sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

アラ還の冷えとほてりが交互にやってくる悩み、増えている「冷えのぼせ」の症状や対策

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

更年期に入ったと思われる時期から今日まで、ずっと悩んでいることがあるのでちょっと聞いてもらってもよろしいでしょうか?

 

聞くところによると閉経前後10年くらいを「更年期」というらしいですよね。

 

ところが、アラ還なわたしはすでに閉経から10年も経つのに、「更年期」特有の症状がまったく消えません。どうしてでしょう?

 

ホテリなのか身体がカーッと熱くなったと思えば、数分で足からスネ、腿までヒンヤリ冷え冷えになってしまって、ちょっと「暑い」「寒い」と口に出せば、世間様からはただの「わがまま」「大げさ」とののしられる始末で・・・。

 

ところが、はっきりとした記憶はないけど多分さんまさんの番組で中高年はとにかく体をひやすな!と聞いたような気がして、「じゃあ、ひたすら温めるかな」と思いちょっとグーグル先生に聞いてみました。

 

そしたら、なんとこれまで悩まさていた症状にピッタリの近頃増えているという「冷えのぼせ」という症状の記事を、最上段で見つけたのです。これは運がいい。

 

多分ですが、アラ還世代の人でわたし同様に、「なぜかしら?わたしったら、更年期の症状がいつまでも続いているんだけど」と悩んでいる方もいるかもしれません。

 

せっかくなので、今回はこの「冷えのぼせ」の症状や対策について載せていきたいと思います。

 

女性が頭を抱えて何やら悩んでいるようす[写真AC]

 

 

 

女性に増えている「冷えのぼせ」

 

女性の多くは冷え性に悩んでいるといっても過言ではないほどに、巷では「やれ首を温めてみて」とか「足首を冷やしちゃダメ」なんていうUSBにつなぐ首サポーターや備長炭や遠赤外線で温めるレッグウォーマーなどがよく売れているとか。

 

ところが、アラ還なわたし同様に、冷え性を悪化させて手足は冷えているのに顔や頭はカーっと熱くなっているという「冷えのぼせ」の症状の人が増えているそうです。

 

冷えるだけでなくほてって熱くなるため、プレ更年期の症状と思い込んでいる人も多いそうですが、症状は似ていても「冷えのぼせ」の場合はその原因も対策も違うとのこと。

 

では、どんな症状だと冷え性ではなく「冷えのぼせ」というのでしょう?「冷えのぼせ」も冷え性の一つですが、冷え性よりもより重度な状態をいうそうです。

 

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「冷えのぼせ」の典型的な症状は?

 

①上半身は、あまり冷えを感じていないのに、手足を触るとかなり冷たくなっている。

 

②気温や運動したりで熱くなった直後に、上半身、特に胸の上部周辺がカッカと燃えるように熱くなって大量の汗が吹き出す。

 

③手のひらや足の裏などと汗をかきやすく靴下が汗でびっしょりになる。

引用元:女性3人に1人が「冷えのぼせ」正体は冷え症の悪化|NIKKEI STYLE

 

などです。

 

これは!まさにわたしの症状と同じです。やっぱりこれは「更年期」ではなく「冷えのぼせ」なんでしょうか?

 

記事の中に「冷えのぼせ」かどうかを調べるチェックリストがあったので、下に貼っておきますので気になる方は試してみてはいかがでしょう。


以下のチェックリストのうち、1つでも当てはまったら「冷えのぼせ」の可能性があるそうです。

 

当たり前ですが、チェック項目が多いほど要注意ですから、ますますの冷え対策が必要になってきますよ。

 

◻胸より上は特に冷えを感じていないが、手足は冷たいといわれる

◻手足が冷えているのに、頭だけがボーッと暑くなるような感じになることがある

◻気温・温度などの暑くなる条件のあとに、胸より上がカーッと熱くなり汗がどっと出る

◻冷えの自覚はないが、冷たいものを飲んだりするとトイレが近くなる

◻手のひらや足の裏などにじっとりと汗をかく

 

冷え性にもいろいろな段階というか症状があるようで、この「冷えのぼせ」は、血行不良での冷えと水分代謝異常型の冷えが混在しているとのこと。


・血行不良型の冷え

冷えは冬の寒さはもちろん、夏でも温度差の大きい環境で体を冷やすことが原因で起こってくる。体が冷えると「生理痛」などが起こる。

 

・水分代謝異常型の冷え

血行不良型の冷えからさらに血行不良が続くと静脈やリンパ管のうっ滞が起こり、体の末端がむくんでくる。

 

・冷えのぼせ

体は本能的に、手足。足先の体温を下げてでも頭部の温度が下がらないようにする。

このため、血行不良型・水分代謝異常型の冷えが続くと頭部が熱くなり、末端との温度差が大きくなり、その結果、冷えとのぼせが混在した「冷えのぼせ」になる。

 

なんだかやっかいな症状みたいで、ちょっと不安になってきました。

 

この「冷えのぼせ」になると、体温を一定に保つために交感神経と副交感神経は通常より頻繁に働かなければならないため、自律神経自体がバランスをくずしていくようです。

 

けっきょく「冷えのぼせ」とは、「自律神経型の冷え」になります。

 

この「冷えのぼせ」の症状が続けば、血行不良型の症状や水分代謝異常型のむくみやめまい、頭痛も起きてしまいます。

 

低気圧症候群かと思っていたあの頭痛も「冷えのぼせ」からだったのかもしれません。

 

しかも、「冷えのぼせ」の人は、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできなくなり、寝付きが悪くなる傾向もあるとか。

 

ははー、なるほど!だからでしょう。わたしったらいつもPM11時にはベッドに入るのに2時くらいまで眠れないんです。

 

かなり寒いはずなのに、上半身が熱くて毛布や布団を足だけに掛けてやっと眠れても、夜中に今度は寒くて目覚めるのも毎度のこと。

 

お風呂に浸かるときには足が熱くなりすぎて気持ち悪いので、お行儀は悪いけど両足をバスタブから出して浸かるのね。すべてが、この「冷えのぼせ」の症状だったとは!早く教えてよ。

 

っていうか、早く検索しろや!って言われそうです。が、それよりも、ここまでのいろんな症状を改善するためにはどんな対策があるのでしょう?

 


「冷えのぼせ」の対策

 

 

◯ほてりを逃がす「一時ケア」と、温める「日常ケア」を使い分ける

 

「冷えのぼせ」は体のなかで冷えている箇所とほてりを感じる箇所が混在しているためほてりを冷やす「一時ケア」と、冷えを改善するための「日常ケア」を区別することが大事!

 

[一時ケア]

顔、脇、手先、足先はほてりを感じやすいため、ここを一時的に冷やして熱を逃がしましょう。

 

[日常ケア]

入浴が苦手な「冷えのぼせ」の人は、首の後ろ、お腹、お尻、足首を部分的に温めましょう。

 

◯首の後ろを温める

 

首は皮膚のすぐ下を頸動脈という大きな血管が通っているし、頭を支える大きな筋肉があるため、首の後ろを温めることで効率的に血液を温め、温まった血液を全身に巡らせてあげることができます。

 

首のうしろを温めることで、副交感神経が優位に切り替わり、自律神経のバランスも整います。

 

外にいる時は、首の後ろってどうやって温めるんだろう?そうかマフラーやブランケットを巻けばよいかも。

 

汗がちゃんと逃げるように首元は開けて、上着の上から羽織ったり、おしゃれにくしゃっと巻いたりすればきっとOKですね。

 

寝付きが悪い人が眠りにつくためには、交感神経をやわらげるように、寝る前に首を温めながら腹式呼吸をして頭を空っぽにするとよいそうです。

 

息を4カウント分吸い込んで、8カウント分吐き出す呼吸法なら、自然と気分が落ち着いて早く眠りにつけるという情報を知ってから実行しているのですが、なかなか眠れない。そうか!首を温めれば、眠れるようになったのかも。

 

寝るときに首を温める機器もたくさんあるようだけど、まあ強欲組の組長ですから節約で、蒸しタオルで温めることにしましょう。

 

◯「冷えのぼせ」の人がやってはいけないこと

 

冷え性だからといってただ体のあちこちを温めればよさそうですが、「冷えのぼせ」だと適さないこともあるようです。気をつけましょう。

 

・長時間の入浴


浴槽に長く浸かれば体の芯も温まるから体によいと思いがちですが、「冷えのぼせ」の人は温まる前ににのぼせてしまいます。

 

無理をして入浴し続けると、今度はあがったあとにめまいを起こすこともあるので危険ですからやってはいけません。

 

でも、お風呂から出たあとのパジャマやスリッパは、モフモフでふかふかのがいいよね。だって触り心地がいいと気分がよくなるもの。


・首から肩全体を冷やす


冷やすことで血流が悪くなって全身が冷えたり自律神経の乱れを招くので、熱帯夜などの特別に暑い時以外は首まわりを冷やしてはいけません。

 

ってことは、真夏のアイスノン(冷却枕)は向いていないってことですか?あれ気持ちいいのにね。残念!

 

・首の詰まった洋服

 

おしゃれな首の詰まった洋服は、のぼせたときの汗が逃がせず逆に汗が冷えて体を冷やしてしまいますので、できるだけ選ばないように!

 

こちらの記事でずいぶんと救われました。ありがとうございます>>
参照元:女性3人に1人が「冷えのぼせ」正体は冷え症の悪化|NIKKEI STYLE

 

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まとめ

 

これまで寒いはずなのに、カーッと体が熱くなって汗がダラダラ流れるほど出たり、すぐに、今度は汗が冷えるのか足先からスネ、腿までも冷たくなってしまい寒くて居られなくなるのは、きっと更年期だと思っていたアラ還なわたし。

 

それでも、更年期にしてはとっくに旬は過ぎたはず!って思い、時間があることをいいことにグーグル先生に聞いてみたらまさに「ビンゴ!」な記事が最上段にありました。

 

「これ、これ」と喜んで今はお風呂に長く浸からないようにしたり、寝る前には首の後ろを蒸しタオルで温めてみたりしています。

 

首が詰まったような洋服は知らない間に向いていないと気づいたのか、若い頃はお気に入りでたくさん持っていたはずですが、今は一着もないところが不思議です。

 

きっと世のアラ還世代のみなさまの中には、同じような症状で「更年期」と思い込んでいる方もいらっしゃるかも!?

 

もし悩んでいらっしゃるようでしたら、参考にしてもらえたら幸いです。

 

これで、少しでも汗をかくほどのほてりが収まって、「寒い」「暑い」と騒がなくてもよくなれば、世間様から「大げさ」とか言われなくなるかも。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。