sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

「40歳からは食べ方を変えなさい!」この本を読んで「今後は食べ方を変えます」byアラ還

こんにちは(sannigo)さんごです。いつもありがとうございます。

最近Amazon kindleで「40歳からは食べ方を変えなさい!」という本が無料だったので40歳はとっくの昔に通り過ぎてしってますが、非常に興味を惹かれたので試しに読んでみました。

 

著者は科学者の済陽高穂(わたよう たかほ)。1945年生まれ、独自に考案した「済陽式食事療法」で多くのがん患者を治癒に導いています。他にもたくさんの著書があって健康志向の高いみなさまに人気のようです。

 

「40歳からは食べ方を変えなさい!」この本を読んで「今後は食べ方を変えます」byアラ還[写真AC]

 

 

 

「40歳からは食べ方を変えなさい!」

 

 

 

40歳代になったら30歳代のような糖質中心の食事をやめる

 

30代までは、体が成長・発達する段階なので糖質が必要。でも40代からは成熟期。40代になっても30代と同じような糖質中心の食事をしていると重大な弊害が起きるといいます。

 

代謝の低下が招く老化現象は、まずお腹周りの脂肪が気になり出すところが私にピッタリ。

 

そこで年齢に応じた食べ方をしていかなくては!と読み進めます。ここで40歳からの「老化に勝つ」3大食材ってなんだと思いますか?

 

老化に勝つ3大食材は?

 

それは、りんご・レモン・ぶどうです。と本には書いてあります。へえ、なるほど。みなさん食べていますか?

 

「体の糖化」は老化を早める大きな要因になるので、ごはんなどの糖質の摂りすぎに注意です。

 

塩分を過剰に摂取すると、ミネラルバランスがくずれ、代謝異常の原因になるカリウムは塩分を体外に出してくれるので、カリウムが豊富な野菜を積極的に摂る

 

免疫力は、腸内環境の状態に大きく左右される。腸内環境を良好に保つためには、善玉菌を増やすこと。善玉菌は食物繊維や乳酸菌を餌にして増殖するので、野菜、果実、発酵食品、ヨーグルトを積極的に摂ることで腸内環境を良好に保てる。

 

関連記事>>

ダイエット目的のウォーキングなら「インターバル歩行」で8,000歩くらい - sannigoのアラ還日記

 

以上のことから済陽氏は、40歳からの「若い体をつくる」5カ条を書いています。

 

40歳からの「若い体を作る」5カ条

 

 

【40歳からの「若い体をつくる」5カ条】

・「体の糖化」を防ぐ
   炭水化物と上手に付き合おう

・「塩害」を防ぐ
   おいしい野菜・果物をたくさん食べよう

・「冷え」を取る
   鶏肉、青魚、鮭、卵ー良質のタンパク質を採ろう

・「腸の汚れ」を落とす
   発酵食品、乳製品を摂って、善玉菌を増やそう

・「体内毒素」を消す
   7色の野菜パワーで」デトックス

 

ミトコンドリアを増やすと健康状態を保てる

 

ミトコンドリアを増やすと体が高体温となり、血糖もコントロールされた健康状態を保つことができ、がんや糖尿病など人生を壊す病から体を守れます

 

このミトコンドリアは何歳になっても増やすことができるらしいのです。下記のことを行えば良いとのこと。

ミトコンドリアを増やすには?

・食事の前に適度な空腹の時間を持つ
・入浴で温める
・ウォーキング・背筋伸ばし・1分間片足立ちなどで軽い運動を続けるだけで効果がある。

 

「若い体をつくる食習慣」とは、1週間で30品目


著者は、40歳からの代謝のいい「若い体をつくる食習慣」とは、「30品目の食材を、週に2~3回食べるだけ」とのこと。


・「薬食い」鮭+「野菜の王様」ブロッコリー→若い体をつくる

・「医者いらず」りんご+「黄金の滋養食」蜂蜜→免疫力アップで体イキイキ!

・「畑のミルク」ぶどう+「発酵乳」ヨーグルト→抗加齢の「強い体」になる!

