sannigoのアラ還日記

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【喪中はがき】出す時期から、範囲、内容、マナー、印刷する場合の料金は?

🕖2021/10/19  🔄2021/12/21

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

昨日は10月に入って初めて富士山が冠雪したというニュースが流れたり、各地の山々からも初冠雪の頼リも届いたりでまさに秋の訪れを感じています。

 

ちなみに今朝はこの秋一番の冷え込みで、本格的な秋もいつの間にか飛び越え、いきなり冬を迎えてしまった感まであります。

 

そんな秋の深まりとともに、『喪中はがき』のことが気にかかっている方もいらっしゃることでしょう。

 

ですが、冠婚葬祭の本などには喪中はがきのマナーはあまり載っていないようです。

 

これでは、はじめて【喪中はがき】を出す方は、いろいろ悩んでしまいます。

 

そこで今回ははじめて【喪中はがき】を出す方が、迷わずに無事投函できるようにいろいろと調べてみました。

 

まずは【喪中はがき】を出す時期から、出す範囲、内容などのマナーについて、さらに印刷するとどのくらいの料金になるか?

 

自身で印刷するなら無料テンプレートがあるか?などを自分のためにも記録していきます。

 

【喪中はがき】出す時期から、範囲、内容、マナー、印刷する場合の料金は?

 

 

 

【喪中(もちゅう)はがき】とは?

 

喪中とは?

 

まずは喪中とは、「喪に服している期間」のことを言います。「喪に服す(ふくす)」とは、故人の死を悼み自身の身を慎むことです。

 

元々この「喪」とう字は、近親者が亡くなった際に一定期間喪服を着て、故人の冥福を祈りながら身を謹んで生活するという意味があります。

 

一昔前の喪中期間は、黒い喪服を着たまま生活し、お祝い事は断り、飲酒せず、動物の肉も食さず精進料理で過ごす。という慎ましい生活をおくるのが「喪中」のマナーでした。

 

しかし、現在はそこまで生活を制限することはなく、昔のしきたりの名残としてお祝い事を避けるという風習だけが残っています。

 

 

【喪中はがき】とは?

 

喪中はがきとは、喪中であるためおめでたい新年のあいさつを控えさせていただくことをお知らせするために送るはがきのことです。

 

【喪中はがき】を出す時期はいつ?

 

11月~12月の初め(遅くとも12月15日まで)に、「喪中はがき」を出す相手が年賀状の用意を始める前に出しましょう。

 

この出す時期は、特に喪中はがきのマナーというわけではなく、年賀状の準備をする相手への気遣いから、この時期に送るのが一般的とされています。

 

もし出す時期が遅くなってしまった場合は、松の内(1月7日)が明けてから、寒中見舞いはがきを出すのが一般的です。

 

喪中はがきを出していない方から年賀状が届いた場合は、1月7日を過ぎた頃に寒中見舞いを送り、不幸があって返礼が遅れたことのお詫びを書き添えるのがマナーです。

 

喪中期間は?

 

喪中期間は故人との続柄で少し異なりますが、長くて1年という目安です。なので、一周忌法要を区切りとして喪明けと考えるのが一般的なようです。

 

ただし喪中の風習は世界中にあり、国や地域によって全く異なりますし、日本国内だとしても地域によって微妙に異なります。

 

そのため、実際のところ『喪中はがき』には、「こうしなければいけない!」という決まりごとはないので、今回は一般的なお話しになります。

 

「喪中」とされる故人との続柄とおよその喪中期間は?

 

喪中とされるのは、一般的には二親等以内の親族です。

 

《一親等》

父母・義父母:12ヶ月~13ヶ月

子ども:3ヶ月~12ヶ月
(父母・配偶者・子)

 

《生計を共にしている二親等》

祖父母:3ヶ月~6ヶ月

兄弟・姉妹・孫:1ヶ月~6ヶ月

曾祖父母・叔父・叔母:喪中としない

 

ただし、この二親等以内の親族でなくても、故人を追悼したい場合は、喪中はがきを送っても間違いではありません。

 

最近では、生計を共にしていなくても二親等までは、不幸があった場合「喪中はがき」を送っている方が多いようです。

 

もし三親等以上でもつながりが深く親しい間柄の場合は、差出人の心情に合わせて喪中はがきを送る場合もあります。

 

 

《ちなみに忌中(きちゅう)とは?》

 

喪中によく似た言葉で「忌中」という言葉があります。この忌中とは故人が冥土(めいど)で旅をする期間のことで、故人が亡くなってから四十九日の忌明けまでの範囲です。

 

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どこまでの範囲の方に喪中はがきを出す?

 

喪中はがきは、新年のご挨拶を控えさせていただくお知らせですので、年賀状のやり取りや新年のあいさつをしている相手に出します。

 

【喪中はがき】に関して、きっとはじめて出される方のとっては、ほとんどわからないことばかりではないでしょうか?そこでちょっとした《よくある疑問》コーナーを設けてみました。

 

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《よくある疑問》

 

・親戚には出すの?

 

お互いに喪中である親族には省略することが多いようです。

 

・仕事関係はどこまで出すの?

 

通常は年賀状のやり取りのあるすべての方に送るのですが、知らせることで余計な気遣いをさせたくない場合や、プライベートな接点がない場合は、あえて年賀状を出すこともあるようです。

 

・喪中の方にも出していいの?

 

「新年のご挨拶を控えさせていただきます」というお知らせですので、お相手が喪中の場合でも、喪中はがきは出しましょう。

 

・12月に不幸があった場合はどうするのが良い?

 

『喪中はがき』の投函時期を過ぎてしまっている場合、どうしたらよいか悩まれる方が多いと思われます。

 

時期によっては、すでに相手が年賀状を投函している場合もありますので、『喪中はがき』は送らずに『寒中見舞い』を送りましょう。

 

『寒中見舞い』は、忌が明けた松の内(1月7日)以降に送るのが一般的です。その際に年始にいただいた年賀状へのお礼と年頭のあいさつができなかったことのお詫びを添えるとよいでしょう。

※12月ですので、すでにご自身も年賀状を用意し終わっていることも多いでしょう。年賀はがきの販売期間内なら郵便局で一般はがきなどに無料で交換してもらえます。


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また、喪中はがきには「喪に服している最中なので、おめでたい新年のご挨拶を控えさせていただきます」というお知らせの意味はありますが、「年賀状(新年のあいさつ)を送らないでください」という意味はありません。

 

ですから、喪中はがきを送った相手から年賀状が届くこともありますが、マナー違反というわけではありません。

 

ただ、喪中はがきを受け取った場合は、「喪に服している相手」に対して、さらに喪中はがきをいただいたことへの配慮として、こちらからの年賀状は送らないのが一般的です。

 

 

【喪中はがき】にはどんな内容を書けばいいの?

 

【喪中はがき】の内容は次の3つで構成されます。

 

①喪中であることを知らせる

喪中につき年始の挨拶を遠慮する旨の内容を記載する。

 

②喪中であることの説明

 誰がいつ何歳で亡くなったのかを記載する。

 

③結びの挨拶

故人が生前お世話になったお礼や挨拶とともに相手の健勝を祈る内容を記載する。

日付や差出人も忘れないように。

 

夫婦連名で喪中はがきを出す場合の故人の続柄は、夫からの立場で書きます。差出人は夫・妻の順で記し、お子様の名前は記載しないのが一般的です。

 

《故人の続柄 記載例》

夫の親の場合:父(母)

妻の親の場合:岳父(丈母)、妻の父(妻の母)など

 

《喪中はがきの内容での注意点》

注意点として、先に解説したとおり「喪中というのはおめでたいことを避ける期間」なので、一般的に慶事(おめでたい)の内容は書きません。

また、近況報告や結婚報告、転居のお知らせ等の記載は基本的にマナー違反になりますので注意が必要です。

その場合は、寒中見舞いやそれぞれの報告として改めて別のはがきで送る方がよいでしょう。

 

 

【喪中はがき】の文例

 

ここから、先ほどの3つの構成や注意点をもとに『喪中はがき』の書き方の文例を載せておきます。句読点などは入れずに書きます。

 

~文例1~

喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます

母〇〇が五月十五日に七十七歳で永眠いたしました

本年中に皆様より賜りましたご厚情に深謝します

時節柄くれぐれもご自愛の程お祈り申し上げます

令和〇〇年〇〇月

 

