sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

絶対に必要な生前整理、けっこう時間がかかるので元気なうちに始めませんか?

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

7月7日といえば七夕を思い浮かべますが、夏至から数えて15日目の小暑でもあります。

 

小暑とは梅雨が明けて本格的な暑さがやってくる頃で、ご家庭では暑中お見舞を書き始める頃ですね。

 

我が家でも七夕に合わせ♪笹の葉サーラサラ軒端に揺れる♪ではなく、コンパクトな七夕飾りをリビングにこじんまりと飾っています。

 

アラ環のわたしも短冊に「ピンピンコロリできますように!」と、切実なお願い事を書いてしまいました。みなさんはどんなお願いをされましたか?

 

お家の中で過ごす時間が長いこの梅雨の時期だからこそ、ゆっくりと生前整理について考えてみようと思います。

 

絶対に必要な生前整理、けっこう時間がかかるので元気なうちに始めませんか?[写真AC]

 

 

 

絶対に必要な生前整理

 

生前整理とは、元気なうちに死後のことを見すえて、自身の身辺や財産を整理することをいいます。

 

 

生前整理は必要でしょうか?

 

「財産も資産もないし、しかも子なしだからそんなものは必要ない!」なんて思っていたのです。

 

ただ両親をがすでに他界し自身も還暦にあと数年ともなると、普通に家庭を持ちお孫さんまでいるような友人や加藤茶さんのCMでの終活などマスコミの影響もあって「生前整理」がやけに気になります。

 

そこで、そもそも必要なのか?というところですが、生前整理の目的は「あなたのため」とよく言われます。わたしとしては「残された家族のため」に必要なのだろうと考えていたのですが、どうして「あなたのため」なんでしょう?

 

どんな形であれ、人も生き物ですからやがて死が訪れます。今回の熱海の土石流にしても予測不能な自然災害から交通事故まで今すぐにでも遭遇してしまうかもしれません。

 

ご両親を亡くしている方ならよくご存知でしょうが、人が亡くなると有無を言わさずすぐに「相続」というものがはじまります。

 

まだご両親がお元気で健在なら、その「相続」という事態がなかなか想像できないかもしれません。

 

それなら、今すぐ自身がこの世界からいなくなることを想像してみてください。まずは何が気になりますか?生ゴミですか?それとも・・・。

 

その気になったところ「自身の死後はこうして欲しい」と希望を形に残しておくことで、たとえばお盆などでふわふわとあの世から帰って来たときに「あちゃー」ってびっくり仰天することがなくなります。

 

本当にあの世からふわふわと帰って来れるのかは不明ですが(笑)それでも今のうちから「生前整理」を始める必要があるような気がしてきませんか?

 

 

「生前整理」何から始める?

 

 

写真立てとバラの花の贈り物に天使を添えて[写真AC]

 

 

①残したい財産を選別する 

 

もし自身が亡くなったときに「残したい財産」はありますか。

例えば

・あなた名義の不動産(土地、家、マンションなど)

・あなた名義の預貯金(子供の頃から貯めた貯金、親からの遺産、へそくりなど)

・趣味で購入した価値のあるもの(フィギア、切手、陶磁器、骨董品、本、CD、DVDなど)

 

子供の頃から小学校への出張郵便局で、落とし玉やおこづかいを使わずに一生懸命に貯めてきた貯金、他にも趣味で購入、収集してきた大切な宝物たちが、自身の死後どうなってしまうのか気になりませんか?

 

これらの財産は相続財産として残すのか、それとも生前に手放して現金に換えるかなどを選別しておかなくていけません。

 

関連記事>>

私のプチ断捨離その後を聞いて、あなたもきっと断舎離したくなる! - sannigoのアラ還日記

 

それに桁違いに多額の遺産や不動産を奥様やお子様にゆずるとなると、もらう側が贈与税に苦しむことがないように譲らないといけないですもんね。

 

子なしの縁者なしなら「国庫へ寄付する」方法ならなんの心配もないかも!ですが。

 

②心身ともに元気なうちに整理する

 

30歳代から50歳代の方なら、元気で行動力も判断力も衰えていないのでは?

 

やっぱり還暦をすぎる頃から記憶力や体力の低下を感じるようになり、それらの影響で行動力や判断力も鈍ってきてしまう可能性が高いですよね。

 

それならご自身が30歳代から50歳代の元気なうちに生前整理をしておけば、体力・気力が衰え、判断力が低下するような年齢になったときに、「あー何もできなかった」なんていう事態は避けることができるのでは?

 

先ほども書きましたが、人が亡くなるとすぐに「相続」がはじまってしまいます。そのときに「生前、故人が通帳をどこにしまっていたのかわからない」「通帳が探しても見つからない」「土地や住んでいるこの家は誰のもの?」なんて、ご遺族が困ってしまうことがないようにはしておきましょうよ。

 

ちなみにわたしはちゃっかりしたもんで、すでに「遺言書」もがっちりしたためております。はいっ!不動産や口座も整理しまくら千代子で、細かくわかりやすく遺言書に書き込んでいます。

 

アルバムに関しては、パソコンに残したい写真だけを読み込み、あとは燃えるゴミとして処分するのが一番簡単な方法では?なんせ昔のアルバムは重くて収納場所にも困るし重すぎ!

 

趣味の切手やCD、DVD、本などはすべて買取業者に自身で運んで持ち込み、金銭に変えていますし、洋服は古着屋さんへ、なんなら500円玉貯金も少しずつ買い物に利用していますのよ。オッホッホ!

 

関連記事>>

そろそろ衣替えの季節。今は「立てる収納」でタオルから冷凍食品までスッキリ! - sannigoのアラ還日記

 

あとは、ここ2年位使わなかったコタツとこたつ用の布団類にお客様用布団の処分が残っていますが、この7月の3連休は「オリンピック」をテレビで応援しなくちゃ!ですので8月のお盆休みまで持ち越しになりそうです。

 

関連記事>>

 

www.sannigo.work

 

まとめ

 

お金もお家も洋服も大好きなDVDも、あの世に持っていくことはできないものです。棺桶に亡骸と一緒に入れてあげたとしても実際は無理ですもんね。

 

ピンピンコロリ!を希望している限り、願いが叶っていつコロっと逝ってしまうかもしれませんし、いつ健康を害して寝込んだり、災害や事故で動けなくなるかもしれません。

 

「あなたは、いやなことばかり想像する人だね」なんてお叱りを受けたとしても、やはり終活といいますか「生前整理」はしておいたほうが良いのでは?というのがわたしの考えです。

 

わたしのように、実際に墓守をしてくれる子孫がいないのだから、永代供養してくれる樹木葬に頼るしかない方も増えてるでしょうし、逆に墓じまいされる方が増えているとも聞きます。

 

お家の中の整理は、この2年ほどの長いお家滞在時間でだいぶ進んだ方が多いようです。

 

なんならリノベーションまでして機能的にも充実したおしゃれな空間で暮らしている方も増えていそうです。

 

もう一歩踏み込んで「生前整理」を早めに進めませんか?


最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。

☆ランキングに参加しています☆

ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング