🕖2021/07/16 🔄2022/08/25
こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
最近運動不足にもほどがあるようで、先日ブログでも発表させていただきましたが、ただいま腹囲ジャスト100cmのわたしですが何か?
すでにポッチャリは通り越していることは、とっくに気づいてはいるのですが・・・。
まだポチャッリさんと自身をかわいく表現している、自分自身のいやらしさにむかつきます(笑)
ところで、皆さんは疲れている時やイライラする時はなにか食事で気をつけていらっしゃることはありますか?
「疲労回復には甘いものや肉が効果的」だとか「イライラするのはカルシウム不足だよ」とか、まことしやかに言い継がれている言葉たちって本当に信じていいの?
今回は、疲れていない時でも、甘いものも、お肉も、モリモリ食べたいわたしが、これ以上太ることなく疲労回復やイライラを解消できる毎日の食事に生かせる食べ物を探してみたいと思います。
- 「疲労回復には甘いものや肉が効果的」の根拠
- 「イライラするのはカルシウム不足だよ」の根拠
- 食べ過ぎや飲みすぎに注意!
- 疲れているときはどんな食事が良いの?
- イライラしているときはどんな食事が良いの?
- まとめ
「疲労回復には甘いものや肉が効果的」の根拠
糖分を摂れば血糖値が上がり元気になりそう。とか、疲れている時だからこそ肉を食べて幸福感が味わおう。と考えているからでしょう。
ところが、甘いものの食べ過ぎは、疲労を増大させる原因になるらしいです。なぜ甘いものを食べ過ぎると疲労が増大するのでしょうか?
糖分がたくさん入った甘いものが、血糖値を急激に上げることはよく知られています。だから人はみな甘いものを食べれば元気になると信じ込んでいるのでしょう。
だって、人気だった「デスノート」のL(エル)だって、いつも脳みそを使いまくっていたせいで板チョコを食べまくっていたじゃないですか!
しかもかなりのお痩せさんでいつも目にクマができていたじゃないですか!
そうなんですが、実は血糖値の上昇で得られる集中力が上がる効果は一時的なものなんですって。
体は急激に上がった血糖値を下げようとして働きます。すると、今度は血糖値が下がりすぎて低血糖の状態になってしまい、体がだるかったり、集中力がなくなったりし、さらに無気力になり、イライラも増してしまいます。
なるほど!だから、甘いものを食べて一度は上がった血糖値で元気マンマンになった気がしても、すぐに低血糖に陥ってダル、ダル、ダルビッシュ!って感じになってしまうってことらしいです。
しかも、体自体が甘いものを食べれば血糖値が上がって楽になることがわかってしまっているため、低血糖になった体は「もっと甘いものをくれー」って状態に!
結局
甘いものを食べる
⇓
一瞬元気になる
⇓
低血糖状態でダルイ
⇓
血糖値を上げて元気になりたい
⇓
もっと甘いものをくれ
⇓
甘いものを食べる
甘い物好きさんの体は、上記のような悪循環を繰り返しているってことですね。
疲れを感じるのは、ビタミン不足の可能性もあります。なぜなら糖分や脂肪をエネルギーにする際には、ビタミンB群が使われるからです。
過剰に摂取した甘いものをエネルギーにするためビタミンBが使われ過ぎて、ビタミンB不足状態の体が疲れを感じさせているとのこと。だったらビタミンBを摂取しなくちゃ!
関連記事>>
腸内環境を改善し自律神経を整え、定期的に運動すればピンコロも夢じゃない! - sannigoのアラ還日記
「イライラするのはカルシウム不足だよ」の根拠
実は、この「カルシウムが不足するとイライラして怒りっぽくなる」というのは、俗説で全く正しくないと言われています。
どうしてこの考えが生まれ、誰もが信用するようになったかというと、カルシウムには、心拍を規則正しく保つ、筋肉の収縮などに必要であるといった役割もあり、カルシウムの99%は骨や歯などの材料になっています。
そこからイライラなどの不調が起こる原因として、カルシウム不足があるのでは?と考えられ信用されるようになったようです。
実際にカルシウム不足で起きる健康問題
では、実際にカルシウム不足から起きる健康問題には何があるのでしょうか?
カルシウム不足がひどくなると骨粗しょう症のほかに手足のしびれ、けいれんを起こしたり、死に至ることもある心拍リズムの異常などを起こす場合があるそうです。ちなみに、逆にカルシウムを摂りすぎると便秘になることも知られています。
そろそろ、本題に戻りましょう。実際に疲れているときやイライラしている時はどんなことに気をつけて食事をすればよいのでしょうか?
食べ過ぎや飲みすぎに注意!
食べ過ぎや飲み過ぎが疲労や体調不良の原因なんですって。
みなさんも食事会や宴会で調子に乗って食べ過ぎた次の日に、体調不良を感じたことがありませんか?
