こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。
年を重ねて増えてきた心配ごとのひとつ、それは夜中に同居人の部屋から聞こえる「いったーい」という叫び声。
叫び声の原因は、毎度彼女に起きている足や足指がつってのこむら返り。じつは夜中以外でもテレビを見ている最中、ちょっとソファーから立ち上がろうとしたときや、靴下を履こうとする時などもこの「いったーい」は起きているんです。
まあ、こちらも慣れっこなので、膝を押してふくらはぎを伸ばしたりの協力はするんですが、なかなか収まらない時はかなり痛そうだしやっぱり心配です。
とくに仕事が忙しく帰りが遅かったり、休日の出勤をするような繁忙期に多い気がします。いったいどうしたら対策できるのでしょうか?ということで、今回のテーマは『こむら返り』。
アラ還世代の皆さんの中にも、最近ちょっと『こむら返り』が増えて困っている方もいらっしゃることでしょう。参考にしていただけたら幸いです。まずは『こむら返り』とは?から始めましょう。
『こむら返り』とは?
こむら返りの「こむら」は、ふくらはぎを意味することばです。
このふくらはぎの筋肉が何らかの原因で突然けいれんを起こし、筋肉が収縮したまま硬直、元に戻りにくくなって痛みが生じるのが「こむら返り(足のつり)」です。
けいれんの持続時間は、本人にとっては永遠に感じるほど長いときも(笑)、実際は数秒間から数分程度、長くても5分ほどで収まる感じです。
血流を悪化させる糖尿病や腎機能不全の方を別とすれば、病気とはほとんど関係なく起こりうるようです。
厄介なことに年齢とともに症状が慢性化したり、重症化する可能性も無きにあらず。
『こむら返り』が起きるのは、ふくらはぎというイメージですが、時には足の裏側や側面、足の指、すねなどでも起きます。
『こむら返り』は起きる時間もバラバラで、朝方寝床でちょっと伸びをしたときにも起きるから油断できません。では、なぜこむら返りは起きるのでしょう?
こむら返りはなぜ起きる?
自律神経のうち、緊張している時などに働く交換神経が優位だと、筋肉が収縮しやすくなるため起きます。
交感神経の優位を誘発する可能性があるのが、ストレスや睡眠不足、睡眠前の食事、過度なアルコール、たばこなどといわれています。
また、筋肉には過度な収縮を抑える組織があります。が、血流が悪くなるとこの働きが悪化するそうです。
脱水状態になって電解質のバランスが崩れることも、収縮のバランスが崩れる原因になるとか。
お仕事をされている方に多いのが、体の冷えや座り仕事による血行不良のための筋肉の緊張によるこむら返り。
加齢による筋力の衰えや特に女性の場合は、閉経による女性ホルモンの減少に伴い筋力も低下します。
誰もが、年齢を重ねるにつれ筋肉量が減り、そこに血行不良や冷え、脱水傾向など、さまざまな要因が加わり、結果として足のつりがおこりやすくなるそうです。
足がつった場合の対処法
1. まずは体の力を抜き、つっぱった足の筋肉の緊張を和らげます。
2. そのうえで、つった箇所の筋肉をゆっくり伸ばすことで痛みが少しずつ解消します。
3. 症状が治まったら、ゆっくりマッサージしておきましょう。
夜中になぜ「こむら返り」は起きる?
寝ている間に体が冷えやすくなったり、横になることで、ふくらはぎが立っている通常時とは異なる状態になるため、さらに足のつりが起こりやすくなるそうです。
最近は誰もが夢中の「ウォーキング」ですが、ジョギングやゴルフと同様に汗をかく運動ということで水分やエネルギーが不足します。
よく歩いた日は入浴時にふくらはぎをマッサージしたりして筋肉の緊張を緩め、水分をよくとってからベッドに入るようにすることで、夜中の「こむら返り」の頻度は減らせるとのこと。
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「こむら返り」の対策方法
新聞記事お悩み相談コーナーで見つけた『自律神経を整え脱水を防ぐ』というこむら返りの対策方法。
これがかなり効果あり!で今やすっかり「いったーい」の声は聞こえなくなって一安心です。
その方法とは、ずばり「交感神経が優位になる原因を控えて、自律神経のバランスを整える」でした。
交感神経が優位になる原因
・ストレス
・睡眠不足
・睡眠前の食事
・過度なアルコール
・たばこ
このうちで、同居人が当てはまったのはストレスと睡眠不足。なぜなら、ちょうどその頃は仕事が繁忙期で残業も多く、ストレスでなかなか入眠できず睡眠不足だったようです。
ところが、繁忙期が過ぎれば知らぬ間に「こむら返り」は起きなくなっていたんです。
ですから「こむら返り」の対策としては、やはり「交感神経が優位になる原因を控えて、自律神経のバランスを整える」でした。
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ただ、若い世代に多い激しい運動などによる筋肉疲労のための「こむら返り」は、またちがった対策も必要になるようです。
万人に起きる「こむら返り」の原因は?
・水分代謝の機能の低下によるむくみ
・お酒やコーヒーのとりすぎによる脱水
・偏食による栄養不足(カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミンEなど)
・動脈硬化による血行不良
・冷えや病気による神経障害
・薬の副作用
・睡眠不足
・妊娠後期(骨盤の緩みによる)
・水泳などで冷たい水に長く浸かったときなど
万人に起きる「こむら返り」の対策は?
・適度な運動をする際は前後にストレッチをしましょう
・運動前にスポーツドリンクなどで、神経伝達に必要な電解質(イオン)を補給しましょう
・日頃から睡眠やストレッチなどで疲労回復&筋肉の緊張を解くことをしましょう
・体の冷え対策を徹底。入浴や服装、食生活などで冷えをできるだけ改善をおこないましょう。
・水分をこまめに補給しましょう。とくにお酒を飲む時は水も一緒に飲んで脱水症状を防ぎましょう
・ミネラル不足にならないように、バランスの良い食事を心がけましょう
・足指の神経が圧迫されがちなハイヒールをよく履く人は、入浴後などに足指ストレッチを行いましょう
・普段から運動している人もいない人も、1日の終りにふくらはぎのマッサージなどを行いましょう
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もちろん、すでに血流を悪化させる糖尿病や腎機能不全などの方は、内科系疾患の治療も必要ですよね。
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まとめ
同居人の仕事の繁忙期に起きた多発する「こむら返り」をどうにか減らしたい!と思い対策方法などを調べた結果、じつはアラ還世代の方に多い症状だとか。
そこで、今回はせっかく調べた内容なので、「こむら返り」とは?から「夜中のこむら返りの原因や対策」さらに若者も含めた万人に起きる「こむら返り」の原因や対策までを記事にしています。
同居人の場合は、仕事の繁忙期を乗り越えてからは全くというほど「こむら返り」は起きていません。
けっきょくは過度のストレスや忙しさにかまけて食事が疎かになったり、「お茶を飲む暇もない」なんて言いながら満杯のお茶が入ったマイボトルを持ち帰ったりしてはいけなかったのでしょう。
いつ何時でも、食事をおいしくいただき、水分補給を忘れない!ことが「こむら返り」予防にとって大事な気がします。
その点、引きこもりの私はノンストレスで食事もおいしくいただき腹囲100cm、水分補給も暇さえあればコーヒーやらコーラやらで、全く「こむら返り」が起きません(笑)
ってことで、今回はこのへんでおしまい。
最後までお読みいただきありがとうございます。では、またです。