~文例2~

喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます

本年◯月に父〇〇(享年八十一歳)が永眠いたしました

ここに本年中に賜りましたご厚情に深謝いたします

なお、時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます

令和〇〇年〇〇月

 

【喪中はがき】のはがきや切手

 

喪中はがきは、官製はがき・私製はがきどちらでも問題ありません。一般的には切手の絵柄部分に胡蝶蘭が描かれている官製はがきを使用します。

 

 

【喪中はがき】のフォント

 

喪中はがきで使用されるフォントには決まりはありません。一般的には特殊な書体や明らかにポップな書体は避けましょう。

 

・喪中はがきは薄墨?

 

不祝儀袋には薄墨を使用するのがマナーですが、喪中はがきの場合は葬儀から日数も経過しているため、必ず薄墨で書く必要はありません。ちがった考えをお持ちの方もいらっしゃいます。もし、マナー的に心配な方は、薄墨を使用した方が良いでしょう。

 

 

【喪中はがき】の絵柄の意味は?

 

喪中はがきに書かれている花にはいろいろな種類があります。どの花のはがきを使用しても良いわけではないので注意が必要です。

 

ひまわりやチューリップなどの明るく元気な印象を与える花は避け、蓮の花などが描かれたはがきを使用するのがマナーです。

 

・喪中はがきで使われる花と意味は?

 

・菊:洗浄

・百合:純潔

・椿:完全なる愛

・水仙:神秘

・桔梗:誠実

・野菊:清爽

 

参照元:喪中はがきの出し方・基本マナー【いつまでに出す?時期・範囲・内容など】

 

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正月飾り、縁起良く「いつ飾る?どこに飾る?どう処分する?」 - sannigoのアラ還日記

 

 

【喪中はがき】を印刷してもらうと料金は?

 

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2022年の喪中はがき印刷の受付は終了しました。以降は寒中見舞いになりますのでご注意ください。

 

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・4〜10,000部までご注文いただけます。

・喪中はがきの用紙サイズは148×100mmで官製はがきと同じサイズです。用紙の周囲5mmは印刷されず白いフチとなります。

・喪中はがきは宛名面の料額印面(切手に類似する図柄)が「胡蝶蘭」柄となります。通常はがきの「ヤマユリ」柄とは異なり、落ち着いた印象になります。

 

 

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500部:43,739円

1,000部:83,756円

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逆に【喪中はがき】が届いた場合はどうする?

 

「喪中はがき」が届いたら、年賀状や年始のご挨拶を遠慮するだけでは済ませられないような気持ちになることも多く、最近は、より気持ちのこもったお線香やろうそく、お花などの品物を喪中見舞いのメッセージと共に贈るケースが増えているようです。

 

詳しい内容はこちらの記事でご覧になれます>>

「喪中はがき」が届いたら【喪中見舞い】と一緒に香典代わりのお花やお線香 - ragubiko’s blog

 

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【2021 年賀状】アラ還女が始める「年賀状じまい」はこんな感じです - sannigoのアラ還日記


 

まとめ

 

季節も秋から冬へと移り変わる頃、やっぱり気にかかるのが【喪中はがき】ではないでしょうか?

 

喪中はがきとは、喪中であるためおめでたい新年のあいさつを控えさせていただくことをお知らせするために送るはがきのことです。

 

できれば、【喪中はがき】を送るお相手が、年賀状の準備をする前に届いて欲しいですよね。

 

マナー的にも、11月~12月の初め(遅くとも12月15日まで)に出したいものです。が、はじめての方はきっとどうしてよいか?全く見当がつかないのではないでしょうか?

 

自身のためという意味を含めて、今回はじめて【喪中はがき】を出す方が読まれて迷うことなく無事に【喪中はがき】を送ることができる記事になっているつもりです。

 

逆の立場で【喪中はがき】を受け取ったら、これまでなら年賀状を出すのを遠慮するというイメージでしたが、最近は故人への気持ちのこもったお線香やろうそく、お花などの品物を【喪中見舞い】のメッセージと共に贈るケースが増えているそうです。

 

このように配慮が必要なことをする際には、くわしいマナーなどが必要な場合が出てきます。いつもグーグル先生に助けてもらっていますので、今回は記事にしてみました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。