🕖202011/02 🔄2022/11/18
こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
こんな朝晩は少し冷えこむこの季節になっても、夏から続いているかなり困った事件が我が家には起こっています。
それは「コバエ」が大量に発生していること。現在いくつかの「コバエ」が室内を飛び回っている状況です。この「コバエ」を退治するために行なっている方法が、いわゆる「めんつゆトラップ」です。
今回は「コバエ」が発生した原因から「コバエ」退治の方法までを調べて実際に試していますので、「コバエ」で悩んでる方がもしいらっしゃればお役に立てるかも?です。
ちなみに原因は多分今年の夏、生まれて始めて飼ったカブトムシ関連だと決めつけているのですがいかがでしょう?
コバエはカブトムシの置き土産?
今年カブトムシを拾って初めて飼ったことで「コバエ」が発生した可能性が一番考えられる原因なんです。
多分そうです。きっとそうです。どうして60年近く生きてきたアラカンなのに、今年に限って初めてカブトムシを飼ってしまったのでしょう?後悔先に立たず!
カブトムシを飼うことになった経緯はこちらの記事で>>
カブトムシを時間差で2匹拾ったらツガイになっちゃった、メスは我が家で産卵しちゃうの? - sannigoのアラカン日記
でも、決してカブトムシが悪いというわけではありません。カブトムシにはすごく癒やされましたし、久びさに生き物にやさしく接する機会ができてうれしかったんですから。
悪かったのは、ホームセンターで購入した「カブトムシ用の腐葉土」ではないかと疑っているところです。
「コバエ」が発生していたのは、カブトムシが住んでいた水槽の中です。この水槽の中にはホームセンターで購入した「カブトムシ用の腐葉土」を敷き詰めていたんですね。
きっと「コバエ」はその腐葉土から生まれ育ったのではないでしょうか?これをカブトムシの置き土産と言ってしまうのはかわいそうなのですが…。
カブトムシを飼わなきゃ腐葉土も買うこともなかった。ってことになると、やっぱりコバエは「カブトムシの置き土産」ってことにしておきましょう。
ここまで来てなんですが、「コバエ」なんて見たことないという方もいらっしゃることでしょう。そこでとりあえず「コバエ」についてくわしく調べてみました。
「コバエ」って?
「コバエ」と一口に言っていますが、実はこれ総称で「コバエ」という名前のハエは存在しないんです。
「コバエ」とは、小さなハエの総称でとてもたくさんの種類がいるため、それぞれに生態があって見た目もみんな似ているせいで駆除もけっこうが難しいらしいのです。
コバエの種類・生態
「コバエ」と呼ばれるものの中には、ショウジョウバエ、キノコバエ、ノミバエ、チョウバエなどが含まれ、種類によって体長も発生場所も異なります。
【ショウジョウバエ】
色 :黄赤色
種類の数:日本では約260種
生息場所: 生ゴミに発生し、特に腐った果実を好むコバエ。食品にたかることが多いため、台所が主な活動範囲です。
【ノミバエ】色 :黒褐色
種類の数:世界では約2,400種が記録されているが、日本では約20種
生息場所:腐った植物、ゴミなどに発生し、俊敏に飛んだり、食卓や台所などを歩き回ったりします。小さく動きが俊敏であるため、色々な食品、特に肉などに潜り込んで産卵することがあり、食品衛生上も重要な問題となっている害虫です。
【キノコバエ】色 : 灰黒色
種類の数:約150種
生息場所:キノコバエの成虫は湿気が多く薄暗いところ、腐った植物の周りを好みます。そのため、観葉植物の腐葉土に混入した卵から成虫が室内に発生するケースが多くみられます。餌は、観葉植物の土に生える真菌類(キノコなど)や観葉植物そのもの(養分を茎から吸う)です。
【チョウバエ】
色 :黒色
種類の数:日本では約50種、体の表面に毛が密生しています。
生息場所:湿地や沼などの水際が主な生息地です。お風呂や台所の排水まわり、下水管などのヘドロから発生。室内に侵入することが多く、夜行性のため昼間はトイレの壁などで静止しています。
引用元:コバエを知る|害虫を知る|アース害虫駆除なんでも事典
