こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
いまだ復興途上の「3.11」。当時の東日本大震災の被害は、離れた場所で暮らす私にもネットやニュースで流れた生々しい映像から恐ろしいようすがうかがえました。
あれから11年経って現在どのくらい復興できているのか?となると「まだまだ」という声以外にはなかなか情報を得ることもできません。
今回は『東日本大震災』とは?からはじまり、現在の居住地である静岡県が抱える『南海トラフ巨大地震』のこと。
そして想像できる範囲の災害に対応するための『防災グッズ』や必要な備蓄品を『ローリングストック』するという備蓄方法もおすすめしたいと思います。
3.11『東日本大震災』とは?
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害(加えて長野県北部地震に拠る災害を含む場合もある)およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故に拠る災害である。
大規模な地震災害であることから大震災と呼称される。
引用元:ウイキペディア
この『東日本大震災』では、東日本各地での大きな揺れや、大津波、火災などにより東北地方を中心に12都道府県で、震災関連死を除いても18,425人の死者・行方不明者が発生しました。
これは明治以降の日本の地震災害としては関東大震災、明治三陸地震に次ぐ3番目の規模の災害だそうです。
記憶にも新しいのが、沿岸部の街を津波が襲来し破壊する恐ろしい様子や高台から津波を見下ろす恐怖に怯える人々の様子、さらにTVに映し出された福島第一原子力発電所におけるメルトダウン発生や爆発音など。
今もYouTubeなどで見られますが、この映像は被災地と離れて暮らす国内の人々のみならず全世界に衝撃を与えました。
後に、発生した日付から3.11(さんてんいちいち、さんいちいち)などと呼ばれるようになり世界中からの支援にも恵まれましたが、完璧に復興するにはまだ時間がかかりそうです。
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この3.11の4日後の2011年(平成23年)3月15日には、居住地静岡県の東部を震源とする地震『静岡東部地震』が発生したことを記憶してますでしょうか?
3.11の4日後の『静岡東部地震』とは?
「3.11」の4日後の2011年(平成23年)3月15日には、居住地静岡県の東部を震源とする地震『静岡東部地震』が起きました。地震の規模は6.4。富士宮市は最大深度6強を観測し負傷者も出ています。
この地震によって裾野市は東方向に、富士宮市は西方向にそれぞれ1cm~3cmほど移動、富士山の5合目の地面には長さ20mに及ぶ亀裂も生じました。
静岡県内で震度6弱以上を観測したのは2009年の駿河湾に発生した地震以来で2年ぶり、「3.11」と呼ばれる東北地方太平洋沖地震から4日後の発生ということで「その影響によって発生した可能性は否定できない」と地震調査研究推進本部は結論づけています。
東北地方太平洋沖地震の翌日に長野県北部地震も発生していることや、かつての東南沖地震や南海地震の前後に鳥取地震・三河地震・福井地震が発生していることからも、巨大な海溝型地震の前後は警戒が必要なことは明らか。
『南海トラフ巨大地震』を予測するのは現時点での科学的見地では困難、といわれてはいるものの『国土交通白書2020』によると、2020年1月24日時点で”南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%”とされています。
2022年3月7日のNHKニュースでは、専門家でつくる検討会は「大規模な地震の発生の可能性が平常時と比べて高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」と見解をまとめた。と報じていますが、地震の発生を否定するものでもないわけで・・・。
30年以内に70~80%発生する可能性がある『南海トラフ巨大地震』が起きれば、静岡県から宮崎にかけての一部では震度7となる可能性もあるとか。
それに隣接する周辺の広い地域で震度6強から6弱の強い揺れ、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されているんです。
さらに、静岡県は日本一の富士山が噴火する可能性も無きにしもあらず。
現在のアラ還世代にとっては、「寿命が先か?南海トラフが先か?富士山の噴火が先か?」の運命の分かれ道みたいな気になってしまいます。
が、いまや「人生100年時代」ですから、きっと生きている間に『南海トラフ巨大地震』は起きてしまうことでしょう。
それなら、とにかく『備える』しか道はないのでは?できる限り人様に迷惑をかけずに予想されるこれらの災難を乗り越えるべく必死で備えましょう。
ところで【防災の日】は防災訓練がある日という認識ですが、実際はどんな意味があるのかご存知でしょうか?こちらもしっかり調べてみました。
【防災の日】とは?
「防災の日」は9月1日です。1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定されたものです。9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものとのこと。
また、例年8月31日-9月1日付近は、台風の襲来が多いとされる『二百十日(立春から210日)』にあたり、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められているそうです。
9月1日は「防災の日」というだけあって、全国各地で防災訓練が行われる日になっているのですが、やはり9月1日だけあって台風や前線の影響の大雨や強風雨で防災訓練が中止になる事もしばしば。
また、1982年(昭和57年)5月11日の閣議了解で、この「『防災の日』の創設について」の閣議了解は廃止され、改めて「防災の日」及び「防災週間」が設けられたとのこと。
今年の「防災の日」は202年9月1日(木)です。「防災の日」は、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備するために制定されました。
毎年、この「防災の日」の9月1日を中心として「防災思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等これにふさわしい行事」が実施されています。「防災の日」の9月1日を含む1週間を「防災週間」とされています。
ちなみに「防災の日」によく似た【津波防災の日】ってご存知ですか?
【津波防災の日】
【津波防災の日】は11月5日です。
内閣府の防災情報のページによると、平成23年6月に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、「国民の間に広く津波対策についての理解と関心を深めるため」11月5日が「津波防災の日」と定められ、国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事が実施されるよう努めることとされています。
【防災の日】によく似た【防犯の日】って?
