sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

「人生100年時代」あと40年もあるんだから(泣)

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

先日遠州人なら誰もが知っているであろう『バンビツアー』のチラシが、久々に折り込まれていてかなりテンションアップ。

 

”バンビツアー販売再開!”と大きく書かれたそのチラシで、長かった3年近いコロナ禍もだいぶ形が変わり、いよいよ通常モードに戻ったことを再確認できたようでうれしかった。

 

我が家の朝顔が3日前から咲き始めた、早すぎじゃない?[写真AC]

 

 

再開したバンビツアーに思う

 

再開後の申し込みの受付は5月15日から開始だったようだが、”さくらんぼ狩りなら武田神社も一緒に!のコース”や、”さくらんぼ狩りと2つの花名所を回るコース”、さらに欲張りな”バイキング&さくらんぼ狩り&昇仙峡コース”などなど、いろいろ悩んでいるうちに一歩乗り遅れてしまった。

 

『大河ドラマ』にはまっている今、じつは「大河ドラマ館」やゆかりの地も訪ねてみたいと思っていたところだったりして。

 

こうして出かける事を考えたり、実際にさくらんぼ狩りにでも出かけてみよう!と思えるようになったことがとにかくうれしくて。

 

60年も生きているアラ還でも、今のこの状況を憂いているのだから、小さいお子さんや中高生や大学生などのストレスは想像できないくらい溜まっていることでしょう。

 

そんなお子さんと一緒に暮らしている親御さんやご家族もさぞかし神経をすり減らしているのでは?

 

そう思うと、自身の人生は未婚で子なしの”おひとりさま”、楽してばっかりで動物に例えたら”ナマケモノ”みたいだったと今さらながら反省。

 

自身としてはこれはこれで幸せだったけど、実際人としてどうよ!とも思っているところ(笑)ではある。

 

だが、しかし!

 

人生もここまで来てしまったのだから

これからも、これ前以上に何があっても、♪ケ・セラ・セラ♪で

 

「人生100年時代」あと40年もあるんだから(泣)

アッケラカンでいいんじゃない♪で生きぬいていこうよ。

 

と、このごろ続いて起きた悲しい出来事に影響され、ちょっとばかり沈んでいた自分に言い聞かせています。

 

どーんと落ち込んだときには、朝目覚めるたびに何かしら暗いことばかり考えていたけど、そんなんはこれからの長い人生のなんの役にも立たない!ってこと。

 

~5月12日朝~


60年近く生きてしまった

だれにも応援されない人生だった

だれも応援しなかったから

当たり前か


これまでの記憶ははっきりと残っている

かなり細々としたところまで

ちょっと特殊らしい

今なら発達障害と診断されただろうが

 

子供の頃

どうしても桃が食べてみたかった

あの産毛にまみれた薄い皮を剥いで

きっととろりとした甘さなんだろうと

 

買い物さえでかけたことがないのに

どうして桃を知ったのか?

そこだけ記憶がない

 

勝手口から母に手招きされ

「みんなには内緒だれ見つかる前に早く食べない」と

はじめて家族に内緒で食べた桃

大きくてよく熟れた桃にむしゃぶりついた

あんなに甘くて喉にからみつくような桃にはあれ以来出会ってない

 

家を出てから知った

母が桃の木を大事に育てていたと

 

大人になってから食べた母の育てた桃

甘味が少なく水分だけをたっぷりと含んだ桃

 

決して美味しくはないその桃も毎年たくさんの実をつけただろう

誰にも応援されなくなってから食べてない母の桃

いつの間にか母も桃の木も消えた

 

誰も応援しなかったこと

後悔はしていない

 

だけど

のどにからみつくように甘かった桃

もう一度だけ食べてみたかった

甘味の少ない水分たっぷりのあの桃も

 

感傷に浸るものいい加減にしないとあきまへんな。シレッと生きていかなくちゃ!ってことで、今回はこのへんでおしまい。では、またです。