 

1週間で30品目の食品はこちら

穀物ー白米、玄米
肉ー牛、豚、鶏
魚介ー鮭、青魚、牡蠣
野菜ー大根、にんにく、トマト、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、玉ねぎ、
種実ーゴマ

果物ーりんご、レモン、ぶどう
豆ー納豆、豆腐
きのこー椎茸
いもーじゃがいも
海藻ー昆布
卵ー鶏卵
乳製品ーヨーグルト
油脂ーオリーブ油、ごま油
飲料ー緑茶
調味料ー蜂蜜、酢

 

「医者いらずの体」をつくる36品目

穀物ー白米、玄米
肉ー牛、鶏
魚介ー鮭、カツオ、タコ、青魚、牡蠣、しらす干し
甲殻ーエビ
海藻ー昆布、わかめ
野菜ー大根、にんにく、トマト、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、ねぎ・玉ねぎ、かぼちゃ、ほうれん草、
いもーじゃがいも、しらたき
きのこー干し椎茸
果物ーりんご、レモン、ぶどう、梅干し
種実ーゴマ、ナッツ類
乳製品ーヨーグルト
卵ー鶏卵
豆ー豆腐、納豆
飲料ー緑茶
調味料ー蜂蜜、酢

 QOL(クオリティーオフライフ=生活の質)が保たれている人生、つまり健康で人間らしく、豊かで幸福に生きることを目標に、まずは『著者がすすめる1週間で30品目』をスーパーで購入してきましょう。

 

人生とは「1食1食の積み重ね」です。

 

人参、キャベツ、ピーマン、キウイなどの野菜に囲まれて笑顔[写真AC]

 

「老けない、太らない、病気にならない」済陽式食習慣での、40歳から「若くなる食べ方」には3つだけルールがあります。

 

【「若くなる食べ方」3つのルール】

①「1日3食」をできるだけ同じ時間に摂る
②「40歳からの日常食」30品目を中心に、栄養素を質量ともにバランスよく摂る
③「食べる順番」を守る

 

この方法を守ると、早い人だと1週間で体に変化が現れるそうです。さらに代謝も上げていきましょうか?

《代謝を上げる方法》

①塩分制限ーかぎりなく無塩に近づける
②動物性タンパク質と脂肪を制限する
③野菜、果物を大量に摂る
④主食は玄米や発芽米にし、いもや豆類も摂る
⑤ヨーグルト、きのこ、海藻を摂る
⑥蜂蜜、レモン、ビール酵素を摂る
⑦油はオリーブオイル、ゴマ油、ナタネ油にする
⑧自然水を飲む

 

今度は食べ合わせのお話

 

りんご+蜂蜜は、著者のイチ押しの若返り食で、人生後半の体を支えるもっとも大切な食材はレモン、ぶどう、りんご。著者は昼食はりんごと飲むヨーグルトのみにしているそう。これだけだとお腹が空きそうですが、大丈夫なんですかね。

 

さらに、りんごはまるごと食べるほうが良いみたいですよ。なぜなら、皮に何種類もの抗酸力を持つポリフェノールが豊富で老化やガン細胞の増殖を抑制するんだって。著者は「りんご半個に蜂蜜大さじ1杯程度」がおすすめと書いています。

 

疲労回復には牛や豚の肉より「鶏肉」それもビタミンCがたっぷり含まれた「じゃがいも」と一緒に食べるのが効果的です。

 

【フードシナジー】欧米で近年脚光を浴びている食べ合わせのこと。


「食材が持つ栄養分、薬効を最大限に高める食べ方」のことで、ここでは23項目の症状を「防ぐ・消す」食べ方最高の「食べ合わせ」を紹介

 

