こんにちはsannigo(さんご)です。
今日は暦の上では『立秋』ということで朝夕は涼しくなり、秋の気配が立つころらしいのですが、かなり暑い一日でした。暦の上では秋になっていますが、日中はまだ暑く残暑がきびしく1年で最も気温が高くなる時期だそうです。
今年に関していうと、なが~い梅雨が明けたばかりでガッと一気に暑くなり、しかも数日続いている感じで『残暑見舞い』という感じは一切ありませんが…。
そして明日から夏休みという企業も多いのでは?
海や山へGO!というわけにはいかないし、実家へお盆に!というわけにもいかないなんとも過ごしづらい夏休みになってしまいました。
私はというと、万年引きこもりを決め込んでいるので大した変化もない日々を送っていますが、今年はちょっと特筆すべき出来事もあったんで今回はこの出来事について書いていきます。
今年の夏
カブトムシくん登場!!
なんと、この年齢になって夏休みの宿題の「昆虫採集」というわけでもないのですが、現在我が家でカブトムシのツガイを飼っています。
カブトムシが欲しくて早朝や夕方、虫取りかごを肩に掛け、山へ出かけ木の蜜を求めているカブトムシを捕獲したわけではありません。
ホームセンターで1,000円近いお金を出して購入したわけでもありません。
じゃあ、なんなのよ?
それは、7月24日の15:00ころでしょうか?
「捨て猫」ならぬ「捨てカブトムシ」を私の住んでいるマンションの駐車場で見つけてしまったんです。
スーパーで買い物した帰りのため荷物で両手ふさがっているし、さぁどうしたもんか?
と考えましたがマンションの周りに逃してあげるような森林もなく、このまんまアスファルトの駐車場では命が危ぶまれます。
ちなみにこのカブトムシはオスだったので、両手が荷物で一杯でも角をつかめば簡単に部屋まで運べそう「じゃあ、一緒にお部屋に行きますか?」と軽いノリでカレを拾ってしまいました。
そして、私の人生初のカブトムシくんとの生活が始まりました。
なんとお呼びしたら良いか考えまして、あの懐かしいアニメ「魔法使いサリー」のサリーちゃんの弟さまから「カブ」という名前をいただきました。
飼育用ケースヨーイ!えさヨーイ!
我が家での人生初のカブトムシとの生活が始まった夜、まずはアラカンの私には「ザル」と「はちみつ」しか頭に浮かびません。
とりあえず、ザルをひっくり返し布をはちみつで湿らせてカブに与えますが、「カブ」は見向きもしません。
ツイッターでつぶやいたところ「きゅうり」と教えていただきましたが、残念ながらきゅうりがこの日はかなりの高騰ぶりで1本87円とかで購入できませんでした。
4本で98円のバナナがあったので「バナナ」をジュースのキャップに乗せたところ一生懸命食べてくれます。
なんだか、とてもうれしい♡
翌日には急いでホームセンターへGO!
ネットで調べて必要と思われる、「カブ」用の〈ゼリー〉と〈マット〉〈のぼり木〉をGETしてきました。
本当は枯れ葉も必要だったようですが、枯れ葉ぐらいは近所に落ちているんじゃない?
ってことでスルーし、飼育用のケースは以前金魚を買っていたときのものを使用、霧吹きも家にあった〈毛穴汚れをきれいにするスプレー〉の空容器を洗って使用という、超節約モードでのカブとの生活の始まりです。
朝、早起きしてマットに霧吹きしながら夜あげたえさのチェックをします。バナナやゼリーが食べ尽くしてあるとめっぽう嬉しい気分に!
夜行性なので夜は激しく動き回りケースの中のマットやエサ台は朝にはぐちゃぐちゃなのできれいに直していると、「カブ」がじゃれているように登り木を上がってきたり、ひっくり返ったりで思わず笑顔になってしまう私。
生き物が家の中にいるのは精神衛生上かなり良さげです。
メスカブトムシさん登場!!
作り話と思いたい方は思ってください。ただ、この不思議な話はまぎれもない事実です。というのは、「カブ」登場からちょうど1週間後の17:00ころでしょうか?今度はウォーキングの帰りに同じマンション駐車場のしかも同じ場所で、メスの捨てカブトムシを発見してしまったんです。
確かに、前日の夜「カブ」もツガイで飼ったほうがうれしいんじゃないかな?なんて思って検索したり、同居人と話していたんです。
そしたら見事なタイミングでのメスの捨てカブトムシ登場です。もしかして我が家は盗聴されていて、だれかが親切にメスを用意してくれたんじゃないの?とか我が家にいる「カブ」の彼女が『「カブ」を探して3千里』そして駐車場のあの場所にたどり着いたのか?などなどが一瞬で頭を駆け巡りました。
けっきょく、「カブ」のお嫁さん欲しさでこのメスのカブトムシも拾って帰ることにしました。やはり名前を付けてあげなくちゃ!と今回は「カブミ」となんの言われもない名前にしました。
カップル誕生で嫁脱走!
そんなこんなでツガイのカブトムシが我が家で暮らすことになり、「カブ」のもとへ「カブミ」をお届けしたわけですが、初対面でお互いプイッと横を向き、違う方向の角へ向かって超高速で潜ってしまったんです。
「明日のことは明日考えよう」とスカーレット・オハラ並みに割り切って私はベッドに入り熟睡。
そして翌日ビックリ!
早起きして霧吹きでマットを湿らせているといつものようにカブはじゃれるように現れるのですが、「カブミ」がいません。
マットをあっちこっち掘り返し、すべてチェックしたのに居ません。これは事件です。広くもない部屋をあっちの部屋、こっちの部屋を這いつくばって床の上を捜索します。
どこにもいません。しかたないので捜索場所をテレビの裏やタンスの上まで広げます。
そこでようやくバタバタと羽音が聞こえカーテンに近づくと、レースのカーテンにカブミがひっついているではありませんか。
カブトムシにも相性があるのか知りませんが、とにかくその夜は「カブミ」は「カブ」から逃げ出したかったんですね。
でも飼育ケースはひとつしかないので、カブミにはあきらめてもらい同居をお願いしました。しばらくすると二匹で仲良くバナナを食し、合体と相成ったわけです。カップル誕生です。
めでたし、めでたし。
あとは出産を待つばかり!
その後ちょうど1週間経った今日、二匹とも適当に元気にしています。エサはゼリーはあまり好きでないようでバナナばかり食べます。
このまま、順調に暑い夏を越したらもしかしてメスの「カブミ」は、〈出産〉いや〈産卵〉しちゃうのでしょうか?
これまた新しい事件になりそうです。楽しみ、楽しみ♪
最後に
60年近く生きてきて、今までカブトムシを飼った経験は記憶にはありません。昆虫採集もしたことはなかったので、昆虫と暮らすのは全くの初の経験になります。
たかがカブトムシ、されどカブトムシ。
めっちゃ癒やされますし、気になります。おかげで早起きになったし部屋の温度調節もカブトムシに最適な20℃~25℃くらいに管理するようになったんで熱中症予防にも一役買っています。
先日はなんと自分がカブトムシになってしまった夢を見て、びっくりして咳き込み目覚めるという経験もしました。
キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」の歌詞じゃないけど
”今年の夏は胸まで熱い
不思議な不思議な夏です。
暑中(残暑)お見舞い申し上げます。”
って感じでしょうか?
終わり。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、またです。