sannigoのアラ還日記

アラ還女sannigo(さんご)の穏やかな毎日を記録しています。

アラ還が集めたベルマークは個人では交換できない。ならば使い道って?

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

子供の頃からベルマークがついていたら、とりあえず切り取って集めておくのが当たり前なアラ還世代のわたしです。

 

ベルマークのことをよく知りもしないのに、はるか彼方昔ですがランドセルを背負って学校に通っていた頃は、学校へ持っていったからといって先生に「ありがとう」って言ってもらえるわけでもないのに、せっせと回収ボックスに入れていたものです。

 

現在は未婚で子なしのため、あたりまえに小学校に通うような孫もいず、それでも貯まるベルマークは同居人の会社へ持っていってもらっていたのに。

 

先日、ちょっと貯まってきたので同居人に「会社に持っていって」とお願いしたら、「もう会社で集めてないからムリ」ってあっさり断られてしまってがっかりでした。

 

ところが、おやつにと購入した”meijiのストロベリーチョコレート”のなんとも懐かしいパッケージに、またベルマークを発見!してしまったんです。

 

「あら、あら」ってなもんで、どうせ集めてくれるところもないのに・・・。と心のなかではそう思っていても、長年の習慣のせいかしっかりハサミできれいに切り取っていた自分にビックリ!

 

ベルマークを見つめながら、これって何の役に立つんだったかな?

 

むふふ、もしかして個人でも素敵な商品に交換できるかも?なんていう強欲組の組長らしくニヤリと口元を歪め欲の皮を突っ張らかしてしまったんです。

 

そこで、グーグル先生に聞いてみた所、いやあ、ベルマークって思ったより奥が深いんですね。ってことで、今回のテーマはベルマークです。

 

きっと、わたしのように回収してくれるところも意義もわからないのに、とりあえずベルマークを見つけたらチョキチョキと切り取って集めてしまう習性をお持ちの皆さまのお悩みを解決できるはずです。

 

ベルマークといえば『ベル』ですからベルの写真をどうぞ![写真AC]

 

 

まずは、ベルマークは個人で商品交換できるの?

 

悲しい結論ではありますが、個人でベルマークを集めても商品交換することはできません。

 

なぜなら、そもそもベルマークは学校や公民館などの団体単位で参加する仕組みだからです。

 

ベルマークにどんな意味があるのかを知れば、なんだ個人で商品交換できるわけないよね。と納得してもらえるかと思います。

 

ベルマークって?

 

商品の包装紙やパッケージにつけられた「ベルマーク」を切り取って、学校や団体ごとに集めて財団に送れば、1点あたり1円でそれぞれの団体のベルマーク預金として口座に貯まり、貯まった貯金を利用して協力会社から自分の学校や団体の設備品や教材などを購入できます。

 

たとえば、ボール・黒板拭きクリーナー・液晶プロジェクター・楽器・パイプ椅子などといった学校で使用するものです。少子高齢化の現在の貴重な子どもたちが豊かに暮らせるお手伝いができるってことです。

 

なかには、貯まったポイントで商品と交換すると勘違いされている人が多いようですが、あくまでも預金で購入するというシステムだそうです。

 

さらに、この設備購入代金の1割が協力会社からPTAなどに戻され、ベルマーク財団に寄付されます。これが「援助資金」としてプールされ山間や離島の学校などの援助を必要とする子どもたちのために役立てられます。

 

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ベルマーク運動って?

 

朝日新聞社の創立80周年の記念事業として1960年(昭和35年)に始まりました。

 

ベルマークを集める『ベルマーク運動』とは、学校をはじめとする教育施設や公民館をはじめとする生涯学習施設教育環境整備への助成と交通などの面でハンディキャップのある山間や離島の学校や特別支援学校、院内学級や被災校、発展途上国の教育に対する援助を組み合わせて行う運動のことです。

 

マークがベルの形なのはなぜ?