23項目の症状を「防ぐ・消す」食べ方、最高の「食べ合わせ」

◎肥満ー消化力バツグンの「大根+しらたき」で太らない体に

◎肩こり・腰痛ービタミン豊富な「かぼちゃ+ナッツ」で血行促進
◎血液サラサラ①ー「青魚」と「玉ねぎ」で血と血管が若くなる
◎血液サラサラ②ー血をきれいにする黄金色「納豆ごはん」
◎疲労・倦怠感①ー「じゃがいも+鶏肉」抗酸化・免疫力アップ 
◎疲労・倦怠感②ー滋養強壮「にんにく+カツオ」
◎スタミナ不足ースタミナ食「牡蠣」に「酢」を」かけて効果倍増
◎目の疲れー「タコ」と「海藻」のタウリンが目を守る
◎ストレスー「緑茶」でほっと一息、「梅干し」で疲れを癒やす。
◎不安ー「ゴマ+ほうれん草」は食べる精神安定剤
◎冷えー「牛肉」と「ねぎ」の組み合わせで体がポカポカ
◎アレルギーー「にんじん+りんご」で医者いらずの体に!
◎便秘ー「ヨーグルト+りんご」の整腸力で腸スッキリ
◎老眼ー抗酸化食「鮭+ブロッコリー」
◎物忘れー健脳効果が高い「卵+海藻」で脳の老化を防ぐ
◎薄毛ー髪の毛をつくるケラチン豊富な「豆腐+玄米」
◎しみ・しわー「ブロッコリー+エビ」で肌ツヤツヤに!
◎骨粗鬆症ー「しらす+レモンひと絞り」で骨が強くなる
◎高血糖ー相性抜群の「ぶどう+鶏肉」で効率よく栄養摂取
◎高血圧ー週2回の「玄米ごはん+青魚」が血圧を安定させる
◎脂質異常症ー日本の伝統食「海藻+豆腐」でLDLを撃退
◎肝機能低下ー食物繊維の塊「干し椎茸+昆布」で肝臓強化
◎胃もたれー台所の医者「キャベツ」+自然の胃薬「大根」で最強
◎腸を整えるー「りんご+蜂蜜」のバーモント食で病気知らず

和食が、2013年にユネスコ無形文化財遺産(世界遺産)に認定されました。決め手は栄養バランスに優れ、四季折々の食材が豊富なことでした。

 

そんなすごい和食を、生まれてから毎日食べているわたしは幸せものです。日本に生まれて良かった。

 

済陽氏は「病気の原因は食生活にある」と、この本の中で言い切っています。60歳を目前にして、やはりただ生きているだけではいけませんよね。

 

しっかり食べるべきものを、根拠ある食べ合わせで1日3食を毎日同じ時間に規則正しく食べましょう。

 

さらに『1週間で30品目の食品』からの食材を、週に2~3回食べるようにします。

 

関連記事>>

シークワーサーの『ノビレチン』には認知症予防の効果ありなんですって! - sannigoのアラ還日記

 

 

まとめ

 

科学者の済陽高穂(わたよう たかほ)氏が書かれた「40歳からは食べ方を変えなさい!」を読んだら、まさにわたしへの啓示でした。

 

体も心も肥満も老化もすべて食べ方次第、という著者のおっしゃることには一理ありますし納得です。っていうか、現在のわたしは、まさに肥満と老化の真っ只中。

 

この本を読んで、今すぐに食べ方を大きく変えないといけないと感じました。

 

まずは、「老化に勝つ」3大食材【りんご・レモン・ぶどう】を食し、「体の糖化」「塩害」を防ぎ、「冷え」を取り、「腸の汚れ」を落とし、「体内毒素」を消すという若い体づくりに励みましょう。

 

若くなる食べ方として、「1日3食」をできるだけ同じ時間に摂る、「40歳からの日常食」30品目を中心に、栄養素を質量ともにバランスよく摂る、「食べる順番」を守るのたった3つを守ればOK!
  

男性も女性も厄年が、40歳前後に設定されていることには、深い意味があったんです。「あーあー厄年も無事越せてよかった」だけではダメなんです。

 

40歳代からは、残りの人生をよく考えて食べ物、運動、趣味などの充実を計ることが大事ってことです。仕事!仕事!で追いまくられていては若い身体は作れません。

 

60歳代まであと少しになってからこの本を読んだので、なんだか20年分の人生を無駄に過ごしてしまったかも?と後悔していますが、いやいや、まだこれからでも間に合うこともあるはず。

 

まずは「大病への一里塚」の中年太りから解消していきます。解消できるといいのだけど。オホホ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。