飲み会が大好きで「明日からがんばろう!」の決起大会で飲みすぎて、翌日は風邪をひいてダウン!なんてことはありがち。
昔は風邪をひくと、家族から「栄養をつけなくちゃいけないから食べろ!食べろ!」と言われていましたが、いつからか「風邪をひいたときは胃や腸を休ませるために、消化の良いお粥みたいのものを食べておけば良い」と世間の空気も変わりましたよね。
食べ過ぎはよくない!腹八分目が最近の流行りですが、食べ過ぎにはやはりデメリットがあるってこと。
民間療法的な考え方での食べ過ぎのデメリット
・毒出し反応として発熱や風邪と同じ症状が出る
・血液中に老廃物が溜まるためそこにウィルスがつきやすくなって風邪を引く。などの考え方もあるようです。
医療的な食べ過ぎのデメリット
・胃腸への負担が高まる
胃腸は、日常的な食事でも12時間以上という長い時間をかけて、いつも休むことなく消化活動をしています。
ところが、食べ過ぎや飲み過ぎで日常よりもたくさん消費活動をしなくちゃいけなくなることで、さらに胃腸に負担をかけてしまうことになり、消化不良疲れの原因になってしまうようです。
疲れているときはどんな食事が良いの?
スタミナがつきそうなボリュームのある食事は、体調や疲労のタイプによっては逆効果になってしまいます。
身体の代謝を良くするには、エネルギー源となる糖質・タンパク質とともに、エネルギーを作り出す回路を動かすために必要なビタミン・ミネラルが必要です。
《疲労回復に効果的な栄養素》
【ビタミンB1】
糖質からのエネルギー生成
※豚肉、きのこ、うなぎ、豆腐などに多く含まれます。
※ビタミンB1の吸収を助けるアリシンはネギ、ニラ、ニンニクなどに多く含まれます。
【ベータカロテン・ビタミンC・ビタミンE】
活性炭素や疲労物質(乳酸)を除去する
※緑黄色野菜、くだもの(柑橘類)、酢、梅干し、ナッツ類(アーモンド)、魚介類に多く含まれます。
【ビタミンB2】
タンパク質、脂質、糖質の代謝。乳酸などの疲労物質を取り除くのに必要
※魚類(うなぎ、ぶり、さわら)、豚レバー、モロヘイヤ、牛乳、納豆に多く含まれます。
【カルシウム】
筋肉のスムーズな動きを助ける。精神的な疲労・ストレスを緩和
※乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、魚類(小魚)、大豆製品(豆腐、納豆)ほうれん草などに多く含まれます。
【鉄】
体内に酸素を運び、疲れやすさを取り除く
関連記事>>
認知症予防に効果がある「ノビレチン」を多く含む食品と必要な摂取量は? - sannigoのアラ還日記
《疲労回復に効果的な食事方法》
①食欲がないときは無理をせず、食べやすく身体に負担にならない食事を心がけましょう。
②無理に一度に食べようとせず、小分けにするとか回数を増やして消化器官に負担をかけない工夫で体力の回復に努めましょう。
③日頃から疲れたときにでも食べられる食材を探しておきましょう。
④睡眠、休養と同時に食事の内容にも気を配り体調管理を行いましょう。
イライラしているときはどんな食事が良いの?
《イライラに効果的な栄養素》
【カルシウム】
神経の伝達機能の興奮を抑える働きがあります。
※乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、魚類、ほうれん草などに多く含まれます。
【ビタミンC】
ビタミンCは水溶性のため身体に溜め込むことができないので毎日欠かさず摂ることが望ましいです。
※いちご、キャベツ、柑橘類、ピーマンなどに多く含まれます。
【ビタミンB1】
脳にとってのエネルギー源のブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンです。
※大豆、豚肉、卵黄、さつまいも等に多く含まれます。
《イライラに効果的な食事方法》
①白いものより茶色のものを!
白米より玄米、胚芽米、麦飯を!
白パンより麦芽、ライ麦、全粒粉パンを!
白米より玄米の方がビタミンや食物繊維が豊富で血糖値の上昇を抑えます。
②よく噛んで食事をしましょう!
よく噛むことで食事の血糖値の上がり方が穏やかになります。
③食べる順番にも気を使いましょう!
食事を摂るときは、汁物や野菜の豊富な小鉢料理やサラダから先に食べ、ご飯をあとに回すことで血糖値の急上昇を避けられます。
④シンプルな味つけをしましょう!
ソースやケチャップ、たれ類等には糖質がたっぷり含まれている場合があります。塩、コショウ、しょうゆ、お酢などのシンプルな調味料で、糖質を摂りすぎないように!
カット&スチーム野菜の定期宅配はこちらから>>
食事の準備がラクになる!カット&スチーム野菜の宅配 イエコック
カラダにも環境にもやさしい食材宅配サービスならこちら>>
関連記事>>
γ-GTが気になるなら「5つのポイントを守り、お酒は控えめに」のお酒ライフを! - sannigoのアラ還日記
まとめ
今回は、最近疲れっぽくてダルくて!ダルくて!というわたしが、「疲労回復には甘いものや肉が効果的」だとか「イライラするのはカルシウム不足だよ」が正しいのか検証してみました。
食べ過ぎや飲み過ぎが疲労の原因だったり、甘いものの食べ過ぎで血糖値が上がったり、下がったりでダルくなるとのこと。
イライラの原因はカルシウム!ってことでもないようで、ビタミンや食物繊維を意識してたくさん摂ることで抑えられそうです。
やっぱり、お菓子にアイス、ゼリーにコーラと甘いものの摂リ過ぎがここ最近のだるさの原因だったようです。
みなさんももしダルイ!と感じているなら甘いものの摂り過ぎに注意したり、食事の量が多すぎかも?ですから、少し量を減らしても良いのかもしれませんね。ウフフフっ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。