【発生源を探る】
もちろん、カブトムシが住んでいた水槽の天井には、「コバエ防止のシート」を貼っていたんです。
でも、えさのゼリーを取り替えるときや土に水分を含ませるときには、「コバエ」だってバカじゃないのだから、きっと「シートがないぞ!シメシメ今だ!」ってことで水槽から飛び出した「コバエ」もいたことでしょう。
その中でも元気で強い数匹の「コバエ」が逃げ切って、我が家のかわいい100均で購入の観葉植物「パキラ」の鉢に卵も産み付けたことも想定できます。
もしくは、カブトムシがお亡くなりになってから住まいだった水槽の中の腐葉土を我が家のベランダ菜園用の土に混ぜたため、「パキラ」の鉢にも多少はこの曰く付きの「腐葉土」が入り発生したとも考えられます。
【コバエによる被害】
「コバエ」には病原菌などの媒介はないので、人の体への害はないようですが、やはり室内に居るだけでストレスになり、見かければどうしても退治したくなるのが人情です。
そんな小さな「コバエ」でも、「食品工場」や「飲食店」などで植物や糞(フン)尿にたかって深刻な被害をもたらすこともあるんですって。
コバエ退治に「めんつゆトラップ」大作戦実施中
部屋中を「コバエ」が飛び回っている状況に慣れることもできなくて、市販の「コバエがホイホイ」を購入して設置してみたり、時間が許す限り「蚊」をやっつける要領で両手で「パチッパチッ」と大きい音をたてての捕獲作業を続けています。
【最初は市販の「コバエ」退治方法で試す】
最初は上記の「コバエホイホイ」で試してみました。かなりのコバエを捕獲することに成功!
喜んでいたのも束の間、まさにイタチごっこのようなもので、朝が来るたびに「コバエ」の新たな命が生まれているのです。
だが、しかし
この新しい命が宿っている場所はだいたい特定できているのです。上の方でも書きましたが、多分「パキラ」あたりだろうと。
ズバリ我が家の「コバエ」が誕生している場所は、100均で購入した観葉植物「パキラ」の鉢底部分があやしいのです。
我が家の『パキラ』の鉢底部分が発生源?
朝一番で「パキラ」にお水を上げるときに飛び交う「コバエ」の数は半端なく、気分の悪さも尋常ではありません。
今度は「パキラ」の鉢を重点的に殺虫剤を吹きかけたり、住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXファインスプレー 1000mlを吹き付けてみたりと頑張ってはいるのですが・・・。
残念ながら今はまだ効果が見られません。
実はこの『パキラ』という観葉植物は風水にも良いとされていて『風水にも良い度』★★★★★という五つ星の評価を受けているスグレモノ。
花言葉だって「快活、勝利」とお部屋に飾るには最適なグリーンなんです。
「パキラ」は、どこでも気軽に置けるし生長が早くて管理も楽なことから「発財樹」と呼ばれているんですって。
「商売繁盛」でお金を生み出す樹木の意味があるという点でも、我が家の「お宝植物」。
しかも、我が家の「パキラ」は100均で税込み110円という安さで購入。節約という点でも我が家のナンバー1グッズのひとつでもあります。
店頭でちっちゃい黒いビニールの鉢から飛び出すほど元気だった「パキラ」をひと目で気に入り購入。
我が家にやってきてからも元気で生長も早いので、少し大きめな鉢を用意して我が家のベランダ菜園用の土を投入して植え替えもしてこよなく愛していたのです。
もちろん肥料も与えて、我が家のリビングの癒やし系の棚の上で鎮座。インテリアとして活躍中だったのに。
大きめなタイプの鉢に植え替えたのが運の尽き、植え替えに使った土がカブトムシが住んでいた水槽に使っていた腐葉土入りだったとは。
残念ながら、腐葉土の影響か?我が家の「パキラ」は今や「コバエ」の誕生スポットになり果て、ついに我が家のリビングはいつの間にやら「コバエ」生息地になってしまったのでしょう。
市販のコバエ退治で日々コバエ退治にがんばっていたところ、「マイナビニュース」で【コバエ対策】“めんつゆトラップ”の作り方にツイッターで注目 - 「まじ最強だった」と賞賛の声という記事を発見!!
