🕖2021/05/27 🔄2022/01/27
こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
最近知ったのですが、なにやら硬貨を銀行などの金融機関で貯金する時に、硬貨が大量だった場合手数料がかかるとか。じゃあずっと続けてきた500円玉貯金はやめるしかないのかな?
もしかしたら、みなさんも小銭貯金とかされているのではないでしょうか?
たとえば500円玉貯金でなくても、財布に小銭が貯まったときには、なにか大きな瓶や缶などに移して貯めるとか。
つもり貯金っていう、「今日はこれでコーヒー1杯飲んだつもり」とか言いながらコーヒー1杯分の小銭を貯めていくという割とポピュラーな方法とか。
ところが、この小銭貯金をいざスーパーや百貨店で使おうとすると☓なんですって。このように小銭貯金や500円玉貯金をするときは気をつけないといけないことがあるようなんです。
今回は、500円玉貯金や小銭貯金をしている方は、やがて大量の硬貨が貯まったときは使い方や両替には気をつけないといけませんね。というお話です。
この記事を読んでいただければ、500円玉貯金をはじめとする小銭貯金をするよりも、こまめに利用したほうが誰にとっても「善きこと」だと理解していただけることでしょう。
小銭貯金で買い物する際に注意すること
もし、あなたが小銭貯金をして貯まった小銭を買い物や何かしらの支払いに使おうと思っているならご注意ください。
忘れてはいけないのは、大量の小銭を買い物や支払いで使うのは受け取る側には大迷惑だということです。
スーパーで110円のお買い物をして1円玉で110枚払ったら、レジの小銭を入れる場所はパンパンになってしまいます。何より小銭を銀行などに預け入れるには手数料がかかるんです。
ちなみに小銭に関して以下のような3つのルールがあります。小銭を貯めるなら以下の3つのルールに注意する必要があるようです。
①同じ硬貨20枚以上で支払うことは法律で禁止されている
②小銭貯金の預け入れには手数料がかかる
③コンビニのATMで小銭の預け入れはできない
これまで、このような法律や決まりがあることを全く知らなかったわたしですが、調べれば簡単に出てきます。
それでも法律に定められている割に、知っている人が少な過ぎるのではないかとちょっと疑問も持ってしまいます。
良い機会なので、上記の3つのルールについてくわしく調べてみました。もし気になるようでしたら、読み進めていただければ幸いです。
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ルール① 同じ硬貨20枚以上で支払うことは法律で禁止されている
日本には「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」というものがあるそうです。その法律の第7条には「貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する」という項目があるとのことをご存知でしたか?
やさしく言うと「同じ硬貨は20枚以上使用することができない」という法律になります。
先ほどの例の通り、110円分のお買い物を1円玉110枚で支払うことでかなりの迷惑をかけてしまうからこのような法律があるのでしょうね。
この法律に気をつけて小銭貯金をするとなると、小銭をそのままお買い物やなにかの支払いに使うのはNGです。
貯まった小銭を使いたいとなると、自身で両替して大きい額にして利用する必要が出てきます。
ところが、この両替も近ごろはやっかいで銀行やJAなどの金融機関で両替をするには手数料がかかると言うんです。
だったら、硬貨を一度自身の口座へ預け入れしてから大きな額のお札で預金を下ろせば良いのでは?と考えます。が、これを阻むのがルール②で、窓口で入金する場合は手数料がかかることがあるのです。
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ルール② 小銭貯金の預け入れには手数料がかかる
たとえば大手の銀行やJAの窓口で小銭を預け入れすると手数料が生じてしまうんです。
たとえば【JA】ですと紙幣・硬貨の合計枚数で以下の金額の手数料がかかります。
【JA】
・1枚~50枚: 無料
・51枚~1,000枚:330円
・1,001枚~2,000枚:660円
・2,001枚以上:1,000枚ごとに330円加算
大手の【三菱UFJ銀行】や【みずほ銀行】でも「大量硬貨取扱手数料」が導入されていますので下記のように手数料がかかります。
【三菱UFJ銀行】
・1枚~100枚:無料
・101枚~500枚:550円
・501枚~1,000枚:1,100円
・1,001枚以上:1,650円
以降500枚ごとに550円を加算
【みずほ銀行】
・1枚~100枚:無料
・101枚~500枚:550円
・501枚~1,000枚:1,320円
以降500枚ごとに660円を加算
【三井住友銀行】では、「硬貨入金整理手数料」が新設されていますので、こちらもやはり下記のように手数料がかかります。
【三井住友銀行】
・300枚まで: 無料
・301枚~500枚:550円
・501枚~1,000枚:1,100円
・1,001枚以上:500枚につき550円加算
このように、上記の3つの銀行で100枚以上の硬貨だとけっこうな手数料がかかります。
大手の銀行もこれに準じている可能性も高いので、自身の銀行がどうなっているかは事前に確認したほうが良さそうです。
たとえば500円玉貯金なら100枚で5万円。このくらいの貯金なら毎日500円ずつ貯金をすればたったの3ヶ月ちょっとで貯まります。
1年放っておけば、18万2千5百円で365枚貯まります。でも550円は手数料でマイナスされてしまう可能性があると思うと何やら非常に残念な気持ちになりませんか?