 

ベルの形は、「国内外のお友達に”愛の鐘”を鳴り響かせよう!」という意味があるのですが、手作業による仕分けや集計の作業が煩雑で非効率的ということで批判も多く廃止する学校も増えているようです。

 

ベルマークを探そう

 

最近は以前より見つからなくなったと感じるベルマークですが、以前のように協賛会社と呼ばれる企業の製品パッケージなどに印刷されているものばかりでなく、現在は使用済みインクカートリッジの回収やグリーンスタンプのように「ベルマーク点数」というものに交換する仕組みのものもあるそうです。

 

食品、文房具、日用品などの家庭用品には印刷されているものが多いのですが、点数収集についてもリサイクル教育を兼ねた方法として2000年以降に協賛した保険会社、エプソン、キヤノン、ブラザー販売の使用済み純正インクカートリッジ(1個あたり5点)トナーカートリッジ(1個あたり50点)と交換できたり、2011年参加の紙容器リサイクル回収の日本テトラパックは、テトラパック製の乾かした紙パックと交換でベルマーク証明書をつけてたりしているんですって。

 

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ベルマーク運動への参加登録

 

ベルマーク運動への参加登録は、幼稚園、学校や公民館などに限られていますので、個人や企業での参加登録はできません。

 

ベルマークの協力会社

 

ベルマーク協力会社は、楽器、自転車のメーカー、事務機器メーカー、書籍取次店、スポーツ用品メーカーなどで、参加学校や団体には年2回、各社の主な取扱商品を掲載した「お買い物ガイド」が送られます。

 

以前は消耗品は購入できないという規則がありましたが、今は協力会社が扱っている商品なら何でも購入できるようになったとのこと。時代で変化していますね。

 

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ベルマークの切り方

 

ベルマークと見れば片っ端から切って集めてしまいます

 

「切り方に決まりはなく形通りに切る必要もつながっているマークを切り離す必要もない」「セロハンテープで台紙等に一枚一枚きれいに貼り付ける作業は不要」とのことです。

 

なぜなら、ベルマークの集計方法は

① 商品のパッケージに付いているベルマークをハサミで切り取る

② 会社別に点数が書かれた指定袋に入れて必要事項を(枚数・点数など)を記入する。だけだからです。

 

ちなみにベルマークを切り取っているときに「あーんもう!マークが切れちゃったじゃん」ってことありませんか?

 

そんな時にすぐ捨ててしまっていけません。じつはその切れたベルマークもちゃんと点数になりますから、捨てないで!あきらめないで!by真矢みき

 

セロテープで補強してもいいですし、ちぎれた部分も一緒に袋などに入れて保管してください。財団ではしっかりとその分の点数をつけて加算をしてくれますから。

 

点数がわからない!ってくらい点数部分が切れても、財団は該当企業の最低点数はちゃんとつけてくれます(すごい!)から安心してください。

 

ベルマークを集めて応援しましょう

 

お子様がやお孫さんが学校へ通っているなら、当然そちらの学校に届ければ、その学校の設備や教材が少しは充実したものになるでしょう。

 

学校に通う子どもや孫がいないわたしのような人なら、ベルマークを集めて、応援したい学校や近所の幼稚園に届けたり、それらの学校の回収箱が設置してあるスーパーやドラッグストアや公民館、さらには銀行などへ持っていけば、学校や生涯学習設備、さらには山間や離島、発展途上国の教育まで応援できるんです。

 

ベルマーク財団にベルマークを送って応援する方法

 

「ベルマークが貯まったのに、どこに寄贈したらいいのか分からない」という方は”ベルマーク財団”に直接送る方法もあります。

 

ベルマーク教育助成財団に送れば、そちらできちんとベルマークが有効活用できるよう調整してくれます。まずはご連絡を!

 

参照元:ベルマーク運動 - Wikipedia

 

 まとめ

 

今回は、自身がアラ還世代ということもあり、習慣的に集めてしまったいるベルマークをなんとしても何かの役に立てたい!できるものなら、個人で商品と交換したい!まで考えたわたしが、ベルマークのいろいろを調べてみました。

 

そもそも、ベルマークの意義さえ知らなかったのですが、「たかがベルマーク、されどベルマーク」で、お子さんやお孫さんがいらっしゃればその子が通っている学校が豊かになります。

 

わたしのように学校とはご縁がなくても、近所のスーパーやドラッグストア、さらには銀行まで近所の学校が設置している回収箱に入れれば、近所の学校はもとより山間や離島、発展途上国の教育にまで役に立てることがわかります。

 

これまでも使用済みのプリンターのインクカートリッジは回収箱に入れていましたが、これがベルマークと結びついていたとは驚きです。

 

さらにベルマークを点数がわからないほど切り損じても、捨てずにおけば、少なくとも最低点数はカウントしてくれることも知りました。

 

この記事を読んでいただいたみなさまも、わたし同様これまではただただ習慣でベルマークを集めていたとしたら、それは近所の子どもたちだけでなく、山間や離島、さらには発展途上国の教育まで豊かにすることができる魔法のマークだったと知り、ベルマーク集めにもより一層力が入るのでは?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです