の貧しい生活だったり、職業を選べなかったり、人から存在を認められなかったり、生きていることさえわからないほど他人との接触のない孤独な生活だったり故の「ジョーカー化」だとしたら。

 

このジョーカー化があまりにも今の私、私達の混沌とした世の中に通じるものがあって怖いんです。

 

普通に生活していたつもりの世界中の人が普段の暮らしをあきらめ「コロナ渦」での新しい生活様式で暮らしている状況の下、毎日のように感染者の数は増えているし、感染者を誹謗中傷する記事やSNSに報道番組(ワイドショー)などの過度の情報もあふれています。

 

すべての人がジョーカー化しても不思議ではないこの状況(言いすぎよね)で、いつまで平和に過ごせるのか?いつ自分が感染するのか?などなど。

 

今、この映画をみたことで、気分が急降下してどんよりしたからこの映画を見たことを後悔すしています。では何のお話にもならないので、この映画から何かを学ばねばと思います。

 

貧富の差や、学歴、身体的弱者、自然災害被害者、特に今ならコロナ感染者に対して、あまりにひどい社会になったら、世界はにジョーカーがあふれ出してしまいそうな気がします。

 

そんなひどい社会にならないために、できる範囲で私なりの一生懸命で毎日を暮らしていかなくちゃいけないよね、と思っています。

 

誹謗中傷しない、悪口も書かない、言わない。

みんなに「大丈夫!」って言える人間にならなくちゃ。

※あくまで希望です。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、またです。

 

 

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