だったら、大量の小銭入金は手数料を払うしかないのでしょうか?そこで小銭入金をするおすすめの方法があります。
小銭入金するおすすめの方法
じつは500円玉貯金をはじめとする小銭貯金で貯まった小銭を、大量に入金するおすすめの方法があるんです。その方法とは、銀行のATMで入金する方法です。
銀行ATMで入金する
銀行ATMなら小銭を一気に預入できるのです。なぜなら銀行ATMの硬貨投入口は、ゆうちょのATMなどと比べ大きめです。
なので、銀行ATMなら一気に小銭を入金することができて、しかも窓口で小銭を預金するときのように手数料はかかりません。
ただし、ATMでの硬貨投入口での預け入れは100枚までとなっているので100枚以上の硬貨を預け入れたい場合は数回に分けての入金が必要です。
ATM待ちの人々で列ができるような迷惑をかけてしまわないように数回に分けての入金をしましょう。もちろんその都度列に並ぶのがマナーではないでしょうか?
特に給料日や年金支給日、連休前日などの混雑が予想される時間や日は避けての入金が好ましいです。
が、銀行のATMを利用するには、ある程度時間や曜日が限定されてしまいます。
そこでコンビニのATMはどうかしら?と調べてみると、コンビニのATMには「小銭の投入口」がついていないんです。当然小銭での入金はできません。これがルール③になります。
ルール③コンビニのATMで小銭の預け入れはできない
繰り返しになりますが、コンビニのATMには「小銭の投入口」がついていないんです。当然小銭での入金はできません。
実はコンビニのATMだけでなく、駅などに設置されているATM、一部の都市銀行・信用金庫・JAに設置されているATMでも小銭の預け入れには利用できないところがありますので注意が必要です。
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わたしの郵便貯金のイメージ
わたしのようなアラ還世代は、小学生時代から自身名義の郵便貯金通帳を持っていて、月イチくらいで郵便局員さんが小学校などを訪れてくれるタイミングで、お小遣いやお年玉などを貯金していました。
今の時代ですからきっとそんな危険なことはしないのでしょうが、ずっと下ろさないでいると結婚適齢期ぐらいにはかなりの金額に増えていてびっくり仰天で大喜びした思い出があります。
当時の利率が現在とは比べ物にならないほど高かったおかげのこと。あんな時代に利率が戻ると良いのだけど。絶対にありえないことなので「すてきな思い出話し」ということにしておきます。
※銀行での手数料などの情報は2021年5月の情報です。ご利用の際には改めて情報をご確認ください。
まとめ
今回は500円玉貯金のような小銭貯金は、習慣になってしまえばかなりの金額が貯まって魅力的な貯金方法です。
ところが、この世知辛い時代になって大量の小銭を両替するには手数料が必要な銀行や金融機関が増えてきました。
そこで、これからの時代は小銭はたくさん貯まる前に少しづつでも会計のたびに利用したほうが賢いかも!ってことでいろいろ調べてみた結果、銀行ならATMで入金することができそうってことも知ることができて満足です。
ただ、これまで続けてきた500円玉貯金は、やはりやめた方が誰のためにも善い方法ではないかしら?と思いはじめています。
キャッシュレスの時代になってきている現在、やはり「硬貨を貯めよう」と思っていてもなかなか手に入らないのが現状です。だって現金でお買い物をする機会が減っているのですから。
両替するにも、スーパーで買い物するにしても、どうしても手数がかかるのが現金です。それなら硬貨を貯めるという貯蓄方法は、あまり現代社会には合っていないような気がしてなりません。
しかもコロナ禍では、お札にも硬貨にもウイルスがとどまってしまうようですし、わたしとしては今後は500円玉貯金もやめて行く予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。