【防犯の日】は毎月18日です。「防犯の日」じつはセコムが、ご家庭や社会の防犯意識を高め、より安全な社会の実現に寄与したいと考えて制定した日になります。
セコムの公式サイトによると”「防犯の日」は「18」を1(棒=防)、8(ハン=犯)の数字の語呂合わせで誕生したとても覚えやすい日です。
まずはカレンダーやスケジュール帳の毎月18日に印をつけ、カレンダーを見るたびに「防犯の日」を思い出し、「窓の鍵はかけたかしら?」「防犯ブザーは持ったかな?」など、さまざまなシーンで、防犯意識が高まるはず!これも防犯対策の一つです。”と説明されています。
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ここまで、『東日本大震災』とは?からはじまり、現在の居住地である静岡県が抱える『南海トラフ巨大地震』のこと。さらに『防災の日』や『防犯の日』などについてもくわしく調べてきました。
ここからは、想像できる範囲の災害に対応するための『防災グッズ』や必要な備蓄品を『ローリングストック』するという備蓄方法もおすすめしたいと思います。
備えの防災・災害グッズ
いつ起こるかわからない地震や台風などに備えて、皆さんは防災グッズや避難グッズを準備していますか?
防災グッズと聞いて「ああ非常用持ち出しバッグのことね。もちろん準備しているわよ」とおっしゃる方も多いかもしれません。
ですが、現在、電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまった場合に備えて、普段から備蓄しておきたい量をご存知でしょうか?
じつは備蓄の目安は『人数✕3日分』といわれています。
備蓄・準備しておきたい物には
◯飲料水(1人1日3L✕3日)
◯食料
◯衛生用品
◯モバイルバッテリー
◯カセットコンロ
◯レインコート
◯ラジオ
◯ヘルメット
などがあります。
が、これらのすべてを『非常持ち出しバッグ』に詰めることも不可能ですし、もしこれだけ入る巨大なバッグがあったとして、部屋から持ち出すことができるでしょうか?
きっと、災害による被害は免れても腰をやられます(笑)
さらに、飲料水や食料を『人数✕3日分』を備蓄するには、[収納スペース]&[必要なお金]&[賞味期限ごとに買い換える手間]などが必要です。
そこで、今注目されているのが『ローリングストック』という備蓄方法です。
『ローリングストック』とは?
普段から少し多めに食材、加工食品を買っておいて、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法を『ローリングストック』といいます。
簡単に言うと「日常で使って減った分を足していく」方法のことです。
災害が起こると食料の確保が最優先されます。そこで保存食を備蓄しておくことはもちろんですが、日常の中で食料備蓄を取り込むという考え方になります。
何かあったときのために【賞味期限】のあるものを買っても「結局廃棄することになるのでは?」と考える人も多いのではないでしょうか?買い換える手間と必要なお金がネックです。
さらに飲料水は1人1日3L必要ですから、これを3日分となると4人家族では48Lの備蓄が必要です。普通の2Lのペットボトルでも24本必要、持ち運びに便利な500MLも必要ならそれ以上の収納スペースも必要になります。
『ローリングストック』は、これらのジレンマを解決してくれる画期的かつ基本的な方法なんです。
飲料水の場合
たとえば、収納場所に常に2Lの飲料水を20本ストックしておく場合は、賞味期限の近いものを手前におき、新しく購入したものを奥にしまうようにします。
そして、使った分つまり減った分だけを常に購入し補充していくようにすれば、何かあった時にだけの備蓄ではなく、日常的に新鮮な水を使えるというメリットがあります。
普段の生活でも使える
このように『ローリングストック』で無駄にならない備蓄アイテムには、飲料水以外にはどんなものがあるのでしょうか?
《飲料水》
ペットボトル飲料など
1人1日3Lが目安とされています。
2Lのものから持ち運びが便利な500MLのものまで用途に応じて備蓄しておくと便利です。
《食料》
カップ麺・レトルト食品・チョコレート・缶詰食品など
そのまま食べられるものやお湯を入れるだけで食べられるものが便利です。
《衛生用品》
マスク・携帯トイレ・おむつ・ナプキンなど
マスクや携帯トイレなど水が使えない状況下でも衛生的な環境を保つことができるアイテムは揃えておきましょう。
《モバイルバッテリー・電池》
モバイルバッテリー・乾電池など
電気が復旧するまで数日かかる可能性もあります。
モバイルバッテリーや予備の電池を3日分~1週間分備蓄しておくと安心です。
《カセットコンロ》
カセットコンロ
ガスは電気や水道に比べて復旧までに長く時間がかかります。
お湯を沸かしたり、レトルト食品を温めることができるカセットコンロは必需品です。
《その他》
レインコート・ラジオ・ヘルメット・その他
レインコートやラジオなど日常でも使えて、防災の備えにもなるアイテムは意外と多いのでこれを機に、家にあるか確認してみましょう。
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まとめ
今回は「3.11」を前に、改めて「東日本大震災」のことを調べてみました。
そして、これから予想される「南海トラフ巨大地震」などから「防災の日」や「津波防災の日」さらに「防犯の日」までいろんな日があることも知ったのです。
ところが、これから起きうる大きな災害に対して実際に自身が行っている『非常持ち出しリュック』だけでは到底太刀打ちできないのです。
そこで、普段から少し多めに食材、加工食品を買っておいて、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法『ローリングストック』で防災しまくろうとただいま絶賛準備中!
「人生100年時代」アラ還にとってこれからの40年で、大地震や巨大な津波、さらには異常気象による食糧不足、災害に負けずに生き残ったとしても、「昆虫食」に強い日差しを避けるための「シェルター」で暮らす。なんていうまるでアニメのようなことも起こりうるってことで、次にはどんなことが起きるのか?
非常に楽しみです。ってことで、今回はこのへんでおしまい。
最後までお読みいただきありがとうございます。では、またです。