こいつは試してみるしかないっでしょう!ってことで「めんつゆトラップ」はじめました♪
【コバエ対策】“めんつゆトラップ”作戦<開始>
「コバエ」は別に刺したり噛んだりするわけではないので特に害はないと思われがちです。
だが、しかし
食事中にテーブル周辺で飛んでいれば食べ物にとまらないように必死の攻防戦を繰り広げることになりますし、目に見えるだけでもかなりのストレスです。
そこへこの救世主のようなこの記事によると「小さい容器に麺つゆと少量の酢、洗剤を数滴入れたものを置いておくとめちゃくちゃトラップされる」というのです。
冷蔵庫の中にある麺つゆ&酢に台所の洗剤だけでできるなんて「マジ神」ってこういうことなんだと早速「めんつゆトラップ」作戦を開始しました。
めんつゆトラップによる「コバエ」撃退方法は、もともとはツイッターへの投稿からの引用だそうです。
この投稿に読者からは「麺つゆトラップまじ最強だったよ! 市販のコバエ取りよりも取れた」「カブトムシ飼ってて、キノコバエが大発生した時に、同じようなトラップ作って駆除に成功したことあります」「これはマジ」と同意の声がやツイートしてくれた方への感謝の声や人柄を褒め称える声があがっていたとのこと。
参照元:【コバエ対策】“めんつゆトラップ”の作り方にツイッターで注目 - 「まじ最強だった」と賞賛の声 | マイナビニュース
【コバエ対策】“めんつゆトラップ”作戦<結果>
11月2日、はじめてから1日目朝の状況は、棚の上の2箇所のトラップは変化なし。ベランダのトラップのは1匹の「コバエ」が溺死しています。
朝から家の中を飛び回る「コバエ」の数は2~3匹。少し減った気がしますが、これは「めんつゆトラップ」の成果ではなく、今朝の冷え込みと雨で気温が上がってこないからな気がしてなりませんが、トラップを考案された方に感謝しっつ、今後も続けていきます。
《追記》
その後1週間くらいで、瓶の中に黒いカタマリが見えました。カタマリに見えるくらいの「コバエ」が落下し、溺れたようで「シメシメ!」と悪代官のように喜んだ私でした。寒さも厳しくなってきたせいか「コバエ」の姿を見る日もなくなり一安心です。
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まとめ
今年のように今後も「カブトムシ」を拾ってしまい、突然「カブトムシ」を飼うことになる状況がもしかしたらあるかもしれません。
その際は、「コバエ」の発生しやすい環境をつくらないために
・敷き詰める腐葉土をこまめに交換する
・カブトムシに使った腐葉土は使いまわししない
など、カブトムシが住まう環境を清潔にするつもりです。
たとえ駐車場で拾った「カブトムシ」であっても、おざなりに飼うのでは、今回のようにまた「コバエ」を発生させてしまうかもしれないのです。
植物や昆虫などを購入したり育てていくのなら、あんなにちっちゃい「コバエ」でも対策をしっかりしなくてはいけないなとつくづく感じています。
そんなことをヒシヒシと感じた、今年の「コバエ」発生事件でした。明日からもこの「めんつゆトラップ」での「コバエ」回収の様子観察は続けていきます。
それでも、どうか年末までには「コバエ」が姿を消してくれますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。