sannigoのアラ還日記

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7月12日は「人間ドックの日」ところでドックって何?何歳まで受けるべきなの?

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

今日7月11日は、「養殖真珠発明記念日」です。1893年(明治26年)三重県鳥羽町の御木本幸吉氏が初めて真珠の養殖に成功したのを記念した日になります。

 

そして、明日7月12日は「人間ドックの日」。80年以上前に日本で産声をあげた人間ドックを、最初に組織的に行ったのは、1954年(昭和29年)7月12日、国立東京第一病院(現在の国立国際医療センター)といわれています。

 

2019年5月31日に日本人間ドック学会が「人間ドックの日」がきっかけになり、多くの方が人間ドックを受けてもらえるように、今後さらなる人間ドックの普及・啓発活動を行うとしこの日が「人間ドックの日」と認定されました。

 

ちなみに、誕生花はジンジャーで、花言葉は“信頼”。誕生石は ダイヤモンドで宝石言葉は“清浄無垢”です。

 

じつはアラ還世代の私ですが、これまでの人生で人間ドックなるものを一度も受けたことがございません。

 

なぜなら、「人間ドックがよくわからないから、特にドックって何?犬ではないよね(笑)」というなんとも安直な知識不足からだったりします。

 

明日がちょうど「人間ドックの日」ということで、今回はまず「ドックって何?」ってところから始めたいと思います。

 

シニアな皆さまがゲームで楽しんでいるようす[写真AC]

 

 

 

ドックとは?

 

ドックとは病院という意味の俗語でもあるようですが、一般的には船を点検・修理するためのドック(dock)に由来するといわれています。

 

船が長い航海のあと点検・週ロのためドックに入るように、人間も定期的にドックに入る必要がある、という考えから生まれた言葉だといわれています。

 

ちなみに、腹囲100cmを突破してしまったのを機に健康診断いわゆる検診も受けなくなってからそろそろ3年くらい経っている私です。

 

そもそも、検診や人間ドックを受けているという自己管理がしっかりとできている人ってどのくらいいらっしゃるのでしょう?

 

検診や人間ドックを受けている人はどのくらい?

 

2019年の国勢調査の結果からみると、男性74.0%、女性65.6%。

50〜69才が最も多く、男性は81.8%、女性は73.2%と結構な数の皆さま方が、しっかりと検診や人間ドックを受け自己管理しているようです。

 

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総合的な人間ドックの適齢は35才以上、もしくは40才以上が目安とされていますし、本来は1年に1度の受診が理想のようです。でも、費用がお高いんでしょ?

 

人間ドックの費用は?

 

・1日コース:3万~6万円前後

・1泊2日コース:10万円以上

 

ですが、相場は病院での規模や地域によって差が大きいようですし、行う検査のメニューによっても大きな違いがあるようです。

 

ちなみに、アラ還女性の同居人が年に一度受けている人間ドックは、勤務先の健保を利用して3万円ぐらいだと聞いています。

 

当然ながら、画像にちょっと影があるだとか、もやっとしたものがうっすら見えるとかで再検査もあり、検査結果を聞くため日を改めて病院に出向くなんてことも多々あるようで正直「よくやってんなー」という感想です。

 

ただ、常々健康に不安がある方が「今回は以上なし!大丈夫です。」とハンコを押してもらえたときの安心感や不安からの解消を思うと、かかる費用は大したことではないのかもしれません。

 

ところで、人間ドックは何歳まで受ける必要があるのでしょうか?もしかしたら、私ったら一度も受けないうちに「もう必要ないんだよ」とお断りされる可能性だってあるんですよね。

 

何歳まで人間ドックは受けるべき?

 

何歳までという定義はないようです。任意の受診ですから、性別や年齢、生活環境に合わせて検査項目を変えながら、健康寿命を延ばすためには高齢であっても症状がなくても受診するほうがよいそうです。

 

人間ドックは受診する医療機関によって、コースやプランがちがうので、ご自身の年齢や環境、生活習慣に応じて検査項目を選んで受診し、どの疾患に注意が必要かなどを確認することもよいことではないでしょうか?

 

ただ、「健康診断」については、法的に74歳までの人に対する実施が義務づけられています。企業にお勤めなら、企業側には実施義務、社員には受診義務が発生します。

 

さらに、「女性は2年に1度マンモ」とか言われるように、女性用の人間ドックは一般的な人間ドックと少し違うようです。

 

女性用の人間ドックは何がちがう?

 

一般的な人間ドックとの違いは、「女性特有の病気の特化した検査」も行っているところだそうです。

 

女性特有の病気とは、乳がんと子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどを含む)などのことですよね。

 

乳がんは30歳代から増加し始め、40歳代後半から50歳代前半に羅漢率のピークを迎えます。

 

子宮体がんと卵巣がんは50〜60歳代で羅漢率のピークを迎えるのが特徴とされています。

 

そのため、女性が特に気をつけなければいけないがんは、乳がんと子宮がんで、この2つのがんは、がんの進行を逃してしまうと命を脅かしてしまう恐れがあります。

 

そこで、女性用の人間ドックで早期発見することが有効とのこと。

 

【乳がん検診について】


2008年度の厚生労働省から「40歳以上の女性に対して、2年に1度問診およびマンモグラフィー検査を行う」という指針が通達されています。

 

また、近親者に乳がんや子宮がんの人がいる場合は遺伝的に発症リスクが高い場合があるそうです。

 

《マンモグラフィー検査》


マンモグラフィー検査は、エックス線を乳房に当て観察する検査です。検査機械で片方ずつ乳房を挟み、乳房の厚みを均一にして撮影するため、痛みを感じることが多々あります。

 

自身は過去3回くらいの経験ですが、3回ともかなりつぶされ痛かったという印象を持っています。

 

《乳腺エコー検査(乳腺超音波検査)》


乳腺エコー検査は、乳房に超音波を当て、組織に当たり跳ね返ってきた超音波から画像を形成する検査です。エックス線を使用しないため、被ばくしません。また検査の途中で痛みを感じることも少ないです。

 

《乳房視触診》


医師が乳房を触り、しこりの有無や皮膚に張りがないか診ます。また、皮膚が変色していないか、乳房の色が変わっていないかなどを視察する検査です。

 

【子宮がん検診】


子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスというウイルスに感染していると、発症するといわれる、おもに、性行為で感染するウイルスです。ただ、女性の約80%が保有しているウイルスなのでかなり心配ではあります。

 

女性は子宮頸がんに対する発症リスクが高く、また20代などの若い世代でも発症する可能性があるので、子宮頸がん検診を適期的に受けるほうが良さそうです。

 

年齢に応じて、子宮体がんや卵巣がんを調べる検査も追加していくことが大事なのかもしれません。

 

《子宮頸部細胞診》


子宮頚部細胞とは、子宮頸部を綿棒などでこすり、細胞を採取してがん細胞が含まれていないか検査する方法です。

 

《HPV検査》


HPV検査とは、子宮頸がんを誘発する恐れのあるヒトパピーロマウイルスに感染していないかを調べる検査です。

 

《経膣エコー(経膣超音波)検査》


経膣エコー検査とは、膣内に超音波を流して跳ね返ってくる画像をもとに子宮の状態を調べる検査方法です。経膣エコー検査によって、子宮全体や卵巣の様子もわかります。

 

《コルポスコピー(膣拡大鏡)検査》


コルポスコピー検査とは、特殊なカメラを使用して膣を拡大しながら診る検査方法です。

 

《子宮体部細胞診》


子宮体部細胞診とは、子宮の奥にある子宮体部の細胞を採取して、がん細胞が含まれていないか検査する方法です。

 

《骨盤MRI検査》


骨盤MRI検査は、身体に当てた磁気が体内の水分と作用し画像形成をする検査です。

 

「子宮筋腫があるね。」なんて、医師から簡単に伝えられた経験がある方って、アラ還世代ではかなり多いのでは?

 

「すでに閉経を迎えているためひどかった生理痛もなくなり一切婦人科には足を踏み入れていない。」とおっしゃる方も、じつは、働き盛りのころいわれ「あるはずだった子宮筋腫って今どうなっているのかしら?」という疑問をお持ちでは?

 

閉経後の子宮筋腫はどうなる?

 

閉経を迎えると、エストロゲンという卵巣ホルモンが減少していきますが、子宮筋腫は自然と縮小し、それに伴う症状は軽減していきます。

 

このため、閉経後は子宮動脈塞栓術(UAE)※を含め、子宮筋腫に対する治療は一般的に必要ありませんとのこと。

 

※子宮動脈塞栓術(UAE)とは?

多量の月経時の出血やこれによる貧血、疼痛、腫瘤による圧迫症状など、有症状の子宮筋腫・子宮腺筋症に対して行う、子宮全摘術筋腫核出術に代わる新しい治療法です。

太ももの動脈(大腿動脈)を刺し、細い管(カテーテル)をエックス線で診ながら、両側の子宮を栄養する動脈(子宮動脈)まで進め、造影剤に混ぜた塞栓物質(エンボスフィア)を注入して、筋腫の血流を止める治療法です。

開腹せずに外径わずか1.3mmのカテーテルという細い管を用いて治療するため、入院期間は短くて済み、日常生活に早く戻れるのが特徴です。

簡単に言うと筋腫に対する「兵糧攻め」のようなものだそうです。

 

筋腫は女性ホルモンの影響を受けて増大するため、初経前の幼児期や学童期に問題になることはありません。また、閉経して、女性ホルモンが出なくなるに従い、筋腫も縮小するため、閉経後は筋腫があっても縮小しているので問題になることは稀だそうです。

 

参照元:https://www.mrso.jp/qa/1047.html

 

ということですから、あの頃あった子宮筋腫に思いを馳せる必要はほとんどないってことです。

 

これで、過去に卵巣破裂を起こして救急車で運ばれ、右卵巣を摘出する手術を受けた経験のある私としては、閉経してオールOK!平和な日々を送っています。

 

いかがでしょう?皆さんも安心できましたでしょうか?

 

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まとめ

 

明日が「「人間ドックの日」ということで、今回は人間ドックのドックってどういう意味?ってところから、人間ドックの費用、さらに何歳まで受けるべきかを調べてみました。

 

人間ドックといっても、男性と女性ではその内容がかなりちがうようなので、「女性特有の病気の特化した検査」についても、【乳がん検診】【子宮がん検診】などの方法もいろいろあるとのこと。詳しくひとつずつ調べています。

 

そして、アラ還世代になっても気になっているあの頃の「子宮筋腫」、閉経後はほとんど心配いらないってこともわかり満足!

 

ちなみに、初潮を迎えてからずっと貧血だと診断され献血ができなかった学生時代、卵巣のチョコレート嚢胞や子宮腺筋症などの影響か、大量出血と激しい痛みが続いた閉経までの40年あまりを考えると閉経後の今はパラダイス!

 

昭和の頃は、チョコレート嚢胞で卵巣が破裂するなんてことも医学的にわかっておらず、激しい腹痛で血圧低下で受診、入院、検査をしても「原因不明」で「次回こんなことがあったら開腹するぞ!」と内科医に脅されるような時代でした。

 

ただ、今はそんな時代ではありませんから、若い女性もどんどん人間ドック、特に「女性特有の病気の特化した検査」を受けて、日々苦しまずに暮らしてほしいものです。

 

ってことで、今回はおしまい。

最後までお読みいただきありがとうございます。では、またです。